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蹴りたい背中 : 綿矢りさ

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言わずとしれたベストセラー。清々しい。



・さびしさは鳴る。

・女性ファッション誌を授業中に一人で開くことのできる男子に比べたら、
 私のプリント千切りなんか無難すぎる

・ちょっと死相出てた。ちょっと死相出てた。

・どうしてそんなに薄まりたがるんだろう。同じ溶液に浸かってぐったり安心して、
 他人と飽和することは、そんなに心地よいもんなんだろうか。

・ここは完全なる独り用のお部屋だ。空気が部屋の持ち主一人分しかなくて息苦しい。

・ファン、さらりとした言葉。

・ごめんね、こんなことさせて。
 まるで悪意のない言い方、なのに。恥ずかしい、の弾がぶちこまれた。

・老いは染み込まない

・洗濯物のなる木 = 物干し

・幼い人、上手に幼い人

・学校にいる間は、頭の中でずっと一人でしゃべっているから、
 外の世界が遠いんだ。

・高校生にもなって三角座りをさせられるなんて。

・彼の丸まった背中、きっと靴跡が似合う。

・話のねたのために毎日を生きているみたいだった。

・自分が消えてしまいそうになるくらい、オリチャンを見つめている。

・十分休憩が一番の苦痛で、喧騒の教室の中、肺の半分くらいしか空気を吸い込めない、
 肩から固まっていくような圧迫感。





おそらく自分は著者の共感できる比喩が一番好きなんだと思う。
あぁ、この気持ち、懐かしい、みたいな。


自分も上手に幼い人、幼い大人になれるのだろうか。なっているのだろうか。
今はきっと下手な大人で子どもでもあるんだろうな。
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Hiro

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読んだ本の記録。忘れたくない言葉。

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