スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ハイドラ : 金原ひとみ

51c-anayFOL__SL500_AA300_.jpg


女性の恋愛心理小説。



・背後への嫌悪感を吹っ切るようにドアを開けた

・どんなセックスだったかも思い出せない、ということは可も不可もない、
 セックス以上でも以下でもない、ただの、本当の普通のセックスだったんだろう。

・手を伸ばさない淡白なベッドタイムでも、それでも私はその時間の特別性にすがって生きている。

・私の中の反発心は発散されることもなく行き場もなく、静かにくすんでいった。

・そこに必ず絶対的に存在していなければ、私が壊れてしまうもの。
 そういうものが、そういうものではなくなった。

・でも、絶対に小島蘭だけは嫌だ。絶対嫌だ。絶対に嫌だ。

・松木さんの部屋にいると、時間がゆっくり過ぎていく。

・見下ろされてもいいから、少しでも近くにいたかった。

・いつも何かに引き寄せられて、いつも何かに動かされて、いつも何かに頼っている。


感想書くのが難しい本。
著者の本は江國さんの本より、現実感を感じる。現実に起きているのだろう、ってなんとなく思える。


主人公の女性は、食べ物を噛んでは吐き出すことをやめられず、
決して充実したとはいえない恋人との生活をおくっている。

こんな女性、どこかにいるんだろう、って思う。

「依存」という言葉が似合う小説。恋も、生き方も。
スポンサーサイト

Pagination

Trackback

Trackback URL

http://forbookbloghiro.blog.fc2.com/tb.php/48-baf32118

Comment

Post Your Comment

コメント:登録フォーム
公開設定

Utility

Profile

Hiro

Author:Hiro
読んだ本の記録。忘れたくない言葉。

Category

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。