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真昼なのに昏い(くらい)部屋 : 江國香織

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読んでよかった。心からそう思える本。




・植物はその家の人々の心を和ませるだけじゃなく、道行く人の目もたのしませなければならないもの

・毎日の水やりはたしかに手間ですが、だからこそ生活に秩序が生まれます。

・動作や性急さが、彼にある種の活気というか、未熟な魅力を与えているかのよう

・時代遅れの自由人生活。

・色彩が鮮やかに潤み、酸素も植物の生気も濃く、人々の表情の素朴なそういった国々

・日本語で、奥さんのことを家内って言ったりするの、ご存知でしょう?

・ほんとうに、この家はいつ来ても生活のにおいがするのです。
 カレーとか、ジャムとか、床磨き剤とか。

・自分の住んでいる小さな街のなかに、確かに「遠く」があること

・植物は、だれのものでもない。

・そのつめたさが美弥子さんの生命の清潔さであるよう

・利恵子さんは、結婚の神聖さを信じています。

・きちんと向かい合おうとすれば、ときには衝突も避けられない

・家はよそよそしいままでした。家に、嫌われた?

・ほら、やっぱり私は世界の外にでてしまった

・水みたいに新鮮で、おそろしいほど直接的で、心臓にまで流れ込むようなそれだった

・自分の周りに確固たる世界があると思い込むのは錯覚

・自分たちの身体が、迷子になった三歳児のようにおろおろしているとしたら

・冬仕度





子どもを持たないが幸せな美弥子さんと夫のひろちゃん。
そして、美弥子さんにひどく惹かれる外国人のジョーンズさん。


この本の進み方が美しい。 
「現代版童話」みたいな印象。第3者からの丁寧な語りが入るからかな。
すごく新しい、と思った。
まるで人形劇を見ているような気分になった。


美弥子さんの清らかさは異常だと思う。ジョーンズさんも。
ひろちゃん、が唯一この世界の中で人間らしかった。

表紙の装丁も素敵。
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Hiro

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読んだ本の記録。忘れたくない言葉。

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