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独語 ――癩文学といふこと―― (北条 民雄)

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癩といふものは、性病とか、胃病とか、睾丸炎とか、まあそんなものと同じやうに、単に一つの病気の種類なのだ。そりや癩はたしかに他の病気と較べれば物凄いところがあるが、しかしそれは比較した上の五十歩と百歩との相違に過ぎない。もし癩者の書いたものが癩文学なら、結核者の書いたものは肺文学、胃病者の書いたものは胃文学といふことになつてしまふではないか。もしさうだとすると、ドストエフスキーはてんかん文学、夏目漱石は胃文学、ストリンドベリーは発狂文学――。やれやれ

横光利一氏は括弧といふものは作家の心理の一番よく出るところだと




今後は文中の括弧の中を注目して読んでみたいと思いました。
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Hiro

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