スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

断想 (北条 民雄)

dansou.jpg




無精に人間が恋しくなる

絶望に陥ち込むことが出来たらなあ、その時こそ、俺は自殺が出来るのだ。

人間は生きてゐる限りこの希望といふ生物を背負ふべき宿命をもつてゐるのだ。

自殺を覚悟するとみな一種の狂人か、放心状態に陥る。これが僕には不快なんだ。ただただ不快なんだ。さういふ状態になつて自殺するのは決して自殺とは言へないんだ。それは殺されたのだ。病気に、運命に






療養所に行くと、いわゆる普通と呼ばれる人たちに会うことがとても限られてくるからこその

「無精に人間が恋しくなる」

に心を打たれたのでありました。


なんで人間ってイヤなことは忘れようとしてしまうんでしょうね。
忘れなければ生きていけないからなんでしょうか。

スポンサーサイト

Pagination

Trackback

Trackback URL

http://forbookbloghiro.blog.fc2.com/tb.php/314-66490659

Comment

Post Your Comment

コメント:登録フォーム
公開設定

Utility

Profile

Hiro

Author:Hiro
読んだ本の記録。忘れたくない言葉。

Category

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。