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文化村を襲つた子ども (槙本 楠郎)

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二人とも大人のやうにタバコでも吹かして見たいやうな気持でした。

町全体がパツとオレンヂ色の秋陽を浴びて浮び上つたやうに輝いてゐるのです。

みんな「文化村」といふお金持ばかりの村を早く見たくて堪らないのです。そこにはどんな子供が居り、またどんな木や草や花や果がなつてゐることだらう? ひよつとすると動物園や公園なんかもあるかも知れない

空には赤い靴のやうな雲が飛んでゐました。

それに、あの村はとてもキレイなんだぞ。とてもキレイなんだから!

「なんだ意気地なし! 弱虫はブルジヨアだぞツ!」

秋の陽はキンキラと照つてゐます。






貧乏な子どもたちが文化村と呼ばれるお金持ちが集まる村を見に行く物語。
自分の見たことがないものを見にいくときの気持ちのキラキラ感、忘れたくないものだなぁ、と思いました。
そういう気持ちってやっぱり子どもの頃が一番大きいような気がしないでもないのですが、
大人となった今でも、新しいものを追いかけるときの純な気持ちを大切にしたいと思うのでした。

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Hiro

Author:Hiro
読んだ本の記録。忘れたくない言葉。

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