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姑と嫁に就て(再び) (与謝野 晶子)

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私は問ひたい、女に對する公平な批判と云ふものが日本の何處にあるのですか。私は今の場合、男を批難することは七分、女を批難することは三分の割合でせねば公平を得られないと思つて居ますが、かう云ふ意見を誰に同意して頂くことが出來るでせうか。姑と云ふものは女でありながら男の横暴を其同性の若い人間に加へる者です。さうして今日では第一に教育者が其姑の味方です。

太抵は嫁の方で生きた死骸になつて諦めてしまひます

男子自身のために作った道徳習慣が勢力を張つて居る不完全な社會状態

在來の道徳習慣を以て嫁に迫る姑は鋭利な刄物にも優る怖ろしい武器を以て嫁の個性を虐殺しようとする人です。

老婦人達が無智なために人間としての自己の自由を男子に蹂躙されて悲痛を感じないのは致方がないとしても

老婦人の無智は概して若い女の無智よりも甚しいと思ひます。





一番上の文章、「私は今の場合、男を批難することは七分、女を批難することは三分の割合でせねば公平を得られないと思つて居ます」というところ。
2014年現在でも十分通用すると思いました。

男がなぜか(本当になぜと思うが)優遇されがちな世の中は、なんとなくげんなりしてしまいますね。
いい加減新しい世界が見たいものです。


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Hiro

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