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性なる人びと : 家田荘子

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見開き1ページのそれぞれの性事情レポート。



・高齢者のための高齢者によるストリップだって夢じゃないかも。

・ストリップ劇場で、お客さんを上から眺めていて、ひとつの大きな特徴を発見した。
 ダンサーが、衣装を着て踊っているうちは、みんなからだを正面に向けたまま、
 少しも変化がない。横目で見ながら、誰もがすましているのだ。
 ところが、ダンサーが衣装を脱いで、回転するステージの上で開帳を始めたとたん、
 みんな一斉に、首を突き出し、顔を丸々そっちに向けて、一転を一心に見続けるのだ。
 穴が開くほど真剣に、瞬きさえ惜しむかのように視線集中をしている。

・バンコクのソープでは、マジックミラーがあり、そこからメークや編み物をする女の
 子たちを見ることができる。誰が選ばれるか、妙な競争心が生まれたのをよく覚えて
 いる。こうやって、露骨に競わせるから、女はますます美しくなろうとするのだ。
 風俗で働く女の子たちの多くが入店後、どんどんかわいくなっていく理由が、改めて
 分かった

・多くのラブホテルでは3人1組で、3分から7分でルームメーキングをやり終えると
 いう。一人が浴室、一人がベッド、もう一人が洗面所や雑用をやりながら、シーツ替
 えのときのベッドメーキングを手伝う。余分な歩きを一歩もせず、あっという間に
 直後の部屋でなく「使用前の部屋」然に変えてしまう。

・でも大体、「出会い系」をやっている中から、お遊びでなく、本気の相手を
 見つけること自体、至難の業なのだ。


・やっぱり探偵依頼の80%は依然夫の浮気関係の調査とか。
 ネクタイを結ぶときに、紙切れを入れておき、ネクタイを取ったとき、落ちる仕掛け
 にするというのは有名な浮気発見法だが、他にも、シャワーなど体を濡らすと、
 ダンナの体にこっそりつけておいた液部分の色が変わる3万円のスプレーや、
 下着に精液がつくと、色の変わるスプレーなど、新兵器もある。
 
・妻があやしいと感じたら、夫は、99%浮気をしていると、美人ベテラン探偵は言う

・合コンをしたがるわけ
 あの(誰にしようかしら)、(誰が選んでくれるかしら)とあれこれ考える、緊張の時間
 がたまらない。だからマッチングしなくっても、懲りずにみんな、期待して合コンを
 繰り返す。

有名人のクスリ報道が多いけど、逮捕された子供や人の家族を責めることよりも、これを機に、より「ダメ、ゼッタイ」の啓蒙活動にマスコミが参加することが大切ではないのだろうか。

・アブノーマル系の人は、趣味嗜好がうるさい上に、美的意識も高いので、なかなか
 カップルが成立しない。

・どうせこの人もノーマルと思うと、なんか最近は、恋する元気もなくなっちゃって。
 明るくSMできる世の中になったらいいのにね

ノーマルってなんでもないことのようだけど、やっぱりすごいことなのだ

・本当に魅力のある人というのは、少人数グループに存在すると、私は思っている。
 彼らは何が楽しいか、自分はどうしたいのか、そして今、自分はどういう地点に
 いて、何をしているのかをよく知った上で、ムリをせず、素直に生きている。

私が作家になって以来アピールし続けている
 「自分のものさしを人に当てはめてはいけない」






著者がラブホテルの清掃を体験した話が特に面白かったです。
テキパキと忙しいんだなぁ、と笑


この本に出てくるのは援助交際をする学生やドラッグに手を出す人など
社会からはみ出した存在の人たち。いわば一般世間から嫌われている存在。

でも、著者が最後に言っていた「自分のものさしを人に当てはめてはいけない」ということを考えると、
一概に否定できないな、と思いました。いや、むしろ否定するほうがおかしいのかも、と思うようになりました。



普段では聞けないことを間接的に聞くことができるのが家田さんの本の魅力。
もっと読みたいものです。

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Hiro

Author:Hiro
読んだ本の記録。忘れたくない言葉。

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