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憧れのまほうつかい : さくらももこ

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17歳の冬、一冊の絵本に恋をした。その作者はエロール・ル・カイン。





・ピカソが活躍していた頃、ピカソのうわさを聞いた若い画家たちが競ってピカソに
 会いにいったものの、ドカンと圧倒されて立ち直れなくなり次々と筆を折るものが
 続出した


・エロール・ル・カイン、がんのため死去。
 私の憧れの世界を描く魔法使いはもういない。

・さすがお茶の時間を大切にしている国

彼が生きて地球にいる間にしか彼の作品はこの世に残せないのに、彼自身も
 きっと心の片隅でそれを感じていたから命のある限り描き続けていたのだろう


・私が憧れていたまほうつかいは、ピュアで明るくほがらかでシャイで、
 みんなから愛されていてがんばり屋だったのだ。

・「ライカ」ときいただけで「えっ」と高鳴るこの心。

・いわさきちひろに夢中になっていたころ。
 高校に合格して、入学前にお母さんが「新しいかばんを買ってあげるから」というん
 で、「かばんはいらないからそのかわりにいわさきちひろの作品集を買ってほしい」
 と言った。ちひろの作品集のためなら、カバンなんて中学のやつで十分だと思った。

・短大2年のとき、デパートの催事場で18万円の絵を買った。
 20歳になる記念に買うことにしようと思った。





この本は、彼女の憧れであるル・カインの地を訪ねているエッセイ。


さくらさんって紛れもなく天才だなぁと思った。
絵を買う思い切りの良さだったり、覚悟みたいなものがこの本から読み取れて、
そういう大胆さがあったから成功されているんじゃないかと思ったり。

それでいて、日常さをまったく失わない、というか、ごく普通の日常を面白おかしく描ける唯一無為な人だと感じた。
俵万智さんの日常感とはまた違った良さ。


ぼくは絵には大して詳しくないのだけれど、本の中にはル・カインと著者の挿絵がいっぱいあって、
いかに著者がル・カインのことが大好きかが伝わってきたし、自分もル・カインについて興味を持つことができた。
感謝。


彼女らしさがいっぱい。
読んでてほんとに気持ちよかった。

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Hiro

Author:Hiro
読んだ本の記録。忘れたくない言葉。

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