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生きる美学 : 田中宥久子

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美の世界で生き抜いた著者の生き方。


・美しさに実年齢はまったく関係ない。その人の気持ちや生き方が美をつくる。
 これは、あらゆる美の仕事を通して感じたこと

・職業柄、肌を見ただけで、その人の内面や生活が手にとるようにわかります。
 触ればもっと明確に心が見えてきます。心と顔は同じもの。常々そう感じる。

・「オーラ」
 その人の放つ輝きのこと。人生をまじめに真剣に生きている人は、やはり外に
 現れる張りや輝きが違う。

・自分のやりたいことを見つけた人は人生に納得する。失敗すらも納得になります。
 そうすると先に進むことができる

・マナーを心得ていて、しぐさや立ち振る舞いが優雅な人と出会うと「なんて
 素敵!」と、得した気分になる。そういう人はそばにいるだけでこちらも心地よく、
 「よい空間を作り出す美しさ」をもっている人だと思う

・男としての魅力とか、女としての魅力なんて小さな枠

・住む場所の汚さは必ず顔や外見に出る

・読書は間違いなく、人としての幅を広げてくれる

・手で書くと、体が文字や言葉を覚えていきます

・頭はスキンヘッド、顔は素顔、体ならヌード。素の体はとにかく美しい。

・肉付きばかりにとらわれ、骨への意識はなぜか低い方が多い
 骨は体の美しいラインをつくるうえで、重要なポイント

・地球には重力がある。そのため、時間の経過とともに水分が下がり、むくんでしまう
 のが脚の悲しい宿命。むくみをとるには、体を温めて冷やさないこと。

・祖母からよく「下着には気をつけなさい」と言われていました。
 おしゃれな下着を身に着けなさいということではなく、体の線を崩さないきちんとし
 た下着を着けなさいという意味と、下着であっても季節感を大切にしなさいという意
 味がこめられています。

・骨のゆがみを招かないように、普段から十分姿勢や脚の組み方に気をつけ、定期的に
 整体を受けている私でさえ、半年もすれば骨がずれてきます。
 骨格のゆがみは、しなやかな筋肉を奪い、体内の血液やリンパ液の循環を滞らせて
 皮膚から張りを奪い、歩き方や笑顔から美しさを奪う。

・帽子のかぶり方は、祖母に教わりました。祖母が口をすっぱくして言い続けたのは、
 ブリム(つばの部分)のラインの位置をどこにもってくるかです。
 「ブリムの縁の部分が描くラインは、上まぶたの5ミリ上に合わせるか、上まぶた
  にギリギリにあわせるか、どちらかにしなさい。目とブリムのラインの間が開い
  てしまうと間の抜けた感じになるから・・・」
 
・ブリムが下方向に向いている「クロッシュ」
 ブリムの縁がカーブしている麦わら帽子のようなタイプ
 ひさし型の長いブリムがついた「キャップ」
 現在愛用している「ハット」
 どんな帽子をかぶるにしても、縁のラインと目との距離に関して気をつければ、
 誰でも帽子は似合う。

・美しい姿勢を崩さずに歩き続けるには6センチのヒールが最適といわれる

・ブランドものを身に着けるときは服とバッグと靴をひとつのブランドで統一する
 ようにしている。歴史あるブランドには、やはりそのブランドならではの個性がある。
 違うブランド同士を組み合わせると、どうしても雰囲気がまとまらない

・宝石をつける際は肌の色を考えてつけることも大切。たとえば赤みのある手に
 ダイヤは似合わない。ダイヤは白い手ほど美しさが際立つ。

・宝石はパワーをもっている。本物で、しかも上質のものほど強いパワーがあるので、
 そのパワーに負けない自分を創らなければ身に着けるのは大変。

・若いうちから、必ずしも本物をもつ必要はないというのが私の考え方。

・黒を完璧に着こなすには、体型、肌の透明感、姿勢、生き方すべてがパーフェクト
 であることが必要条件になってきます。

・「私たちはひとつの駒なのよ」といい続けた
 この社会で仕事をする、ということは駒であること
 「自分は駒なんかじゃない」という気持ちでいれば、「私ひとりががんばっている」
 という驕りや、「誰も何もしてくれない」といった傲慢な気持ちを抱くことに
 つながりかねません。

・プロとしてやるなら期待されているもの以上の成果を出すこと、アレンジや
 プラスアルファをすることは当たり前のこと。

・本物がわかる感性をもっていないと、いいものは創れませんし、いいものを
 創るにはどれだけ多くの情報や知識をもっているかが問われます。

・人を美しくする仕事はどれもが社会学です。だから私はニュースが大好き。
 それも余計な演出のないNHKのニュース。事実だけの簡潔な情報がいい

・家事は自分にとって、ヘアメイクの仕事同様、仕事という位置づけだったから、
 めんどくさいなど考えたことがない

・ごまかしのない本当の美しさが手に入ると、どんな人も素直になれる。

・残業が多いのに手当てが出ないことを不満に思って、それでストレスをためてしまう
 ような生き方はつまらない。

・私は物をとても大切にします。いい加減には買いません。
 「一生大事にできるかどうか」を考え、できないと思ったら買わない。
 買わないというより、買えない。「まあ、いいか」で買ってしまうのは、
 物がかわいそう。

・ナイトウェアはシルク一筋。本を読みながら姿勢を変えたり、寝返りをうつときも
 布団と体の間に隙間が生まれず、快適に体を動かせるというのが理由。

・心根が下品な人は好きじゃない。相手の持ち物を値踏みして心の中でランクを
 付けたり、見掛けで差別して態度を変えるような人はいや

・貧乏は恥じゃない

・私は基本的に、自分とはまったく価値観の異なる人とはつきあわないようにしている
 その代わり、つきあわないという選択をするからには、「これが私の価値観」と
 言える確固したものが築かれていることが条件

・私は、時間をかけて人を育てました。今日できなかったことが、明日すぐにできる
 ようになるということはないから。段階を経ながら、助けていくことが人を育てる
 とき大切だと思う

・できちゃった婚という言葉を軽々しく口にする風潮は好きじゃない
 「お前ができたから仕方なく結婚した」というニュアンスは、子どもを傷つける。

・「一言言えば、二言損する」。だから言った以上のことをやれば、みんなが理解する

・日ごろ、十分に子どもたちとの時間がとれない分、お弁当は大切な親子のコミュニケ
 ーションだと考えていました。

・介護と一口に言うけれど、その壮絶さは体験したものでなければきっと実感できない。

・悩みをストレスにしてしまうのは、自ら解決しようとしないから。自分で解決も解消
 もできるのに、相手に言う、相手と話し合う勇気がないため、誰かや何かのせいに
 してストレスをつくっているだけのこと。ストレスは自分の勇気のなさ、自分の弱さ
 の証。ストレスがあるのは、本当は格好悪いこと。




著者の造顔マッサージに出会ったのはもう何年前だろうか。
ぼくは自分の顔にコンプレックスがとてもあるので、「必死に」と言ったらおかしいけど、
今でもコツコツ続けている。
たしかに効果が実感できるから。



特に印象に残ったのが、骨の話とお弁当の話。

体を造る美の仕事をする人でも、骨のズレを直すために整骨院に半年に一度必ず通う、というのを知り、
全く整骨院にも行かない猫背の自分を恥じた。行こうと思う。気から姿勢を正そうと思う。



「お弁当は母と子のコミュニケーション」。
ぼくが子どものころ、母はたしかに冷凍食品も使うけど、ちゃんと毎日お弁当を作ってくれていた。
デザートも入れてくれるし、大好きな焼きそばも入れてくれた。
ぼくは、嫌いなものはいつも残していた。母の気持ちも考えずに。

この本を読んで母にとても申し訳なくなった。
子どものころにそのことに気付いてあげられていたらなぁと後悔したから。
そのためか最近はご飯をつくってくれたら、きちんと「ありがとう」とか「お疲れ様」とか、「コレ美味しい」とか
意識して言うようになった。これからは意識せず言えるようになれたらなぁと思う。




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Hiro

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読んだ本の記録。忘れたくない言葉。

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