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20代でお店をはじめました。―女性オーナー15人ができるまで : 田川 ミユ

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女性オーナーたちの思いとお店ができるまでのいきさつ、素敵なインタビュー。



・村上さんがお店をやっていく上で最も力を入れているのは、
 「面白いものを探してくること」。

・「文具って、誰もが一度は通ってきたものなんですよね。
  どんな人にも共通している唯一のものかもしれません。」

・無理に自分の型にはめようとせず、違いを認めてそれを面白がることができる
 藤永さんの感性が、仕事をスムーズにし、お店のやわらかい空気を形作る。

・子どもって意外とパステルカラーよりハッキリした原色が好き

・どんな商売も、2月と8月は集客が落ちる。いわゆるニパッチ

・開店から1ヶ月は、夢と希望と勢いで乗り切れる。
 2-3ヶ月にさしかかって、現実的な経営の厳しさに直面する。ヨシダさんはこの現象を、
 オーナー病と命名。

・どこへ行ってもどんな仕事をしていても、基本は「古着屋のヨシダ」だと思っている。
 自分の本業はこれです、といえるものがあるのが嬉しいし、誇らしい。

・お店は急に混み合う日もあれば、誰も来ない日もあった。
 人間と同じで、お店にもバイオリズムってものがあるらしい。
 そこで編み出したのが「暇を楽しむ」技術。

・お店が暇でも、やることはいろいろあるし、それが形になればちょっと
 先へ進んだ気持ちになれる。

・お店だって作品だ。

・水滴、岩をも穿つ!

・でも、いつも「自分のお店が一番」と思っていたい。

・流行や雰囲気に流されて始めるのは、本気でカフェがやりたいと思っている人に失礼。
 そういう仕事は、おいしいお茶を出して人に飲んでもらうことが心から好き、
 という人がやるものだと思います。

・休日には、毎週不動産屋を回った。あまりにもしょっちゅう来るので、しまいには
 不動産屋のドアを開けた瞬間に「ないよ」と言われるまでになった。

・一方的に育てるんじゃない、スタッフと共に自分も成長していかなきゃいけないんだ

・ケーキ屋はどうしても夏が弱い。さっぱりしたゼリーやアイスを多めに出す。

・洋服は着てくれる人がいて初めて成立するもの。ハンガーにかかったままでは、未完成。

・毎日が自由なようで、先の見えないトンネルの中にいるような生活。

・「マクロビオティック」 人間の精神や感覚の大部分が食べ物によって決まるという目

・店は人なり。




全15人それぞれのお店のプロフィール、そして開店に至るまでのプロセス、
開業資金まで公開されているのが興味深い。

はじまりのやり方こそ違えど、皆それぞれ自分の大好きなものを理解しているので、
本当にやりがいのある仕事をしているのだと感じた。


今まで自分はお店を持とうなんて思ったことがなかったので、いい刺激になった。
確かに、自分の好きなものを創り上げる工程は、会社勤めよりも
物件探しから始めるお店作りのほうが深いのかもしれない。それでこそ愛着がわき、
人生の一部になるのだろう。



まさに店は人なり。
各々の色合いがお店を彩る。
果たして自分は今現在、自分の色を出し切れているんだろうか。




いろいろと励まされる部分もある良書。
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ほんとうの私を求めて : 遠藤周作

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自分を探す教科書。



・我々の心の奥の奥にはいろいろな記憶が混沌としてひそんでいるそうだが、
 そのひとつに母の子宮のなかにいた記憶があるのだそう

・夢は無意識のなかで平生おさえつけているものや欲望のあらわれ

・人間は、誰でも、他人に知られれば死んだほうがましだと思うような暗い秘密
 をもっている

・人間誰でもそうした立場にあわせて自分の顔をつくるものです。

・お面になれきってしまうほうが、生き方が楽だから

・母であったり妻であったり学生であったりするお面をつけているあなたは
 本当のあなたではないのか。問題はそこにある。
 答えはイエス。お面をつけたあなたはニセのあなたではなく、やっぱり本当のあなた。
 だがそれはあなただが、あなたの一部にすぎない。決してあなたの全部ではない。

・人の知らぬあなたの影の面。そこにはなんとなく罪のにおいがするときがある。

・なぜイヤか。世間のモラルとその思い出とかが矛盾するから。

・日本の主婦の大半はあなたのお母さんと同じように、子供が生まれると、
 自分のなかにある女、妻、母の三要素のなかから母の音を第一にかなでようとします。
 そしてその次に妻の音をわずかに鳴らし、女の音はまるでそれが出してはならぬもの
 のように抑えようとする。
 男のほうは結婚して、子供の父親となっても、父であるという意識が彼の心の第一の
 場所をしめません。日本の大半の男は、自分が男だという気持ちを生涯捨てさること
 ができない。


・日本の主婦 1位 母 2位 妻 3位 女
 日本の亭主 1位 男 2位 父 3位 夫

・パパと亭主を呼ぶのは日本の妻の無言の欲求。あるいは無意識。日本の妻だけの特徴
 である。外国では妻は決して亭主のことをパパなんて呼ばない。
 外国の女房は、日本の主婦と違って結婚生活のなかで母子関係より夫婦関係のほうを
 大事に考えているからだろう。 

・仏教の唯識論(ゆいしきろん)で、人間の心の深層ーつまり心のなかにいろいろなものがたまっている無意識のことをアラヤ識と
 よんでいる。アラヤというのは溜まっている場所という意味。
 ヒマラヤとはヒマ(雪)の溜まっている場所(アラヤ)という意味。

・我々には仲間の誰か一人を適視することで他の者の結束を再確認しようという気持ち
 がある。

・「してはならぬこと」「みせてはならぬこと」だと考えているあなたの部分は実はあ
 なたの潜在的な欲望であることが多い

・生活と人生はちがう。生活でものを言うのは社会に協調するための顔です。また社会
 的な道徳。人生ではこのマスクが抑え付けたものが中心になる。

・楽しいグループに入ることで夫以外の複数の男性と友人として交際することはこれか
 らの既婚女性には絶対によいこと。結婚生活のどうにもならぬ単調さを救う。

・誰が考えたって性欲それ自体は決して悪いものではない。
 それを彼がどういう形で発散したかの手段と結果が問題になるだけ

・人生や人間は2分法で割り切れず、その中間か、もしくは対立した2つのものを併合
 している状態だってある。人生ではできるだけ2分法の考えを捨てて、3分法の考え
 を採用すべき

・社会の共同生活に順応すればするほど、自分の個性を失う。自分の特色、自分の個性といったものは多くの場合、抑えつけた感情や欲望のなかにある

・社会や世間に順応して満足している男の顔を想像してみてください。それは無難で安
 全な生き方かもしれませんが、個性ある生気にみちた何かが欠けています。
 一方、世間体や世の常識を無視して自分の感情のままに生きる人は他人を傷つけ、社 
 会的非難をうけますが、やはり、その人だと思わざるをえない。

・自分が抑えこんでいる感情ー性欲、レズ的感情、嫉妬、恨みーそれをひたすらに悪い
 ものだと思っていないか。それをやめよう。

・抑圧したものに適当な捌け口を与えること。賢い生き方のひとつ。

・仏教では前生での我々の行いが業となって今生での「生まれ方」「生き方」に深い影
 響を与える

・自信のないとき、女は美しくなくなる。

・我々は自信を自分のアラヤ識に吹き込めばよい。
 たとえば毎朝、鏡をみて、「美しくなる。美しくなる。」と心で言う。
 日常でアラヤ識、無意識の活用を知っている者と知らぬ者とでは、そこで人生が分か
 れるかもしれない。

・信頼できる医師とあまり好感のもてぬ医師とでは同じ治療をしても治癒率のちがうこ
 とはよく知られている事実。病気というのは、たんに肉体だけにかかわるものではな
 くて、心にも関係している。

・女の最大の技巧はうそをつくことであり、女の最大の関心ごとは見せかけと美しさ

・女は混沌の中に生き、男はその混沌に耐えられず、なんとか形をつけよう、形を与えようとするのが、男女の基本的な関係

・男は頭と口だけで嘘をつくが、女は全身で嘘をつく

・殺し文句で一番効果があるのは、彼女に人生を感じさせるような台詞

・女性は男性とちがい常に生活よりも人生を大切にするよう。
 男が関心のあるのは人生よりも運命

・純潔の美、を生かそうとするよりは、女の美、を作り出そうとする傾向

・まア、聞いてください。

・カトリックの洗礼式のときには、洗礼をうける者は一生、父代わりになってくれる人
 をきめねばならぬ。これを代父と呼ぶ。

・東京という万事がフラストレーションを起こす都会

・一流の芸術家が世に出るには、ほかの多くの芸術家が、その足元で滅んでいる

・日本の兵隊は息を引き取るときに「天皇陛下万歳」と言う代わりに「お母さん」とい
 って死んでいった。宗教のない日本人の心に母は人生観や人間観のうえで大きな影響
 を与えている

・娘たちは愛を生かすために看護の勉強をした。

・現実世界では挫折しても人生の次元では収穫があるということは救い

・文章に芯がある。コクがある。

・米一粒も眼の色を変えてほしがった戦争中のことを思い出し

・豪奢な紙を使った会社のパンフレットや別荘、車などの案内

・外国のデパートで買い物をしても日本のそれのように立派な包装紙で包み、しかも
 手提げの紙袋までくれるようなことはほとんどない。外国の本屋で本を買った人は日
 本のそれのように文庫本にまで紙カバーをつけてくれることはまったくないことを知
 っているだろう。

・鼻紙だってそう。向こうの連中はハンカチで鼻をかむ。紙を無駄にしないため。
 ケッペキな日本人はハンカチで鼻をかむのをきたないという考えがある

・本当の洒落とは頭から足までゼイタクな服地の洋服、高級ネクタイをつけることでは
 あるまい。

・東京というのは生活する場所で、生きる場所ではない。

・息子がある日、オリビア・ニュートン・ジョンという名を知っているかと聞いた。
 ニュートンなら地球の引力を発見した人だろうと答えると、軽蔑の眼をむけられた。

・息子がいると家のなかが臭くなる。

・我々日本人はこれからもセカセカ蟻のように働きつづけるにちがいない。
 大木の下でゆっくり茶を飲み、のんびり山でも見ていれば、心の中で怠けている
 ような痛みを感じ、あわてて茶碗をおいて仕事場に駆けつけるだろう。

・人間は死ぬものじゃない。自殺するんです。喫煙、深酒、徹夜マージャン。

・ツアーの日本人客に75歳のお婆さんがまじっていて、杖を片手に懸命にあちこちを廻った。その婆さまに何が一番面白かったかと訊ねると、
「わたしゃね、腰がまがっているから、地面しか見えなかった」

・その関心の強さに、私はけっしてもう若いとはいえないこの作家の心の、みずみずし
 い若さを、少年のような清冽なあこがれを見るおもいがあります。





非常に納得させられる部分が多い。


特に、日本人の男と女の違い。

男は常に「夫や父」という立場より「男」という面が優位に立つのにかわって、
女は子どもができると「母」になり、「妻」や「女」といった面が隠れてしまうこと。
的確に的を得ている。


また、様々な本が無意識の感情について触れているが、この本では仏教の唯識論と重ね合わせ、
無意識の重要さについて触れていた。


そして、顔(マスク)。
自分自身、仕事をしているときと、こうして一人で過ごす時間では、まったく人が違うといって
いいかもしれない。
それは、どちらが本当の自分なのか、ではなく、どちらも自分の一部なんだと説いている。
自分のすべてではないから、そう受け容れられる。
過去、なんで仕事をしているときの自分は、こんなにも違うんだろうと考えたことがあったが、
合点があった。その仕事に向いた顔に、人間は近づくようにしているんだなぁ。



前半は、教科書的な内容で非常に勉強になった。
著者の言いたかったことが集約されているよう。

だが、後半は普通のエッセイのようになっていて、個人的にはがっかりだった。


恋愛とは何か-初めて人を愛する日のために- : 遠藤周作

恋愛とは何か


まるで恋愛の教科書。そしてとってもわかりやすい。
身に染み込んできた。



・エロス→肉体的な愛 アガペ→精神的な愛

・貴方が肉体の欲望をそれほど感じないのは、貴方がまだ、若い女性だからです。
 けれども青年は生理的にこの官能に早く目覚めさせられ、それに苦しんでいる

・あの娘の唇はバラよりも優しく、その口は蜜蝋(みつろう)よりも甘い

・本当の心のくるしみをいやしてくれるのは
 歌でも話でもなく、人を魅する力でも薬でもなく、ただ抱擁と接吻、裸で一緒に眠る
 こと

・人間とはたんに心や精神だけで出来上がっているのではなく、また肉体によっても成
 り立っているのだという至極、自明な簡単な事実

・一点の染みもなく晴れ渡ったギリシアの青空のように澄み切った眼で性を眺めること
 ができた彼ら、蜜蜂が花々の蜜を吸うのと同じような自然さで抱擁したり裸になれた 
 彼ら。だが、ぼくらはもうダフニスやクロエの季節に戻ることはできない

・人間の考え出す肉の刺激には限界がある。
 この肉や性のもつ本来の悲哀を、所謂、肉体主義者たちはほとんど考えようとしない。

・本当に2人が愛し合っているならば心だけでなく肉体を捧げあいたいという気持ちに
 なるのは当然ではないでしょうか。

・男性は恋愛中、女性よりも性急に禁断の木の実をたべたがるもの

・男性にくらべて日本の女性はまだまだ理性や知恵で自分の進退をきめるよりは、
 自分の生理や肉体に引きずられ易い。日本の女性は純潔や肉体を与えるまでは
 なかなかシッカリとはしてますが、一度、身を許してしまうと驚くほど精神がモロく、
 弱くなってしまうのです。

・肉体を恋している男性に与えることが不潔でもなく不誠実でもないにせよ、
 あまり早く与えることは恋愛の知恵がなさすぎます。

・恋愛とは一言でいえば愛している人のすべてを所有したいという欲望

・あの洋服を一枚一枚、剥いでいくとき、男の心理には愛する者の秘密に次第に触れて
 いくという悦びがあるのです。その女性が衣服によって他の男たちや社会の人々に隠
 している彼女だけの秘密、孤独、絶対にゆずらずに守ってきたもの - それを自分 
 だけが今、所有できるのだという悦びがある。

・サディズムとは、まともな形では愛せず、暴力をふるったり苛めたりせずにはいられ
 ぬ衝動。言い換えれば相手を全く支配しようとする気持ちのあらわれ

・マゾヒズムとはこれとは逆に、相手から全く支配されたい、思い通りにされてみたい
 という願望

・あなたの恋人にたいする所有欲は本能的に限りがない

・肉の交わりをしたあとの悲しさの中には「まだ、相手のすべてを所有できなかった」
 という愛の寂しさがいつもかくれている。この寂しさは逆にいえば人間の愛欲の貪ら
 んを示していると言える。

・医学的に言っても男性の情欲が最も頂点にのぼるのは17,8歳から22,3歳までだ
 という説がある。

・男は愛してもいない女性にだって情欲を感じます。情欲は本質的に、彼にとって心の
 愛とは無関係な場所で起こるのです。

・男にとって浮気とは別に精神的愛情とは関係のないこと。浮気は決して良いものでは
 ないが、仮に夫が一夜の浮気をしたところで、それは妻を愛さなくなったからだとは
 言えない。

・女性は愛してもいない男と肉の交わりはしたくない

・普通のお嬢さんであるならば、純潔を守るにはそれほど苦労しないと申してもよろし
 いでしょう。

・若い女性の場合は精神的に愛していない男性に肉体の欲望を感ずることはまず、あり
 ますまい。

・肉の交わりのとき、若い女性は男性とちがって肉体的な苦痛をある程度うける場合が
 多い。また彼女はほとんど、男によってその肉欲を目覚めさせられるという立場にあ
 る以上、精神的にも劣等者の立場にある。したがって彼女は自分の精神的愛情を感じ
 た人にだけ、この苦痛や犠牲を忍ぶことができるが、それ以外の人にはただ、嫌悪感
 と憎しみしかおぼえないのだ。

・男性にとって肉の欲望を充たすことは一時的な行為で、自分の将来や運命にそれほど
 大きな影響を与えはしませんが、女性にとって体を与えることは運命や将来に随分、 
 ひびくものなのです。

・女性は愛する人以外には肉欲に対して潔白感をもつのは当然のこと。一種の自己防衛
 本能。

・両者のちがいを認めて、その能力やありかたをたがいに尊重し、尊敬しあうことが本
 当の意味での男女の性の同権なのです。

・女性はエロスの世界を通して完成される
 性の世界から、女性が母性になれるという厳粛な事実。男性にとってエロスはこのよ
 うな完成のための大きな役割を果たしてはいません。

・情熱(本能的)はだれでも持てる状態。愛とはだれもが持てるとは限らない。
 それは忍耐と努力とによって創り上げていく行為。

・情熱とは苦悩によって燃え上がる。
 「安定は情熱を殺し、不安は情熱をかきたてる」

・安心し、安定してしまった恋人たちは動揺する筈がない。けれどもまだ結合しない恋
 人たちは互いに相手の愛情を確かめあうため、不安感をいだいたり、苦しんだり、時
 には嫉妬さえするものです。
 この不安や苦しみや嫉妬が、かえって相手にたいする執着を強め、情熱の火を注ぐ

・枯枝さえも花のついた枝に見えるように、相手を美化して考える。
 恋愛の心理、これが結晶作用。

・恋愛にマスクはつきもの。恋人たちは自分の顔に実物以上のマスクをかぶります。

・女性にとっては自分の現在に満足しきっている夫ほどイライラさせるものはないよう

・相手にたいする陶酔や美化がなければ恋愛というものは成立しない。

・恋愛はちょうど一本の細い綱の上を渡る行為に似ている。

・朝ごとに勤労奉仕に工場へ向かうとき、前夜の空襲で死んだ死体の上をまたいで歩い
 た世代。死さえにも無感動になれねば生きていけなかった。

・純潔主義と肉欲肯定主義

・始めて恋愛をする年頃の中にはふしぎに自分より年下の人には興味を持たない青年が
いる。---恋人のなかに彼の母や姉のイメージを無意識に探している

・女性は自分を引っ張ってくれるような男性を恋人の中に求めている。しかし若い男性
 はとてもその要求に答えることはできない。母親や姉のようなイメージを相手に探そ
 うとする。若い恋人たちの破局は、大部分この心理的な矛盾から起きる。

・若い恋人たちは、二人でできる何か1つの目標を、恋愛中たえずつくったほうがよい。
 つまり、ひとつの目標をめがけて二人が歩いている、進んでいるという連帯感があな
 たたち2人を若さのもつ不安から救ってくれます。著者はこの方法が若い恋人たちに
 は一番、適した愛の技術だと考える。

・愛というものは相手の中に発見することではなくて、相手と共に創り上げていくもの

・金銭欲のための金銭欲はまず、男性にはないといってよい。彼がいつもお金が欲しい
 と考えるのは、それが自分の力量、能力、社会的地位、名誉など - つまり男の本
 能である闘争心や征服欲の適当な目標となるから。

・見栄は虚栄心と同様、「うわべを飾る」気持ちに違いないが、一種の強がり。他人に
 見られることを意識しながら、他人を栄えさすという意味で見栄だと言える。他人に
 サービスするという気持ちが含まれる。
 虚栄心とは普通、社会的な地位や物質的な優越感を他人に誇示する心情。非常に利己
 的で個人的エゴイズム。

・男の心の中には女性にくらべて何時までも未成熟な、小児的な、そして非現実的なも 
 のがある。女性のほうが、はるかに大人であり、リアリストである場合が多い。

・デートをしているとき、いつも考えておかねばならぬことは「あなたを小出しにす
 る」ということ。

・「未知なものにたいする征服感と好奇心」が本能。
 現在、彼があなたにたいして持っている情熱の40%は、あなたがまだ未知であり新
 鮮だから起こってきている。男性の中には未知なもの、神秘なもの、謎のものを知り
 尽くしたい、探究したい、征服したいという本能的な欲望がある。

・男性にとってもっとも悲観なものの一つは、デイトのたびに彼女から「奢ってくれる
 のが当然」という態度を露骨に示されるとき

・極端にいえば、苦悩と不安があればこそ恋愛は続き、胸のしびれるような快楽がある

・人間の馴れという弱点。どんな幸福でも、人間は馴れるものであり、馴れてしまえばその幸福も快楽も悦びも色あせてしまう

・相手から裏切られる心配もないから、相手との結びつきにまず自惚れを感じだしたから、お互いツマらなく思いはじめる倦怠期

・安定は恋愛を殺し、不安は恋愛を生かす。馬鹿馬鹿しいほど簡単なのに、
 多くの恋人たちはそれに気付いていない。




この本の初版は昭和47年。自分が生まれるよりもずっと前から、
このような本があることに驚かされる。今読んでも、全く古さを感じさせられない内容には、
やはり万人に共通し、共感させられる恋愛がテーマだからか。
それとも遠藤周作という天才の文によるものか。



個人的に、道徳か国語の教科書にこの本を取り上げるべきであると思う。
それくらい読む価値があるし、幼少期に多少でもこの本に書いてあることが記憶にあれば、
現代人の恋愛の仕方も変わっていたのではないかと思うのです。

しかしながら、恋は盲目とはよく言ったもので、
ひとたび恋に落ちてしまえば、教訓だったりするものも、役に立たないのかもしれない。
真っ暗闇のなか、一人で恋に立ち向かうのはすごく勇気のいること。
そんなときこんな本がそばにあると、少し落ち着くのかもしれない。

「モノの言い方」上達BOOK : 大畠常靖

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くだらないけども、使える。


・忙しい
 →立て込んでいる
 →貧乏暇なし

・暇な
 →ゆとりがある

・地味な
 →玄人好みの(わからない人が悪い)と錯覚させてしまう魔力がある

・変な
 →あまり見たことがない(あなただからこそできる)というニュアンスで

・古い
 →伝統がある(長い年月の間に悪いものは淘汰され、良いものだけが残っているニュアンスで)

・遅い
 →じっくりと(密度の濃さを感じさせて)
 →ゆったりと

・まずい
 →好きな人にはたまらない

・暗い
 →「能ある鷹は爪を隠す」というニュアンスで

・つまらない
 →良い経験をした(とりあえず何かのためになったという感じで)
 →難しい
 →ピンとこない

・不便な
 →使いこなす楽しみがある
 →使うたびに新たな発見がある

・似合わない
 →じっくりと考えた方が良い

・いらいらする
 →このままだと、大変なことに(爆発する前に警告する感じで)
 →がまんできない(相手に気付かせるには、最適)
 →怒りがこみあげてくる(もう一息で破裂しそうな感じで)

・乱雑な(視点を変えると個性のひとつ)
 →生活観がある

・狭い
 →目の行き届く
 →コンパクトな

・むかつく
 →怒りたくなる

・うざい
 →お腹が一杯(うっとおしい気分でこれ以上受け入れたくないとき)

・だめな
 →危険な(結果を匂わせて、遠回りにNG)

・辛い
 →キビシー(さらっと)

・だらしない
 →動じない(ここまでくれば、一見の価値あり)

・短気な
 →待たせない(ビジネス上では、なかなかできないもの)

・醜い
 →個性的な

・劣る
 →後は上がるだけ


・上司のマイナス部分を指摘する
 →このようなやり方では、いかがでしょうか。
 →この点がわからないのですが、どうしてこうするのですか?

・相手に満足感を伝える
 →とてもおもしろかったです
 →充実した、いい時間でした




人をどうしても否定してしまいたくなるときがある。
そういうとき、直接的でなくて、このようなオブラートに包まれた言葉を使えると
少しは楽になるだろう。

個人的に、言いたいことは上司部下関わらず全部伝える人間なので、
もう少し言葉を選ぶ努力をしたい。

一部笑ってしまうようなものもあるが、実際使うとどうなんだろうか。
使っている自分に笑ってしまいそうだが、その機会は多いかもしれない。


バターはどこへ溶けた? : ディーン・リップルウッド

バターはどこへ溶けた?

賢いキツネ、のんびり屋のネコ、そしてバター。
(バターとは、財産、名誉、出世、権力のこと。追い出したらきりのないもの。)

生きるヒントになる。




・キツネたちは「俺たちが先に見つけたんだ!」と言い張った。ネコは
 それでいいと思った。だれが先に見つけようが、ネコにとっては
 たいしたことではなかった

・キツネたちは、とうとう探していたものを見つけたのだ。大きなバターを。新しい幸
 福を。新しい野心を。

・ほんとうの宝は、勝ち取るものではない
 出会うものなのだ

・どんな幸福も自分でつかみとったのではなくて、だれかから与えられたと思えばいい
 のに。偶然に出会っただけだと思えばいいのに。そうすれば、なくて当たり前と思え
 るようになるのに。

・ネコであることがネコの幸せである

・なんのわけもなく、なんとなく好きというのがきっと、
 いちばん好きだということなのだろう

・バターを追いかけることは
 恐怖に追いかけられることである

・「向上」や「前進」のために、どれだけ大切なものをなくしたことか!

・彼らは自分たちがバターを支配していることが誇らしかった。
 しかし、それはバターに支配されているのと同じことだった。

・バターなんてなくても、自分にとって大切なものさえあればそれでいい




きっと今の自分はずる賢いキツネ。バターを追うために生きているといっても過言ではない。
本は、そんなことをする必要はないんだよ、と説いているが、今の自分にとって、
バターを追っていること必然だと思っている。
固い頭だ、と思われるかもしれないが、何が一番大切かは人それぞれ違うはず。

でも、いつかはバターを追うことをやめることができたらと思う。
大切なものを見つけられたら、足を切り落としてもいいと思っている。

日本人には、実はこれは難しいんじゃないかとも思うが、そこも人それぞれだろう。
十人十色ならぬ、1億5000万人1億5000万色、様々な考えがあって、それでいいと思う。


新しい概念、とってもシンプルだけど、自分にとっては貴重な一冊だった。

魂 : 柳美里

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命 四部作の 第二幕。

著者、その子ども丈陽、そして元恋人である東氏。
3人で2年間暮らすために奔走するその姿。有様。



・彼の脚にしがみつく夢をみた、ということにあらためて驚き、ショックを覚え、屈辱
 感でいっぱいになった。

・今度こそどんな夢も入り込む余地がないほど疲れ果てていた。

・わたしは願いを握りしめ過ぎているのだろうか。

・長持ちするもので部屋のなかを埋め尽くせば、東の命も長くなるような気がした

・赤ちゃんの唇がこんなに赤くてきれいだとは思わなかった

・微笑みが顔から消えても、出遭った瞬間の微笑は傷痕のように心に残っている。
 微笑みは約束だと思う。微笑みを交わした瞬間、ひとは目の前の相手となにがしかの
 約束を結ぶのではないだろうか。

・東は微笑むことで、生きることを希むのではなく、ただ尊んでいるように見えた。

・丈陽とわたしは共に生きていく運命にあるのだが、決してよりかかってはならない。

・淋しさにのしかかられて、わたしの精神は地面すれすれまで斜めになっている。

・医者が技術を身につけるのは当然のことだけど、技術以上に言葉を鍛えるべきだ。

・わたしは生まれてはじめて、夫に生活費をもらい、家事と育児だけに専念できる主婦
 を羨んだ。

・過去を共有すると、未来にも手を伸ばしたくなる。

・わたしは現実よりも希望を選んでしまった。

・混乱の渦のなかで、  彼の言葉にしがみつき、実際には小枝を握りしめていただけ

・自分に対する疑いを含まない確信は必ず過ちを犯す。
 確信とは、疑いの果てに揺らぎながら存在するものでなくてはならないのではないだ
 ろうか。

・お香典治療というのは不必要な延命措置のこと

・考えはひとつ積むたびに崩れてしまう。

・彼に対する感情は幾重にも堆積している

・隙があれば、わたしは彼のことを考えている。

・コップを倒したように涙があふれ出た。




未婚の自分には、赤ん坊を持つ出合いも今後ないと思っているが、
命を支えることの素晴らしさみたいなものを、この本から教えられた。
愛があるからこそ、人は支え合えるんだろう。

著者の元恋人の男性(丈陽君の父親)には、正直うんざりするが、
男とはそういうものかもしれない。実際、そういう人間にも出会ったことがある。
遠藤周作の本にもあったが、父親、夫という立場より、常に「男」という感覚が一番上にくるのが、
男性であるから、女性とのズレがあるのは、仕方のないことだが、それでもあまりの無責任さに、
読んでいて悔しくなる。


そんな男がのうのうと世間には生きているのかと思うと、本当に嫌気が差すのだが、
自分もそうなる可能性があることは否定できない。男だから。
愛というものが人を変える力は計り知れず、
深くなれば深くなるほど、どんどんと人は変わっていく。良くも悪くも。


癌治療をしている人間に出合ったことが一度もない自分は、幸運ともいえる。
東氏の体調について読んでいると、こんなにも苦しいものなのかと、同情の念がよぎる。
同情しかできない。

著者の、できることは全部やろう、という意思がとても好き。
崩れそうになる感情の中でも、しっかりと根が張っている彼女の思考には敬服する。

今後、自分の人生の中で、癌を患った人に出合うだろう。
そのときは、著者のように、支えてあげたい。
祈るより、支えてあげたいと思った。


何を書いてるのか分からなくなったが、
言いたかったのは、この本からの一番の印象は「支える」という言葉。
とても素敵な日本語だと思った。

指の戯れ : 山田詠美

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愛の復讐劇。


・私はいつも同じ種族の男を選んでいた。

・リロイは華やかな友人たちの背後で、テーブルや椅子と保護色になって座っていた。

・東北弁のようなずるずると引きずる発音の仕方は聴き取るのは困難だが、
 とても性的に私の皮膚を撫でるのだった。

・私の肌はまるで澄んだスープのように彼の口に滑り込む。私は彼の
 皮膚が快楽に泡立つごとに深い満足感を味わった。

・彼の体は夜に混じって夜よりも黒くなる。

・顔全体に「悲しみ」という覆いが被さるのだった。

・彼はきっと私をこんなふうに心地良くするために生まれて来たのだ。

・私の体は確かに欲情していたが、私の心は少しも欲情していなかった。
 ファッキン(ろくでなし)なファック

・美しさと甘えだけを武器にする、この界隈によく見かける種類の女

・私の唇に選びぬかれたキスをした。

・男の匂いを嗅ぐと反射的にシャツのボタンを外すおしゃべりな私の指

・彼の顎鬚は、昔は刈り忘れた芝のように私を刺すだけであったのに、今はサンドペーパーのように私の頬を削り取る。

・私の皮膚は鍵盤になる。

・私は汗をかき目覚めた後、全身が甘く濡れているのを感じるのだった。

・その女は鍵盤じゃない!鍵盤じゃないのよリロイ!

・彼は私を憎んでいる。そして私を愛している。

・彼は私の口に自分の憎しみを押し込んだ。




ルイ子は、田舎じみたリロイ・ジョーンズを奴隷のようにもて遊んだ。
その後、捨てた。

それから少し経って、リロイはルイ子の前に帰ってきた。天才ジャズ・ピアニストとして。
今度はルイ子がリロイに恋焦がれてしまう。
手に入らないものは、手に入れないと気が済まないように、
リロイの愛が欲しい一心で。




山田詠美さんの官能的な比喩は、とってもおもしろい。

性に奔放なルイ子の気持ちもわかるが、やはりリロイの復讐めいた思いに感情移入できる。
自分を突然捨てた女を見返そうと、名声を手に入れて戻ってきた男。
田舎くさい格好から、センスのよい服装へ。何もかも完璧に。

復讐心というものは、醜いが、人を強く変える感情でもあるんだと思った。

だから、あなたも生きぬいて : 大平光代

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小学生のときいじめに遭い、割腹自殺。
その後もいじめを受け続け、非行に走る。16歳のときに暴力団組長の妻。

ある日、勤め先で父の友人の大平氏と出会うことから、
彼女の人生が変わり始める。彼女が変え始める。

宅健、司法書士、そして司法試験に合格。



・いじめや虐待というものは、それを受ける側の人間性を否定するものといっても過言ではない

・一応、担任として生徒の話は聞くがそれ以上のことはしない。どこか事務的。

・そのとき、私は三人の顔を順番に見た。三人とも得意そうな笑みを浮かべていた。
 勝ち誇ったような顔。生まれて初めて、あんないやな笑顔を見た。

・でも普通に死んだんじゃ、あいつら何事もなかったようにぬくぬくと
 暮らすやろう・・・・それだけは我慢できない。
 私がどれだけ苦しんだか、思い知らせてやりたい・・・・

・「お母ちゃん、道も歩けへん。そのうえ学校にまで行かへんとなると・・・。
 お願いやから学校にだけは行って。恥ずかしいから。」

・胃のあたりがかっと熱くなった。

・あんたそれでも教師か。

・最初はむせたりめまいがしたりしたが、すぐに吸えるようになった。
 <これで私もこの子らの仲間や・・・>なんか強くなったような気がした。

・父のいないときを狙って帰り、家の中をめちゃくちゃにして出て行く。卑怯者、本当に卑怯者だった。

・家庭の事情で学校も満足に行けず、就職先にも困っている少年がいれば、自分の
 会社に雇い入れ、なにかその少年に向く資格を取らせたうえでよその会社に就職させる。
 「子どもは親を選べない。子どもにはなんの罪もない。」

・確かに、あんたが道を踏み外したのは、あんただけのせいやないと思う。
 親も周囲も悪かったんやろう。でもな、いつまでも立ち直ろうとしないのは、
 あんたのせいやで、甘えるな!

・うれしくて体が震えた。泣き崩れた。

・最大の復讐は、自分が立ち直ること。

・講座を申し込んだ。学費を支払ったので、残りのお金を計算すると、その月に使える
 食費は1日300円だった。自分との闘いが始まった。

・私は、趣味や楽しみは全部捨て、「翌年に絶対合格する」ということだけを考えて、死に物狂いで勉強した

・人前で絶対に涙を見せたらあかん。みっちゃんはもう弁護士やから、
 どんなに自分が辛いときでも、涙は見せたらあかん。頼ってくる人は、もっと辛い思いしてはるんやから






読んでいて、飯島愛のプラトニック・セックスを思い出した。
なんとなく二人とも似てる。


小学生に是非読んでほしい作品。
いじめというものが、後の被害者の人生にどれだけこびり付いていくのかを証明している。
良いことと悪いことをきちんと区別できない世代だからこそ、
こんな本が必要なんだろうな。

彼女を変えたのは、まぎれもなく継父の大平氏。
そして、彼女自身なんだろう。死に物狂いっていう言葉がよく似合う女性。
だから今、輝いているんだろうなぁ。
自分自身、反省した。精一杯じゃなくて、死に物狂い。



名書。

シンプルに生きる : ドミニックローホー

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変哲のないものに喜びをみつけ、味わう。
シンプルに生きるための美容、食事、風水まで総合的に扱った本。


・ものを過剰に所有することをやめてみましょう。すると、ものに対して使っていた時間が減り、
自分自身にかける時間が増やせます。

・蒐集(しゅうしゅう)

・われわれの精神と楽しみの時間を損なうだけの、まったく無意味なガラクタを加えなくても、
 知識の世界はわれわれの人生を満たすに充分なほど豊かである

・有名な写真家が世界中をめぐって調査した結果、住民一人当たりの所有物の平均は、
 モンゴルで300個、日本では6000個だったそう。

・なければないで済ませられるものは、それだけ人間を豊かにする

・ものとは、いわば、わたしたちの感動を入れる器です。
 使い勝手が良いだけでなく、喜びを与えてくれるものでなければなりません。

・シンプルとは、「美しいもの」と「適切で便利なもの」との完全な一致

・日用品に壊れやすいものや粗悪品は許されません。どんなに美しくても、扱いにくいものはダメ。
 壊さないようにと気をつけていたら、使う楽しみが半減してしまいます。

・上質なものは、使うほどに、必ず優雅に、上品に美しく変貌していく

・秩序とは美の土台となるものである。

・空間、光、整頓。これこそが食べ物や寝床と同様に、人間が生きるために必要としているものである。

・住まいの色の基本は、モノクロに限ります。色彩は目を疲れさせます。黒、白そしてグレーは、
 ほかの色の存在をも消し去り、究極のシンプルスタイルを演出

・服を着るのではなく、現実を身にまとう

・衣類は、ベージュ、グレー、白を基本として揃えると、合わせやすく無駄がない
 オールマイティの黒はなんにでも合う

・節約するために創造することは、華やかさを焚きつける燃料である

・わたしたちは、たいして必要のないものや、短期間の楽しみのために、無駄な出費をしてしまいがち

・肉体的な美しさも、内面の美しさとの調和がとれてはじめて輝きを放つ

・年齢を重ねることは、美しさへの鍵でもある。

・完璧に身なりが行き届いている人は美しいものである。
 身に着けている宝石の価値がどうであれ、それが清潔でなければけっして美しくはないのである

・そもそも批判したくなるようなひととは、つきあうのをやめたほうが賢明

・おしゃべりは愚かな行為。
 人と一緒にいるときは、話しすぎないように注意

・相手に対して親切な言葉がかけられないときの黄金律は「なにも言わない」こと

・尊敬すべきは、他人になにも求めないひと

・わたしたちは実は、孤独を通じてエネルギーを充電できるのです。
 孤独を試練ととらえずに、特権と思うことです。
 孤独の時間は種を蒔くために用意された時間。

・つつましさに適応できる人は、裕福である





ものを捨てることは、裕福かもしれないと思った。整理整頓という意味で。
たしかに自分の周りには6000以上のモノが溢れ返っている。CD,本、鉛筆、服。
そこから本当に豊かさを得られるものを選んで残していく作業は、本当は誰にとっても必要なことなんでしょうね。
やってみたいと思う。



孤独に対する考えが、本当に素敵だと思った。
この本の価値はここにあるように思う。

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Hiro

Author:Hiro
読んだ本の記録。忘れたくない言葉。

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