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あなたの人生で本当に大切にするべき27のこと : 原田 真裕美

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魂を透明にする。
新しいものの見方を教えてくれた。




・人が迷い悩むときというのは、「自分にとって大切なこと」を見失って、とても偏った観念に捕らわれています。

・とにかく続けていくことが、その人をその道のプロにしていく

・人間は自分の本当に望むように生きなければ、何を与えられても幸せになれないで、一生苦悩する

・心というのは、お天気や体調、その場の状況、他人の意見など、いつも外部からの影響を受けて、
 めまぐるしく変わっていくもの
 魂というのは、この世に生きるものにとって共通の「究極の正しいもの」「究極の幸せ」を知っていて、
 外部がどんな状況になろうとも、変わることはありません。

・魂に響くものだけを追いかけていれば、自分にいらないものが、どんどん排除されていきます。

・夢のない人からは、とっても事務的なエネルギーを感じる

・情熱は生命力の現れ。

・愛は生きるうえで発生する、さまざまな毒や不純物を浄化する働きがある

・愛し愛されることに感謝して、愛を循環させていく努力をしながら、大切に愛を育てていく。
 愛を持ち続けることは、命や健康を維持することと同じ

・決して愛を試したりしないこと

・愛は循環していないと、枯渇していくもの

・受け取る愛は純粋な愛のみと決めて、愛を装った支配欲や、便宜上の目的が絡んだ愛情表現など、
 不純なものは受け取らないというふうに、決めておくと、自分の中で境界線が引けて安心ではないでしょうか。

・愛されることを望む前に、愛を与えてみる。

・意識して何にでも感謝できるようにしないと、失念してしまって、いつの間にか横柄になったりしてしまう

・なぜ自分はそれをやるのか、それにこだわるのかをいつも自分に問いかけてください。
 それがあなたの信念へとつながっていきます。

・自分の魂に必要なものは純粋で澄みきったものだけ。
 濁った感情も、自分を振り回す情報もいらない。

・満たされないものの根っこに気付くこと。

・優越感に満たされているときというのは、過去を眺めているということ

・涙が出るならどんどん泣いて、自分の魂の一番深い部分に、どんどん落ちていきましょう。
 そこにあるのは、自分のあるべき姿です。グチャグチャに渦巻く気持ちの底には、シーンと
 静まり返った、自分の芯の部分がある。

・パートナー。どんなに意見が分かれても、いつも味方であり続けることが原則

・直感を磨くには、まずは直感を絶対的に信じること

・絶望的な気分に陥ったときは、いったん自分を空っぽにしましょう。
 静かに横たわって、何も考えずにしっかり休んで、新しいエネルギーを溜め込んでください。
 ネガティブな考えをプラスに変換するイメージで、メディテーションすると効果的

・生命力にとって、幸せを感じることが一番の栄養

・自殺するということは終わりではなく、無念の魂になって、
 その悲しみを永遠に抱え込むこと

・自分が向かいたいところへいつもチャレンジしていないと、もともとあった才能や技術さえ、
 発揮できなくなってしまう。

・本物を追求する生き方

・不安に立ち向かっていくと、強くなれる。

・自分で抱えきれない、許せない思いは天のゴミ箱へ捨ててしまいましょう。
 目の前にいつもあるごみ箱にポイ!と入れるイメージ。

・仕事以外にも、自分の生活パターンが慢性化してきたと感じたなら、何か新しいことをやってみるように。
 ちょっとしたことでよい。

・人を魅了するパワーは、その人の生き方、考え方、愛情の深さ、誠実さ、内面の美しさなどによって湧き出すもの。
 それらを備えた人間になりたいと、本気で望むこと。

・生きる力を整えること

・自分に一番必要なことに時間を使う、これが時間を大切にするということ
 パフォーマンスをあげるために、合間にだらだらしたり、ボーッとすることが必要な場合もある

・同じ地球上に存在する国の間で戦争するなんていうのは、地球にとってダメージでしかないわけ。
 誰かが勝利をおさめるというのは幻想。誰も得なんてしていない。

・地球規模、宇宙規模で考えてみたら、価値観や文化の違いでグレーだったところが、クリアになってこないだろうか。

・宇宙規模で物事を捉えると、ゴチャゴチャしたことで振り回されるのがバカバカしくなってきます。

・運命は強い意志には勝てない





特に印象に残ったのが、魂の例え。

魂は水槽のようで、水が濁っていれば、魂も濁っているということ。
だから常に透明であれ、と記されていた。


あと、宇宙規模の考え方。
これは、とってもいいと思う。
特に小さいことに対して、考えすぎな面が自分にはあるので、
読後、とても役に立っている。




素敵な風景写真がいくつもあり、それを見るだけでも楽しく癒される内容になっている。

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もものかんずめ : さくらももこ

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さくらももこ初のエッセイであり、91年大ベストセラー。


・私が水虫になったというウワサは、約1分で家族全員に知れ渡った。
 「臭足のヒロシ」と異名をとる父

・姉は急に冷酷極まりないナチの司令塔の様な顔になり、トイレのスリッパは使うなとか、
 部屋を裸足で歩くなとか、数々のオキテを数十秒のうちにつくりあげ公布した。

・これは天狗の仕業に違いない。

・爽やかな顔で首吊り台へと登って行った。

・「みつばちハッチ」の死に損ないのような絵

・「泣き女」とは、東アジアあたりのどこかの国で、葬式があると悲しみのムードを盛り上げるために、
 わざわざ泣きにやってくる女のこと

・棺桶のメルヘンの小窓

・「やいやい」という無意味なかけ声

・死ぬと無条件で仏の弟子になれるというこの世のシステム

・「ポリープや ああポリープや ポリープや」

・ファンレターを出してから3ヶ月後、私の期待とは裏腹に、商魂たくましいファンクラブの
 案内状が届いた。

・いつかの
 あなたの瞳の色と
 同じ色の
 絵の具を見つけました。

 イラストはマリンブルーの絵の具が描かれている。何人に恋していたのであろうか。

・私はそのとき、彼が一生ヒラで終わる予感を止める事ができなかった。

・父親は、何か遺言があるらしく、顔をしかめていたが、急に目をカッと見開き
 「ナッパ!!」と絶叫して息をひきとったそうだ。

・本格的にもてあましてしまう

・私が新婦のさくらひろしです

・学校の給食で、嫌いなものが出ても食べなきゃならないのはどうしてだろう。
 大人は嫌いなものを食べなくても、ちゃんと生きているじゃないか。
 泣きながら食べている生徒を教師は冷笑しながら監視していた。こんなバカげた抑圧




ちびまる子ちゃんの作者である著者。
エッセイを今回初めて読んで、天才なんだと気付く。
何が天才かというと、日常のくだらない、取るに足らない部分をいかに上手く掬い上げるか、である。

彼女のフィルターを通すと、なんでもないことが、とっても面白いものに変わる。


著者が昔残していた詩がエッセイ中にあるが、あまりにも可笑しくて
爆笑してしまった。
本を読んでいて、こんなにゲラゲラ笑ったのは初めてかもしれない。



ちなみに、祖父のともぞうさんは、アニメのように家族想いではなく、著者自身嫌っていたそう。
知らなかった。



モンテロッソのピンクの壁 : 江國 香織

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行動力。意志。




江國さんと絵本作家でイラストレーターである荒井良二さんのコラボ作品。
いつもながらにみずみずしい文体に、カラフルであったかい荒井さんの絵はまさにシナジー。



物語は、一匹の猫、ハスカップが夢に見ていたピンク色の壁があるところへ旅をする、というもの。
簡単な内容だが、大事なことはちゃんと伝えている。


「ああ、いかなくちゃ。」という台詞が良い。
行きたいんじゃなくて、行かされるんじゃなくて、力強い衝動。




・何かを手に入れるためには何かをあきらめなきゃいけないってことくらい、
 私はよく知っている。

・彼の音楽と人々の求めている音楽が、どうもちがうものらしいからでした
 (これも、芸術家にはよくあることです)。

・音楽師は(いかにも若者らしい潔癖さで)、悲しみを売り物にするのは絶対にいやだと
 思っていました。喜びだけを奏でたいと、切実に願っていたのです。




ハスカップのように勇敢に自分もなれるのだろうか。
絵が非常に素敵。
ハスカップがとってもかわいいです。

さびしくてたまらないときのために : 俣野温子

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ジャケットのシンプルさに惹かれた。
著者の感覚に忘れがちなことを思い出さされる。


---自分よりも大切にしている人がいて
 それだからこそ、深く傷ついたこともある
 すべての人のために。

・だけど、縁になっても渡らない人も増えているみたい。

・水道の水がポタンポタンと
 落ちる音みたいに
 あなたのことが気になっている。

・世界一おいしいメロン。
 みんなが喜ぶメロン。
 けれどメロンが大嫌いな人には
 それは意味のないことです。

・果てしない終りのない闘いね。
 もっとおいしいものが食べたいとか
 もっときれいな服が着たいとか・・・。

・私がどんなに
 自然と逆行しているかに気付くのです。

・誰かをあてにしていると
 なかなか自由にはなれません。

・いろんな人の意見は聞くべきです。
 そして、そのなかにも
 たくさんの勘違いがあることも
 忘れないで・・・。

・五才の男の子が恋人がいるといったら
 みんな微笑みました。
 二十才では生活力がないといわれ
 三十才で恋人がひとりもいないなんて!
 とあきれられました。
 五十才では不道徳だとたたかれて
 七十才で、結婚しようとしたら猛反対になりました。

・お料理と言葉は、すごく似ています。
 おいしい言葉には、隠し味の裏わざが入ってるし
 刺激的な言葉には、スパイスを効かせてる。
 本当に甘い言葉って、少しの塩が入ってるし
 しょっぱい言葉はたくさん聞きたくない。

・使い切れないほど持っているなら
 幸せを分けてあげるべきです。

・愛を守ろうとする人たちは
 誰よりも強くなるのです。

・覚悟を決めて、どっぷりと不安につかる。
 
・いつもひとりで過ごしていると
 さびしくはありません。
 そして、たまにはひとりきりになる時間があると心ははずみます。
 孤独を知った人は
 決して孤独することはありません。
 かけがえのないものを失ったことがある人は
 大切なものが何かを、よく知っているからです。

・だって人間は夢を叶えるために生まれるから。

・贈られることよりも
 贈ることよりも
 もっとぜいたくなのは
 自分だけのために花を買うこと。
 それが大きな花束だったりしたら
 もっと素敵!
 毎日、花の水をとりかえて
 少しでも長く、咲き匂う花を見ていると
 命が、どんなに輝くために生まれるかを教えられる。




いい感性を持ってるなぁ、と思う。
埋もれがちなことを、うまく拾いあげている印象。

仕事柄、花も取り扱うのだけど、
本当に花を買う人って、愛でる気持ちを持っているんだろうなと思う。
見て飾って楽しむもの。時間が経てばが捨てざるを得ないものに、
しっかりとお金を出せる人は、なんとなく素晴らしい。
花は生命の美を簡潔に教えてくれるのだろう。



簡潔な詩の世界と、著者の描く簡素で温かい絵に癒される。良書。

文化的ジェンダー関係とHR(human relations)による経済へ : 中條宏美

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著者の人間に対する願い。




”男性は男性としてあてはめられたイメージ、
女性は女性としてあてはめられたイメージでしか生きれない。
そうであるにかかわらず、世の中で、自分は、自分と云う
女性としての生き方にあてはめられない水準の中で、他人からは、
事実の存在感の標準を与えられず、困難を生きてきた。”---帯より



・私には、幸福なふりをした、孤独な落ち着きがあった。

・私は、全てが、表現であり、それが、わたしという人間の真実だった。

・表示をされていないものは、信頼されていないような気すらもした。

・わたしには、愛し合った恋人は、存在していない。

・世の中には、まだまだ、表現されていない事実が多すぎる。

・他人は、恋愛を、主体として、生きたがっている。

・わたしたちは、人間というものを、固定観念で、決め付けて、生きていたのではないだろうか。

・わたしには、わたしのそういう人生が、用意をされてきていた、他人からの贈り物の真実だった。






他人は恋愛を主体として生きたがっている、というのは、
決めつけであるけれども、そうかもしれない。

というか、人間は恋愛をすることで、錆び、輝き、生を感じるものだと個人的には思うので、
恋をしないことがいかに愚かなことだとも思う。

ただ、恋に億劫な人間がたくさんいることも自分を含め事実であって、
恋愛以外のものを主に置いて生きても自分は差し支えないと思う。
ただそのバランスの取り方は難しいのだろう。
恋をしないことは楽ではあるけど、とてもしんどい、と自分で思う。




内容に関しては、残念ながら薄い。
著者の経験が語られているが、あまりに抽象的すぎる。

自分には想像できないほど、過酷な人生を送られていたのだろうが、
そのせいでどこか自分の弱さを吐露するかたちになっている。
タイトルに対するHRによる経済、というところに届いていないような気がした。


自分探しに模索中であろう著者のこれからに期待してみたい。

日経ポケットギャラリー「Marc CHAGALL」

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シャガール入門書のような本。
素人の自分でも楽しめた。



1887年7月7日にロシアのユダヤ人居住区で生まれたシャガール。
1907年に芸術家を目指し、首都ペテルブルグへ。
美術学校で学ぶも、満足できず、1910年パリへ。最初の開花期。

パリでシャガールの作品を高く評価し、友人となった多くは詩人。
そのうちの一人ギョーム・アポリネールはシャガールの作品を
「シュル・ナチュラル(超自然)」と呼ぶ。


1914年ロシアへ帰国。
婚約者のベラとの結婚。幸福感に満たされた作品が多く生まれる。
そんな中、戦争、革命前夜の混乱に巻き込まれる。ユダヤ人排斥、襲撃。
祖国の新しい芸術環境の創造のために情熱を注いだ数年間は、失意に終わる。


再びパリへ。
1922年ベルリンに着いたときには、画家としての評価が高まっていた。
ドイツで最初に評価を得た。
その後パリでも評価が高まっていき、家族との安定した生活も相まって、
幸福で優美な洗練された作品が生まれる。

1930年代、ナチス台頭。33年、ドイツのマンハイムで、
シャガールの作品が退廃芸術として焼かれる。35年、ポーランドで、ユダヤ人迫害を目にする。
アメリカへ。

アメリカでは、暗く陰惨な作品が多く生まれる。
1944年、ベラ急死。翌春まで筆が持てなかった。

1948年にはフランスへ戻る。名声は不動のものとなる。
戦後は平穏な彼の人生も、1985年、97歳で幕を閉じた。




シャガールが常に描いたのは、自身の内面世界。
愛に満ちれば、優美に。
憎しみや不安があれば、グロテスクに。


***
絵を辿れば、彼の当時の精神が見えてくるんだなぁ。
いかにも人間らしい人。
愛するベラの死と故郷を戦争に獲られた精神的苦痛は想像するにかたくない。

読んでいて、その独特の色彩に惹かれるのは、幸福感に満ちているからなんだと気付いた。
だから、暗い雰囲気のものはあまり好きではないんだろう。
***


好きな絵を。


・婚礼

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「花嫁よ、思え。君を待ち受けるものを。」
このことばを聞くと、ぼくの首はそっと体から離れ、魚を料理している台所に行って泣いた。
---マルク・シャガール「わが回想」より

この言葉が完璧すぎる。




・詩人あるいは3時半

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題名をつけたのは彼の友人で詩人のサンドラル。
絵とともに非常に美しく、神秘に満ちている印象。



・ヴァイオリン弾き

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夜の訪れとともに、不思議で陽気な音楽が幕を開けそうな雰囲気。



・誕生日

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昔、globeが好きで、彼らがテレビ番組としてシャガールの絵に触れるドキュメンタリーみたいなものがあり、
それを観たのがシャガールを好きになったきっかけであり、
この1枚はなんとなく頭の中にこびりついて、既にはがす事ができなくなっている。

globeもこの絵にインスパイアされて曲を作っていた。(Inspired from red & blueという曲)
宙に浮かんで逆さにキス、というフレーズがいつまでも記憶に残る。
愛が溢れて止まらなくなる。



・エッフェル塔の夫婦

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その朱色。幸福しかない。
妖精の緑も素敵。

「血は虹色になり 胸は高鳴る」








もっと深く知りたくなった。
いつか、一枚は家に彼の絵を飾りたい。

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Hiro

Author:Hiro
読んだ本の記録。忘れたくない言葉。

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