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レジ待ちの行列、進むのが早いのはどちらか : 内藤誼人

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アマゾンでのレビューがかなり低い。




・喫煙者は攻撃的な傾向がある

・攻撃的な人ほど、のどが渇きやすく、飲み物をよく口にする

・地位が低い人、弱い人は、自分の手で腕をつかむ傾向がある。

・のびのびと仕事をしたいのであれば、自分のモノを目に入るところに置いておくのがいい

・角っぽいデザインでできている商品より、丸っぽいデザインの商品のほうが、明らかに好まれる

・ある程度、商品と商品の間に空間があったほうが、売り物が高く見える

・基本的には、左を向いて考える人ほど、社交的な人が多い

・上を向いて考える人ほど、明るくて快活な性格であることが多い

・人は、本当に面白いと感じるとき、ほお骨が盛り上がる

・いろいろな分野において、左利きのほうが事故に遭いやすい

・よく笑うこどもは、頭がよい、というデータがある

・自分にないものに強烈に惹かれる傾向のことを「相補性」という。

・黒目の大きさによって、見る人に好ましいイメージを与えることができる

・男性の顔の対称性が高いほど、彼女はオーガズムを感じやすいことがわかった






テレビの心理クイズ番組を見ているかのようだった。

この内容も、信じてよいものやら。

楽しく読めましたが、確かに内容は希薄でしょうか。





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ひとりでも生きられる : 瀬戸内寂聴

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実は著者が作家であることすら知らなかった。



・50年を生きてしまった私の愛への確信は、人は別れるために出遭う

・衰えることわりに支えられているからこそ、刻々の愛がきらめく

・人は人を愛していると思い込み、実は自分自身だけしか愛していない場合が多い

・恋を得たことのない人は不幸

・多く傷つくことは、多く愛した証拠

・人は死ぬために生まれ、別れるために出逢い、憎みあうために愛し合う。

・彼がもし、妻や子を捨てて私の許に来るようなら・・・そんな冷酷な彼を私は愛さないだろう・・・

・もう自分の手で触れ、自分の皮膚で感じ、自分の目でたしかめたもの以外は信じまいと思った。

・彼は私の部屋では情夫や恋人ではなく、れっきとした夫の風格を持つ「影」であった

・私の見過ごしてきたつもりの小さな痛みや傷あとが、心の深みで決して消えてしまわず、毒々しく
 芽を吹いているのを次々発見もしていくのであった。

・性欲は灰になるまで

・人間は他の動物とちがっている点のひとつに、自分が社会に、あるいは誰かに必要とされ、
 需められているという自覚なしには淋しくて生きていけないのではないか

・官能の快楽だけでなく、その実感をたしかめあうことができるからこそ、
 人はあれほどセックスに固執したがるのかもしれない。

・単調な日常のトーンが崩れる。

・どの愛にも必ず、灼熱のときがすぎると、空しい死灰が残され、終わりがあった。
 次の愛はその死灰からよみがえるのではなく、別の土からまた芽をふいた。

・身を捨てて愛する能力のあるものには、愛される能力も自然にさずかるのでは

・人間は所詮ひとりだからこそ、他人とのコミュニケーションを欲するのであり、
 愛する相手をほしいと希うのであり、その愛を独占したいと思うのだろう

・未来の別れには目をつぶって、人は出逢いの神秘を喜び、出逢いの甘さに酔えばいいのだ

・愛する人の手の中で死にたいと願い、愛する人を自分の手の中で逝かせたいと思うのは、
 愛の究極のエゴイズム

・人はひとつの愛に馴れると必ず、他の愛を思い描く。
 もうひとつの出逢いがまだどこかにかくれて、自分を待ち伏せているのではないかという
 期待を捨て去ることはできない。

・人はいたるところで出逢う。重要なのはこの日常茶飯の出逢いをどのように自分の人生に
 繰り込み、深い有縁のものと消化し、血と肉として、自分と同時に他者の人生を肥えふとらせていく
 かという心構えと、生活技術

・死はすべてを清め、あらゆる想い出を浄化して、美しい想い出だけを輝かせる。

・自分の愛の本当の姿を凝視したことがあるのだろうか。

・恋をすることは、待つことでなく、歩いていって捕らえるべきだという若い日の経験を想いだした。
 私は花になるより、蝶になりたかった。

・愛されるのを待っていた辛さより、自分から愛する積極性をとってから、
 世の中が前より広く空がうんと高く見えてきましたわ

・人間が生きるということの意味を、私はいつごろからか、自分の中に眠っている才能の
 可能性をひきだし、極限に押し広げることだと解釈している。

・ほろぼしてしまうまで、情熱を燃やし尽くす恋をするほうが、
 人間らしくていいのでないか

・人は女に生まれない。女になるのだ。

・浜の真砂ほどもある無数の男の中から、ただひとりを一度で選ぶなんて全知全能の
 人間でもないかぎり、宝くじを引き当てるより可能性の少ないこと

・予期しなかった不都合に逢えば、勇敢に何度でもやり直せばいい。

・中身が空疎になればなるほど容れ物を豪華に飾り立てたがる家庭という名の砂城。

・永遠の愛など決して存在しないことを知っているからこそ、今日、この瞬間の愛の大切さを
 一滴もこぼさず味わい尽くそうとする。

・仏教でいう「空」とは、執着せぬ、こだわらぬ、自由さ、といったものの表現
 「色」は形象のあるもの、「物質」というような意味をもつ

・人間の男女の間に起こるすべてのラブアフェアなど、どんなに特異にみえても、必ず、
 どこかの誰かもやっている、類型的なものにすぎない
 大切なのは、その事件をとおして、当事者たちが、どう生きたかが問題




昭和48年に刊行されたエッセイ。

著者のことは、正直ほとんど知らなかったので、駆け落ちのようなことや、不倫など
一連の「悪い」とされる「愛」を経験していることに驚いた。

やはり一人の普通の人間であり、女性だったのだと思った。



タイトルこそ、ひとりでも生きられる、だが、
内容は、ひとりでは生きたらダメだと訴えているような気がした。

ただ、恋愛というのは、素晴らしいと説いている印象。


勉強になった。

大切なことに気づく24の物語 : 中山和義

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本当にあった物語。


・本当に落ち込んでいるときに、一人でも自分のことを考えてくれて、
 励ましてくれる人がいてくれたらがんばれると思いました。

・特別少年兵たちは死を覚悟していました。
 でも、若い彼らにはやりたかったことがたくさんあったと思います。

・仕事がつらくなったとき、将来の日本のために犠牲になってくれた人たちのことを思い出す

・夢に向かって努力できるのは当たり前ではありません。とても、恵まれたこと

・あなたが死んだときに、家族や会社のスタッフ、友人に、どのようなことを
 言われたいかを真剣に考えると、人生の目標が明確になる

・夢を夢を思わないこと

・やっぱり、失敗しても自分を信じてくれる人に、人は惹かれる

・感謝のメッセージを伝えられると、自分がその人の役に立っているという充実感が生まれる

・自分のために一生懸命になることができても、人のために自分の時間を使える人は
 なかなかいないと思います。



正直、普通の本。とても普通。
でも、本当に起こったことから学べることは多い。
印象に残ったのは、

・仕事がつらくなったとき、将来の日本のために犠牲になってくれた人たちのことを思い出す




・自分のために一生懸命になることができても、人のために自分の時間を使える人は
 なかなかいないと思います。


でした。


前者はちょっと強引な気もするが、実際に将来の日本を想って死んでいった人がいることを忘れていた。

後者は、そうありたい。けど、そうなれていない自分がよくわかる。
もっと周りの人のために何かしたい。



蹴りたい背中 : 綿矢りさ

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言わずとしれたベストセラー。清々しい。



・さびしさは鳴る。

・女性ファッション誌を授業中に一人で開くことのできる男子に比べたら、
 私のプリント千切りなんか無難すぎる

・ちょっと死相出てた。ちょっと死相出てた。

・どうしてそんなに薄まりたがるんだろう。同じ溶液に浸かってぐったり安心して、
 他人と飽和することは、そんなに心地よいもんなんだろうか。

・ここは完全なる独り用のお部屋だ。空気が部屋の持ち主一人分しかなくて息苦しい。

・ファン、さらりとした言葉。

・ごめんね、こんなことさせて。
 まるで悪意のない言い方、なのに。恥ずかしい、の弾がぶちこまれた。

・老いは染み込まない

・洗濯物のなる木 = 物干し

・幼い人、上手に幼い人

・学校にいる間は、頭の中でずっと一人でしゃべっているから、
 外の世界が遠いんだ。

・高校生にもなって三角座りをさせられるなんて。

・彼の丸まった背中、きっと靴跡が似合う。

・話のねたのために毎日を生きているみたいだった。

・自分が消えてしまいそうになるくらい、オリチャンを見つめている。

・十分休憩が一番の苦痛で、喧騒の教室の中、肺の半分くらいしか空気を吸い込めない、
 肩から固まっていくような圧迫感。





おそらく自分は著者の共感できる比喩が一番好きなんだと思う。
あぁ、この気持ち、懐かしい、みたいな。


自分も上手に幼い人、幼い大人になれるのだろうか。なっているのだろうか。
今はきっと下手な大人で子どもでもあるんだろうな。

ハイドラ : 金原ひとみ

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女性の恋愛心理小説。



・背後への嫌悪感を吹っ切るようにドアを開けた

・どんなセックスだったかも思い出せない、ということは可も不可もない、
 セックス以上でも以下でもない、ただの、本当の普通のセックスだったんだろう。

・手を伸ばさない淡白なベッドタイムでも、それでも私はその時間の特別性にすがって生きている。

・私の中の反発心は発散されることもなく行き場もなく、静かにくすんでいった。

・そこに必ず絶対的に存在していなければ、私が壊れてしまうもの。
 そういうものが、そういうものではなくなった。

・でも、絶対に小島蘭だけは嫌だ。絶対嫌だ。絶対に嫌だ。

・松木さんの部屋にいると、時間がゆっくり過ぎていく。

・見下ろされてもいいから、少しでも近くにいたかった。

・いつも何かに引き寄せられて、いつも何かに動かされて、いつも何かに頼っている。


感想書くのが難しい本。
著者の本は江國さんの本より、現実感を感じる。現実に起きているのだろう、ってなんとなく思える。


主人公の女性は、食べ物を噛んでは吐き出すことをやめられず、
決して充実したとはいえない恋人との生活をおくっている。

こんな女性、どこかにいるんだろう、って思う。

「依存」という言葉が似合う小説。恋も、生き方も。

いくつもの週末 : 江國香織

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著者の結婚生活エッセイ。甘い。



・私の日常はおもに、仕事と、お風呂と、夫とでできている。

・いちばん気持ちがいいのは朝の公園だ。まだ誰も吸っていない酸素にみちている。

・全然ちがってもかまわない、と思ってきたし、ちがう方が健全だとも思っているのだけれど、
 それでもときどき、一緒ならよかったのに、と思う。なにもかも一緒ならよかったのに。

・雨には消炎作用があると思う。だから、もしも感情の起伏ーたとえば恋愛ーがある種の炎症だとしたら、
 雨は危険だ、といえるかも

・朝の男は少し冷淡

・いつも週末みたいな人生ならいいのに、と心から思う。でもほんとうは知っているのだ。
 いつも週末だったら、私たちはまちがいなく木っ端微塵だ。

・いつも同じ人とごはんを食べるというのは素敵なことだ。
 ごはんの数だけ生活が積み重なっていく。

・ひとをたすけるよりは圧倒的にひとにたすけられてきた。
 でも、だからこそ依存は恐怖だった

・蜜のように幸福

・片方が寛容を備えているのなら、もう一方は情熱を備えていなくては

・結婚は動く歩道のようなもので、じっとしていると前進してしまう。
 どことも知れない、たぶんいきたくもない場所に。

・さびしさだけがいつも新鮮

・贈り物というのは相手を拘束するような気がしてできなかった。
 身につけるものはとくに。

・けんかのいいところは、仲直りができるところ

・生活というのは、味わうもの。Relish。そんなふうに暮らしたい。






著者独特の視点で好感が持てる内容。

早く起きた日ぐらい散歩してみるのも悪くないか、と思った。
だって、誰も吸っていない酸素、たくさん吸ってみたいもの。

花のレクイエム : 辻邦生・山本容子

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12ヶ月の花の物語。そして銅版画。
目と脳で、感じる、小説。



・私は胸に甘く温かく触れるものがそこにあるのを感じる年齢になっていた。

・アネモネは色が鮮やかで、濡れたようで、野性味があって、そのくせ慎ましく恥しそう、
 まるで君のよう。

・静かな情熱を生きたのね

・彼女の美しい清らかな体からすみれが咲きますように

・ライラックが花の群れを、枝の先に咲かせているのを見ると、希望を忘れそうなとき、
 勇気を出して、と呼びかけているような気がする

・絡まった蔓の枝から、白い夢のような花びらが空中に浮かび漂って咲いている。(クレマチスより)

・植物は生えている場所が好きなのよ

・恋とは、もっと火のようなものだと思っていたが、百合のようにひっそり高貴に匂う恋だってあるのだ

・真ん中に茶褐色の針山のように蕊(しべ)が盛り上がり、それを囲んで、輝くような黄の花弁が、
 無数の炎のように、八方に燃え立っている。

・向日葵が黄の炎のように咲き乱れる家

・お日様に憧れて、夏中、お日様に顔を向けながら、結局、恋焦がれて、
 しおれてしまう

・萩(はぎ)が大ぶりな枝を拡げ、秋になると白く清楚な花をいっぱいにつける

・父は体を四角にした

・淡い紅藤色の五弁の花に目を惹かれた。清楚で、華やかなくせに、素朴な野性味(クリスマス・ローズ)

・クリスマス・ローズでは、この貧弱な茎のようなものが花なんです。
 けばけばしく自己顕示したがらない人のようで、いかにもクリスマスらしい慎ましい花


あとがきに、「文学と絵画の交響する空間の創造」と書いてあったが、そのとおりの出来。

この本で、花を見る目、特にクリスマス・ローズを見る目がとても変わったように思う。
あぁ、慎ましさなんだ、と。
見た目だけで、とても華やかで、クリスマスの明るさにぴったりだと思っていたので。



著者の辻邦生(つじくにお)さんはもう亡人であった。(1999年没)。

改めて、自分でも死ぬ前に何か現世、未来に著者のようにモノを残したいと思った。


ベッドタイムアイズ : 山田詠美

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文藝賞受賞のベストセラー。




・彼の舌は、まるっきり口と独立していて

・私とスプーンは溜息だけで会話している。

・もっとも不幸で一番美しい色。エボニー。

・けれど、彼を軽蔑することは、そのまま自分を軽蔑することに他ならなかった。

・私の体は果汁を搾り出す。

・too sweet to be forgotten.



不思議な小説。

主人公が黒人の「スプーン」という男性と恋に落ちた物語。
ただ、それだけ。


だから、筋が際立つのだろうか。非常におもしろい。

官能的な部分の比喩は独特で美しい。



真昼なのに昏い(くらい)部屋 : 江國香織

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読んでよかった。心からそう思える本。




・植物はその家の人々の心を和ませるだけじゃなく、道行く人の目もたのしませなければならないもの

・毎日の水やりはたしかに手間ですが、だからこそ生活に秩序が生まれます。

・動作や性急さが、彼にある種の活気というか、未熟な魅力を与えているかのよう

・時代遅れの自由人生活。

・色彩が鮮やかに潤み、酸素も植物の生気も濃く、人々の表情の素朴なそういった国々

・日本語で、奥さんのことを家内って言ったりするの、ご存知でしょう?

・ほんとうに、この家はいつ来ても生活のにおいがするのです。
 カレーとか、ジャムとか、床磨き剤とか。

・自分の住んでいる小さな街のなかに、確かに「遠く」があること

・植物は、だれのものでもない。

・そのつめたさが美弥子さんの生命の清潔さであるよう

・利恵子さんは、結婚の神聖さを信じています。

・きちんと向かい合おうとすれば、ときには衝突も避けられない

・家はよそよそしいままでした。家に、嫌われた?

・ほら、やっぱり私は世界の外にでてしまった

・水みたいに新鮮で、おそろしいほど直接的で、心臓にまで流れ込むようなそれだった

・自分の周りに確固たる世界があると思い込むのは錯覚

・自分たちの身体が、迷子になった三歳児のようにおろおろしているとしたら

・冬仕度





子どもを持たないが幸せな美弥子さんと夫のひろちゃん。
そして、美弥子さんにひどく惹かれる外国人のジョーンズさん。


この本の進み方が美しい。 
「現代版童話」みたいな印象。第3者からの丁寧な語りが入るからかな。
すごく新しい、と思った。
まるで人形劇を見ているような気分になった。


美弥子さんの清らかさは異常だと思う。ジョーンズさんも。
ひろちゃん、が唯一この世界の中で人間らしかった。

表紙の装丁も素敵。

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こうだあやさんの五感で感じる木のエッセイ。



・北海道の自然林では、えぞ松は倒木のうえに育つ

・かなしいというと、いとしいというか。木はまことに無言

・証のものがない。信じないというのじゃない。が、もっと貪欲に承知したい。

・あわれも何も持たない、生の姿

・森林の中の時間は、人の暮らしの中の時間とは、大分違う

・いったい何をものさしにして、価値をきめているのか

・年々四季はめぐる。芽立ち、花咲き、みのり、枯れ落ちる

・針葉樹にも四季があることはつい忘れ、一度見ればそれで知ったつもりになる。

・材としての価値を国の代表として認めてくれるなら、同じその木が材にならない前の、
 生きている姿になぜ関心を持ってくれないのか。
 なぜ生きている美しさに、なぜ生きている息吹に、心を留めてやろうとしないのか。(「ひのき」より)

・木はものを言わずに生きている。立派だと思った。が、せつなかった。

・行儀のいいものは上品だが、しばしば活気に欠けることが多い。

・くるむ、とはやさしい情をふくむこと。生きているものは人も鳥けものもみな、傷にはくるみを要する。

・屋久島は鹿児島から130km
 1ヶ月に35日の雨が降る(林芙美子)

・屋久杉は、屋久島に生育する杉のどれもをさす呼名ではない。
 樹齢千年以上のものにしかいわない。千年以下は小杉という。
 千年を基準にして、屋久杉と小杉をわけるとは、なんというきびしさか。

・いいもの、とはふわっと大まかな言葉だが、いとおしくも思い、
 大切にかばいたくも思い、貴くも思う気持ちが含まれる。

・役を仕果たしたあとの姿には、美醜をこえて心惹かれるものがある。

・本当は木の肌は、木の一生を通して見た上でないと、決まったことはいえないそう。

・雨がこんなにも華やかに活気のあるもの

・みんな若葉を着た山

・夏ももう後姿

・杉は日本に古くからあった木で、そしてまたいちばん人々の役に立ってきた木

・土石流は、まぼろしの土石流といわれているくらい、人の目にふれることが少ない

・植物には逃げる足がない、防ぐ手がない。されるまま

・子供独特の強い絵

・生きても死んでも、木というのは立派

・生き尽くしたものを見たら、生きているということが鮮明になった

・ポプラはマッチの軸木として価値が高い

・爽快なる失敗






この本を読むと、木に対する見方が変わると思う。
今まで、そんな風に木を捉えたことがなかった、と何度も思わされた。


著者は、明らかに感性が優れている。ずば抜けて。

個人的にも屋久杉のエッセイを見て、非常にこの眼で見てみたくなった。感じてみたくなった。



良書。

若き商人への手紙 : ベンジャミン・フランクリン

若き商人への手紙


ベンジャミン・フランクリンは実業家であり、科学者、哲学者、教育者で、政治家。


・あなた自身ほど、しばしばあなたを裏切ってきた者はいるか。

・時間とお金を決して浪費しない

・怠け者であることで2倍の税金、見栄を張ることで3倍の税金、愚かであることで4倍もの税金を払うことに

・怠惰はさびと同じ。働くことで、消耗を早める。

・お墓に入ればたっぷりと眠れる

・骨を折らずに稼げることはない

・怠けているのを自分自身に見られていることを恥じなさい

・一分だって時間を容易に得られないのだから、一時間もの時間を無駄に使わないこと
 余暇というのは、勤勉な人であってはじめて得られるもの

・大変な苦労をして、身なりに見栄を張って何の役に立つのか

・経済的成功の鍵は、人一倍の努力、誠実であること、仕事への情熱

・困難なこと、苦しみのように見えても、勤勉な人にとっては、人生の手ごたえであり、
 さらに大きく成長するためのステップ






ベンジャミンフランクリンの本なので、真理的なものがたくさんだが、
内容が薄い印象を受ける。

1,000円の価値があるかと言われれば、あるといわざるを得ないが、
他の格言本を読んだことのある人間には不要かもしれない。

タイトルが商人への手紙だったので、もっと商業の世界に突っ込んだものを期待していただけに、
一般的な自己啓発の一種で終わってしまっているように感じた。


とはいえ、生きるヒントになった。
「人一倍の努力、誠実であること、仕事への情熱」。
これは常に胸に留めておきたい。


生協の白石さん

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元々どのスーパーにも、お客様のご意見を聞くために、気軽にお客様が書けるカードのようなものがありますよね。
この本には生徒さんたちの難問に返事を書く白石さんの誠実かつウィットの効いた返答が、収録されています。





自分が気に入っているのは、これ。


----生協への質問・意見、要望----



愛は売っていないのですか。




----生協からのお答え----


どうやら、愛は非売品のようです。もし、どこかで販売していたとしたら、
それは何かの罠かと思われます。くれぐれもご注意ください。







----生協への質問・意見、要望----


ロックの3大要素を教えてください。(200字以内)





----生協からのお答え----


焼酎、梅酒、ウィスキー。
200字も使わず失礼致しました。







という感じで、ユーモア溢れる回答に、ココロがちょっとあったかくなります。

ビジネス書という観点からみて、このような誠実かつあたたかい対応には頭が下がります。
お店の印象もとても良いものに変わるだろうと思います。

実際、こういった対応は機械的になりがちですから、心が入った対応が求められますね。

是非、見習いたいと思いました。

心を打つちょっとした気の使い方93

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崎武也さんのだいぶ前の本です。

内容がちょっと時代遅れと、アマゾンのレビューでありましたが、
役に立つ言葉をいくつか拾うことができたので、読んでみる価値もあるかと思います。




・ものを贈った側の心理状態を考えると、もらった側はどのように消費したか、
 どのように使用しているかを、相手に伝えるのが親切

・ものをもらったら、上手に喜んでみせる!

・レストランなどで、常連ではなくても、名前を聞いたうえで、相手を名前で呼ぶ
 「すいません」と声を掛けるのは、相手を「道具」と考えているニュアンスがある

・客のほうが要求しないかぎりは、販売員のほうから差し出がましい説明をするべきでない。
 商品知識にしても、お客様のほうが優れている場合も多い
 ⇒「御用がありましたら、声をかけてください」

・自分の席に着いたら、早速!自己紹介をする(結婚式場など)
 早速しないと、そのうち、になり、結局うまくいかない

・褒めるのは公開主義、叱るのは非公開主義

・退社するとき、「お疲れ様でした」に加えて、「今日は忙しかったね」などと言えば、
 言われたほうは気持ちがおさまる

・部下と一緒に仕事をしようとする姿勢の上司は、まず「君の知恵を借りたい」と話しかける
 なんとか期待にこたえようとしてくれる

・どんなに心を閉ざしている相手でも「挨拶をするな」などとはいえない。挨拶を続ければそのうちに、
 挨拶を返してくれる

・顔も見たくない!という人に、相談を持ちかけると良い。
 相談=相手が判断力に優れていると認めている

・報告のキーワードは「簡潔と頻繁」

・一緒に遅くまで飲んでいた友人が、翌日早朝に仕事があるというときは、
 モーニングコールのサービス提供を申し出てみる



という感じでした。

自分にとって是非実行したいのが、早速の自己紹介、です。
今まで、恥ずかしくてそのタイミングを逃し続けてきた経験がたくさんあるので、
もう少し積極的になれればいいなと思います。

ロングステイ・バンクーバー

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今度、海外に行くならカナダのバンクーバーを考えています。
なので、少しは勉強しておこうと思い、この「ロングステイ・バンクーバー」を購入。



この本は40代以上くらいの年の方々向けに書かれている面があり、
参考にできることはそこまでなかった。
でもバンクーバーの素晴らしさが、たくさんの人々のインタビューと美しい写真から伝わってきました。



個人的にうれしかったのが、日本語の本が買える書店の情報(ブックオフがあるのか!)。
ちょっと安心。



本によると、


・バンクーバーほど、都会暮らしの快適さと、人里はなれた田舎でなければ
 普通は味わえない豊かな自然をあわせもった街はない

・日比谷公園の25倍あるスタンレーパークがある(やっぱりこれは嬉しい)

・さわやかな初夏、過ごしやすい夏、おだやかな秋

・冬の気温は東京とさほど変わらない

・バンクーバーの名前の由来は、イギリスから最初に入植した移民のひとりで、詳細な地図を
 つくりあげたジョージ・バンクーバーに由来している

・アメリカが「人種のるつぼ」と表現されるが、カナダは個人のルーツや文化を
 尊重するという意味で、「人種のモザイク」と呼ばれている

・旅は素晴らしい人生の寄り道



人にかわいがられる男になれ!

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帯に書いてあったのは

「この本を単なるゴマスリ本と考える人は、損である!」



こういう本は、作者の方の経験と原則的な行動が合わせて紹介されますよね。

この本の作者の方は、女性誌の編集長を務めていらっしゃったので、その際の経験を活かしての内容でした。


自分から、かわいがられたい!と言うと、何様だといわれそうですが、
仕事を円滑に行っていくためにかわいがられる、必要な技術がのっているように思いました。
誰だって、うまく人と付き合っていきたいものですので、ためになりました。
変に意地を張らず、読んでいいと思います。




・かわいがられることも実力のうち

・目標とその達成期限を伝え、相手を「その気」にさせる

・外出から帰ると何より先に取引先へ礼状を書く

・周りが気付かないことに気付く利点は、計り知れない

・下働きをさせられる、頼まれる、命じられるといった機会があれば、頑張るべき
 この種の勉強ができるのはめったにない

・なまじ能力があるより、すがすがしい挨拶のできる男のほうが、よほど会社の役に立つ

・挨拶の基本はハキハキ力

・あいづち下手→そうですか、ハイハイ、へえ、の繰り返し

・最後は目下の返事によって締めくくるのが基本。
 メールを偶数回で終わらすのは、よくない。
 example A「おはようございます」 B「やあ、おはよう」 A「午後からは晴れるようですね」

・まめまめしさ(忠実忠実しさ)が必要

・電話の声は1オクターブ上げる

・二十歳離れている人と付き合えば、大人になる
 話が合わないのは当たり前。相手を理解しようと努力するため

・適職とは自分の性格にあった職場、職域

・過度に遠慮するより、素直に喜ぶ

・欠点をオープンにする
 自分の弱点、欠点はなるべく多くの人に知ってもらう

・近からず遠からずが人付き合いの最高の位置関係

・常に積極的な結論を出す

・最前列ではなく、前から三列目の席を陣取る
 必ず教える側の目に入る

・ご馳走になったときは、相手が勘定を払う場にいてはならない

・親密になりすぎると、つい遠慮がなくなって不和のもとになる

・飲み会の席でノリをよくするのはマナーと思う

・愚痴を言わない人ほど、考え方が重層的? それは魅力

・努力と行動力が合体すると、運がつく

・どんな有益な話が聞けるか分からない、それが二次会

・親しくなろうと思ったら、何か相手との一致点を見出すこと

・いただきものをして怒る人はいない

・常に相手を心の底からほめる

・引き寄せの法則
 マイナスにばかり考えると、不運を引き寄せる



というような内容でした。


自分はメールは偶数回で終わらすことをたまにしていなかったので、かなり反省しました。
(初歩的なことですけど。。。)それでも付き合ってくださった上司の皆様、ありがとうございました。

また、飲み会の席では、もうちょっとバカになってみたいと思います!
それがマナーなら頑張らないと!

鏡の法則

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当たり前のことかもしれない。

だけど、やらない人たち、気付いてない人たちが多い。


だから、こんな本が必要なんだと思います。



とてもシンプルで、1時間ぐらいあれば読めるストーリー仕立ての本です。

でも、その間に2回、自分は泣いてしまいました。






・現実に起きる出来事は、1つの結果。結果には必ず原因があり、その原因は、
 自分の心の中にある

・自分の人生の現実は、自分の心を映し出した鏡

・必然の法則・・・人生で起こるどんな問題も、何かを気付かせてくれるために起こる

・できない問題は決して起こらない

・心の中で不満ばかり抱くと、ますます不満を言いたくなるような現実が訪れる

・人生の問題を根本的に解決するには、自分の心の中の原因を解消する必要がある






個人的には、とても良い本だと思いました。
読みやすさ、そして感動があります。

自己啓発本をよく読まれるかたは、当たり前のことが書いてあるので、
ちょっと物足りないのかもしれません。

自分に気づく心理学

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帯のキャッチコピーは「あなたを苦しめているのは何か」。

著者の方が、海外にいたこともあり、ちょいちょい英語の表記が出てくる本でした。

重要な言葉はピックアップして別の欄に載っているので、すらすら読みたい人は
そこだけ読んでも良いと思いました。



・事実は人によって重みが違う

・自分の弱さを印象づけようとするのは、自分は保護されるべき人間であると言いたいのである

・自分がやりたいことをやらないでおいて、不満になる人がいる
 周囲の人がその人に何も禁止していないのに、勝手に禁止されていると感じてしまう

・自分が他人に気に入られるためには、他人に特別な何かをしなければならないというのは誤解

・生真面目な人の悲劇
 規範に従い、それによって周囲の好意を得ようとしていること
 表面的な付き合いでは好まれるが、自分の本質を表現していないと、深い付き合いにはいたらない

・もし身近な人の言うことが文句ばかりと感じたら、それは自分の側の心の問題ではないかと
 一応は反省してみる必要がある

・大人とは、自分の存在に自分が責任を持つ人

・自分は生真面目で、遠慮しがち、控えめである。いつも他人に気兼ねしている。
 この性格は防衛的で、自分を守るための性格。他人からの好意に接すると落ち着かなくなる

・充実した一日にしようと焦るのも基本的に心が空虚だからである。
 ひとつひとつのことを達成することで心の空虚を埋めようとするから、
 達成しようと焦る

・人は自分の自然の感情で生きることができれば、そう心の空虚さに苦しむこともないであろう。
 自然の感情で生きられず、つくられた感情で生きるから、生きていることに意味を感じなくなる

・規範意識の強い人は生きることに苦しむ
 すべてが「○○するべき」で処理され、柔軟性を欠く

・大人になっての依存は人間の生にとって破壊的。

・他人の期待を自分が内面化して、自分が望んでいると錯覚することがある

・自分に自信が持てない人は自然な生き方ができない

・相手が満足していないと、それを自分の責任と感じてしまう。大切なことはこの習慣化してしまった
 間違った感じ方を変えること

・甘えの欲求が満たされて、はじめて人は他人の言動にそれほど心理的な影響を受けなくなる

・傷つきやすい人は基本的に自己評価が低い

・あなたは心の底で自分に自信がないことを知っている。心の底で自分に失望している。
 しかしそのことを他人に知られたくない。そのことを他人に知られたくないから、
 自信のあるフリをする。しかし、だからこそ他人に嫌われる

・もし心の底に無力感があり、生きることに脅えていれば、それは共生的関係。

・共生的な関係にあるものと仲良くするのは、自分が心理的に死ぬということ

・生真面目は大人が疲れやすいというのは、実際の自分を偽るためにエネルギーを莫大に使っているから

・自分は愛されていない存在だと決め込むのは自分。
 自分は生きるに値する存在なのだと自分で決断しなければならない

・誰からもよく思われたいということはそれだけ愛に飢えているということ
 愛情欲求不満ならば、まず自分を大切にすること
 自分が自分の理解者であり、自分の保護者になろうとすること
 決して自分に対して批判的になってはいけない

・他人の期待にこたえられないのが恐くて、あなたは勤勉に頑張っている。
 それが何よりもあなたが愛情欲求不満である証拠だ。



この中でも特に印象に残ったのが、「自分をもっと大切に思うこと」。

今まで、何かと自分に否定的になっていた自分がいたから。

生真面目であり(ホント?)、自分に自信がなくて、他人と接するのが苦手な自分だから。

そんな自分でも「生きるに値してる」って、決断できたら、確かに楽だな、と思いました。



あと、大人とは、自分の存在に自分が責任を持つ人、というフレーズ。
今の自分には、とても使えないなぁと思います。




もっと自分を尊重するべきなんじゃないかと気付かせてくれる一冊でした。


仕事の禁句変換辞典

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コメディタッチで読めて、ウィットがあるので、読んでておもしろかったです。

あー、あの人にこの言葉使ってみよう、って思ったり。

でも、他人から自分のことを言われたら嫌だなぁ、なんて思ったりも。




・どうしても○○してください→○○さんしか、いないでしょ。 ○○さんの実力なら、楽勝です。

・○月○日までに、きちんとやりとげてください→全幅の信頼を寄せておりますので、お願いします。

・(頼んでもなかなか動かない人に)仕事をお願いしたい→○○さんこそ適任です。○○さんしかできません!

・勝手に決めてください→お任せします。全面的に信頼しております。

・もっと分かりやすく話してください。→凡人には理解しにくいのですが。

・最もよい説得の方法の一つは、相手に気に入られること

・まずは、○○を直してほしい→○○さえ直せば、もっとよくなると思うのです。

・○○さんのいいところを一つしか思いつきません→○○の天才、専門家

・いまの状況をそのまま認めて欲しい→どうか、こちらの立場をご理解ください。

・私は気に入りません→ある意味、よいですよね。

・仕事ができない人→仕事に向かない人、大物、規格外の人

・信じるんだ。こんなちっぽけな人間でも、やろうとする意志さえあれば、どんなことでもやれるということを

・統率力に欠けるリーダー→静かなリーダー

・だって、正しいことが害になることがあるでしょう

・何でも他人に頼む→周囲を巻き込む力がある

・仕事が遅い→こつこつと丁寧にやっている





どうしても仕事をしていると見えてくるのは、同僚の苦手な部分。

この本の巧い言葉を使うことで、
それをうまく回避、さらに環境を好転させることができるかもしれませんね。

物事を頼むシーンでは、基本的に相手を全面的に信頼していることを示すと良いみたいですね。
実践してみます。

セールス・アドバンテージ

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この本は営業をされる方に効果が多大にあると思われますが、
スーパーで働く自分にも、参考になる部分が結構ありました。
どんな職にも当てはまる普遍的な部分を語っているので、好きです。



・買い手とは、解決すべき問題を抱えている人

・顧客が何を重要視しているかをつかむ方法を知らず、どうして商品やサービスを
 売り込むことができる?

・新しい商機を探し、判断するための戦略的なアプローチなしで、どうして効率的な見込み客探しができる?

・よい高い場所にいきたいのであれば、何か違う努力をすること。それは心地よくない場合もあるだろう。
 でもいつか必ず見返りがある

・生まれつきその仕事に向いている人はいないと思う。自分で、就きたい職業に向くようにする
 必要があると思う

・セールスとは、顧客に利益をもたらすために、関係者全員が最良の決断のできる環境をつくること

・セールスとはプロセスである。プロセス全体を考慮した戦略がないのなら、セールスをしないほうがいい

・ほとんどのセールスパーソンは、顧客の最大関心事と購買動機を見つけていない

・競合ひしめく環境の中で、価格のみで勝負することは危険
 価格の安さを売り込むことはみじめな売り方

・顧客が商品を活用する方法そのものを売るのだということを学ぶ
 顧客の最大購買動機にアピールすることで、市場で優位に立つ

・当たり前の原則を、ほとんどの人は実行しない。規則正しい食事、運動といっしょである
 エジソンは、機会があっても多くの人は見過ごしてしまう、といった

・多くのセールスパーソンは見込み客探し以外の仕事をしたがるが、現実にはより多くの見込み客探しが
 より多くの顧客をつくる

・恐れていることを行う。そうすれば恐れが消えるのは確実

・現代社会は情報の時代だと認めているのに、なぜ多くのセールスパーソンは見込み客についての
 情報を集めようとしないのでしょうか?

・事前準備は事前調査だけにとどまらず、見込み客に対する思い入れの表現となる

・競合他社を理解する努力が必要

・準備に失敗することは、失敗の準備をしていること

・セールスチャンスにするには、相手が抱えている課題やニーズを明確にすること

・相手の注意を引こうとするが、全く反応がない。理由は簡単、何も注意を引くために
 変わったことをしていないから(接触の質ではなく、数を重視している結果)

・第3者による証言の力が差別化を創り出す

・自分の考えを話すよりも、他人の体験を話すほうが効果的

・文書によるコミュニケーションは関心を高め、信用を築くためのもので、その最大の目標は
 見込み客に面談を売ること、つまり商品やサービスを売るのではない

・電話で効果をあげるには、前向きな姿勢を維持できるような工夫をする。
 あるセールスパーソンは、机の上に座る

・2分ほど私に話をさせていただく時間はおありでしょうか。
 感じのよい調子でこう尋ねられると、礼儀正しくプロの印象を受ける

・どの言語においても人の名前はもっとも心地よく、もっとも重要に聞こえる

・多くの人がボイスメールにメッセージを残さず、そのまま無言で電話を切る
 メッセージを残せば、その人から返事をもらえる確率は高まるだろう
 =常にメッセージを残すことは、ほとんどの人がやりたがらないこと。だからやる
  自分の電話番号を最初と最後の2回残すとよい

・面会時間を予定外の時間にして相手を驚かせる
 たとえば、11時ではなく、10時50分。見込み客の時間の尊重、面会をできるだけ簡潔にしようと
 気遣っていることの暗示

・常識に逆らうようだが、最初の面会では具体的な解決策を出そうとしないほうがよい
 それは誰でもやることだから
 最初の面会で自社の製品やサービスを詳細に語るというのは良いアプローチではない

・当たり前だが、相手の視点から状況を眺めることができるようになれば、もっと効果がでる
 これは普遍的な価値のあるツール

・相手の利益に即して話すことは、効果的な情報収集の基本

・人間に口が一つと、耳が二つ与えられているのは、話すことの2倍は聞くべきだという意味

・多くの人は、相手を自分の考えに導こうとして、多くを語りすぎる
 相手のビジネスや問題点については相手のほうがあなたより良く知っている。
 だから質問をする。

・人は聞かれることがだいすき

・顧客が話し終えるまで、解決案を出さない

・多くのセールスパーソンはすべての見込み客に対して同じように力を注ぐという失敗を犯す
 それはかえって努力が薄められている

・ほとんどのセールスパーソンの解決案は、商品の特色やメリットといったレベルにすぎない

・人はものを買うのではなく、ものがもたらすメリットを買う

・商品知識についての法則は、「多くを知り、少なく語る」
 解決案の中では、顧客に必要な情報だけを提示すべき

・証拠は相手の疑念を克服する素晴らしいツールで、インパクトを強める簡単な方法

・デモンストレーションは1万語の説明より説得力がある

・事実を控えめな表現にして、証拠として使うことができる

・デモンストレーションができない場合は、展示物が非常に効果的

・類比「よく知っていること」と「よく知らないこと」を比較して、解決案を顧客に理解してもらうこと

・顧客が見たり触ったりできる商品の場合、顧客に参加してもらう効果は絶大

・デモンストレーションに、ドラマの要素を加えると効果的=ショーマンシップ

・ワードピクチャーを使う(顧客がその製品、サービスを使うとどう感じるかを言葉で描写する)
 品質、値段が一緒なら、品質やメリットについてだけ話す人と、家族と楽しい時間を過ごすイメージに訴える人
 と、どちらがよいか  「想像してみてください」

・われわれが付き合っているのは感情の生き物であり、偏見に満ちて、プライドと虚栄心によって
 動く生き物

・顧客が何を重要視しているかを知るために、質問すべき。
 質問することの重要性を忘れてはだめ

・顧客に紹介を求めるのは効果的。だが、多くの人はやろうとしない

・顧客満足を維持する最善の方法は、連絡を取り続けること(たとえば、顧客が知りたがっていた情報を送る等)
 顧客の要望レベルを上回ることを心がけると良い

・会社の士気は、地位の低い従業員を見ればわかる

・知っているふりをするのは、顧客に対して侮辱
 確信を持てる事実のみに基づいて回答する。答えが分からないのであれば、
 調べて、すぐに顧客に連絡をとる

・ポジティブな態度は、目標に大きく影響する

・積極性を出すと嫌われるなどという考えを捨て、何度も電話を掛け続ける

・自分に求められたことに全力を尽くし、110%の努力をすると決め、
 人からそうして欲しい態度で相手と接する。

・心を集中すれば、誰でもすごいことを達成できる!

・あなたの野望を過小評価するひとから遠ざかりなさい。彼らは小さい人。
 本当に偉大な人はあなたも偉大になれると感じさせてくれる人。




ということで、勉強になる部分ばかりでした。

質問していくことの大切さは、これから気をつけていきたいところです。

商品知識についても、まだまだ勉強が足らないなぁ、と感じました。

お客様のことをもっと理解しないといけませんね。

マーフィー欲しいだけのお金が手に入る!

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マーフィーを知らない方々からすると、こんなタイトルって。。。と思われるかもしれませんが、
ちゃんとした本だと思います。


精神法則の世界最高の講演者であるといわれているマーフィーさんの本です。





実際、この本読んでから、ポジティブでいることがどれだけ自分の精神に影響を与えているのか
実感できたような気がしてます。




以下、本より抜粋


・幸せで、喜びに満ちた素晴らしい人生
 より豊かな人生を生きる喜びを経験すること、それが、自分がこの世に生きていることの目的

・真の意味で繁栄するということは、社会的、経済的と同時に、精神的、感情的、知性的に向上すること
 繁栄するということは、あらゆる面で精神的に成長すること

・私たちが考えることが現実を変え、作り出しさえする
 感情を込めて故意に編み出す考えは、特に現実化する効果がある

・すべきことは、できる限り感情を込めて、完璧に、自分が望んでいる結果を視覚化すること

・望むことを紙に書き、繰り返し読む。これは夢じゃない、現実、まだ実現されていない現実なんだと、
 自分に言い聞かせる。内面的な思考生活を築くと、外面がそれに従う

・もし自分が、すべての良いものー健康、富、愛、豊かな生活といったものを受ける権利があると確信しているな らば、そうしたものを経験する

・全ての面での増進を考える。自分は成功し、繁栄していると感じること。
 豊かさを感じることが豊かさを生み出す

・他人のために、さらに多くの富と幸福を祈るとき、さらに多くの富を自分自身に引き寄せる

・偉大な力は、自分にとって良いことを、何倍にも増幅させる。そのことを絶えず断定する!信じる!

・経済的欠乏や限界について話してはだめ。富を感じることが富を生み出す

・成就することを、できる限り生き生きと断定し、視覚化すること

・想像力は知識より偉大である

・直感とは真実を直接、知覚すること

・なりたいものになるよう欲しなさい。そして人生のすべての良いものを手に入れるよう欲しなさい。

・多くの人が自分たち自身を信じていません。それどころか、自分自身を低めている自信は、
 自分が無限の力が自分自身の深層にあることに気付いたときやってくる

・愛は所有することではなく、嫉妬深いものでもなく、横暴なものでもなく、強制するものでもありません。
 誰かを愛するとは、その人が幸せで、喜びに満ち、自由でいるのを見て喜ぶこと。愛は自由。

・優れたものはつねに静かで穏やかである(孔子)







という感じで、励まされました。自分の未来はおぼろげだけど、美しい未来があるから少しでも進まないと、
という気にさせられます。

人生の意味って何だろうとずっと思っていたので、
「より豊かな人生を生きる喜びを経験すること、それが、自分がこの世に生きていることの目的」を見たとき、
ああ、そうだったんだ、と妙に納得したりしました。



今、出会えてよかった本でした。(ブック●フの100円本だけども)

胡散臭いと思われる方も当然、この手の本にはいると思われますが、
自分にとってはとても参考になりました。
読まずして語るな、といったところでしょうか。

老人と海

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ヘミングウェイの老人と海という作品を読みました。




最近、全く小説を読んでいなかったので、気分転換になりました。

もともとあまり小説を読まない人間なので、なにが素晴らしいのかだとかは詳しく分からないけれども、
名作と呼ばれるからには、とても良い作品なのでしょう。飽きずに読むことができました。




物語は、一人の老いた漁師と、一匹の巨大なメカジキとの4日間にわたる格闘。そして、それを仕留めるも、
島へ戻る間に、鮫にマカジキを喰われてしまう、といった感じです。






実際、老人とマカジキとのやり取り、その後の鮫たちとの格闘には、とてもリアルなものがあり、
手に汗握るとまではいいませんが、臨場感があるんです。


雄々しく闘う老人の姿、自然の厳粛さ。人間の勇気を謳う、と本裏に書いてありましたが、まさにそれ。





気に入った言葉がいくつかあったので、記載しておきます。

・老人はいつも海を女性として考えていた。それは大きな恵みを、ときには与え、
 ときにはお預けにするなにものかだ。たとえ荒々しくふるまい、禍いをもたらすことがあったにしても、
 それは海みずからどうにもしようのないことじゃないか。
 月が海を支配しているんだ、それが人間の女たちを支配するように。

・けれど、人間は負けるように造られてはいないんだ

・少年「また二人で一緒に行こうよ」
 老人「だめだ、おれには運がついていない。運に見放されちゃったのさ」
 少年「運なんてなんだい」「運はぼくが持っていくよ」

・魚をとるってことは、おれを生かしてくれることだが、
 同時におれを殺しもするんだ





この老人の果敢さと少年の尽くす心を、いつまでも持ちたいものです。
闘わなければならないことから、この美しい老人のように逃げないように。


平林都の接遇道

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1年前くらいにテレビで何度か見かけた人。マナーの達人、平林都さん。
さすがの本でした。




書いてあることは、他のマナーに関する本に似ているけど、
平林さんらしくまとめているのが◎でした。
簡潔明瞭に書かれており、やろうと思ったらすぐに実行に移せるのもいいです。
自分にとっても、是非癖にしたい接遇も何個かありました。






(以下印象に残った箇所を抜粋)

・「はい」という返事は仕事のリズム。気持ちのいい「はい」が言えない人は、
 何事に対しても腰が重い

・相手がびっくりするくらい大きな声で「はい」と答えることを、基本姿勢に

・座っているときは椅子はあなたのもの、立ち上がったら、そこは人の通り道

・仕事場は舞台。一礼せずに出入りする舞台はない

・ご用命を承ったときのみ復唱する
 「いいネクタイないかな?予算はこれくらい・・・」→「ネクタイでございますね、ありがとうございます」

・過去形のありがとうございましたはタブー

・不備をお詫びする際は、申し訳ございませんの前後にも言葉が必要
 「行き届かなくて、申し訳ございません」

・少々お待ちくださいませ○ ちょっとまってください×

・相手に何かお願いごとをしたいときは疑問形
 少々お待ちいただけますか?

・お待ちくださいね× ありがとうございまーす× 店員じゃない

・病院はサービス業

・身だしなみは最低限のマナー

・大切なことはお客様にこの人、なんかとっつきやすくて好き、と思ってもらうこと

・礼をするときは一生頭を下げるな! 腰を折る! 男性は大木が倒れるようなイメージで

・人とは違う挨拶をしよう ようこそお越しくださいました

・電話では少々お待ちいただけますでしょうか?は禁句。 誰も待ちたくない






という感じで、実際自分もいくつか挑戦しております。
少々お待ちくださいね、と言ってしまうことが多々ありますので。。





サービス業の人だけでなく、マナーの基本が書いてあるので、誰にでもお薦めできます。


マーフィー100の成功法則

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この前の「マーフィー欲しいだけのお金が手に入る!」に続いて、
こちらも読んでみました。





その名の通り、100の良い言葉がピックアップされており、それに基づき、実例などを交えて解説しています。


基本的には、自分の潜在意識を操作して、外世界に実現させる、というものですので、

似たような例がたくさん紹介されることに、ちょっと飽き飽きもしてしまいました。。


だけど、素敵な言葉がいくつか紹介されているので、読む価値がありますよ。



・豊かで幸福な人と知能指数はほとんど関係しない

・良心的でまじめということも富や幸福にはあまり関係しない

・成功者は人生の明るい面により敏感

・常に積極的な言葉をあなたの潜在意識に話しかけ続けるべき

・否定的なことは最後までいうな、すぐ肯定に切り替えよ。潜在意識が動き、奇跡が起こる

・頭脳明晰になりたかったら、そういう風にやっている自分を頭にはっきり描く

・私は輝くばかりの健康体になるのだ、私はすばらしい配偶者に出会うのだ、という

・カラダをくつろがせて、自分の願望をイメージしたときに、そのイメージが
 潜在意識に引き渡されてしまえば、必ず実現する

・潜在意識にあなたの願望を送り込むのは、それを視覚化すること、つまり絵にすることが最も有効

・感謝する心は宇宙の創造力に近い

・金持ちになる唯一の方法は、額に汗をたらして激しく働くこと、という話を信じてはいけない。
 そのような考えの人は潜在意識の驚異に関心がない

・うまくいっている人に嫉妬してしまうときは、すぐに祝福してしまうこと
 すぐに「彼とその富に祝福あれ」ということ

・お金の悪口をいってはいけない。言えば、お金はあなたから逃げていく

・他人の失敗を願う心は、潜在意識に自分の失敗を祈っていることと同じ

・離婚は最初は必ず心の中で始まる

・多くの人は幸福の秘訣の単純さがわからない。幸福を選ぶことからはじめる

・人間とは、その人が一日中考えていること
 人の一生とは、その人が人生をいかに考えたか

・人を許せないのは、いつまでも痛みのとれない傷を持っているようなもの

・失敗が心配なら、成功に注意を向ける






個人的に一番印象に残ったのが、「人の一生とは、その人が人生をいかに考えたか」と
「人を許せないのは、いつまでも痛みのとれない傷を持っているようなもの」という2つ。


内側から素敵な一生にしたいものです。

そして、人を素直に許せる人間でありたいですね。祝福もできれば、さらによしです。


検索は、するな。

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表紙のデザインが気になって、購入。


著者の方の考えが、よく伝わってくるような作品でした。




・情報が多いからこそ、私たちは興味のない情報を遮断して生きている
 そうすると、自分の脳を刺激するようなものと出会えなくなってくる。
 だからこそ、あえて誰もが無視して生きているようなどうでもいいことを、
 ときどきねちねちと考える(ちくわの穴など)

・仕事で100点満点取れる人は、人の持っていない自分だけのフィルターを持っている

・自分がオーナーになったつもりでクライアントの会社を見るように

・有名な会社だといわれるより、ぐっとくる会社だと言われるようにしたい
 そのために「当然」を超えた「こだわり」、自分たちの創造を超え、そんなところまでと
 思わせる

・何かをするということは、それ以外に何もしないということでもある

・食べに行ったとき、料理をしない人は「美味い」か「不味い」しかいわない

・本当の意味で考えて生きている人は、絶対成功する

・ビジネスの基本は「役に立つ」
 顧客が喜ぶということと、その喜びが社会の中でどう役に立つのかということ、その両方が
 見えていれば、軸がブレることはない

・恐れるのは、ある程度仕事ができると、それ以上頭を使わなくなってしまうこと
 だから、意識的に考えなければできないことを自分に課すべき

・こだわりは、窮屈なぐらいでないと価値がない

・趣味の目的は、プロセスを楽しむこと。仕事の目的は、結果を出すこと

・普段考えているようなことはいったん脇にどけて、普段考えないことをあえて深く考えると、
 視点は劇的に変わる

・本当に仕事ができるようになるために必要な才能は、どこまでも深くものごとを掘り下げていける能力

・人は使う言葉によって思考が変わり、それがその人の性格の差になっていく

・マネージャーが考えるべきことは、どうすれば部下の能力を伸ばすことができるか

・仕事は、業界全体、経済全体、社会全体といった大局をとらえていないと、
 何をするべきか、どこに力を入れるべきなのか、本質をはずしてしまう危険性がある

・いくら考えたところでモチベーションの本質はつかめない
 「どうすればモチベーションをあげられるか」不要な質問

・こだわりは持っているが、固執する部分が少ない男はよい

・失敗というのは、掛け算0のようなもの。
 失敗を点ととらえ、排除していく
 逆に成功はいろいろな要素が組み合わさっているから、面でとらえる

・仕事に感情を交えない人は、いい商品をつくることも、売ることもできない

・常に、「言ったことは伝わらない」ということを前提にものごとを考える




ひとつ、面白いと感じたのは、「トルネコの大冒険」の話。(ダンジョンゲーム。自分も昔やりました)

失敗を繰り返すたびにトルネコのレベルはゼロになるが、プレイヤーは失敗という経験が蓄積されるから、
明らかなミスが何か分かってくる。それは、現実での仕事と一緒、ということでした。





著者の方が一貫して訴えていたのは、「考えて生きろ」ということ。
ネットで検索しても、見つからない答えもあるんだ、他に頼りすぎるな、ということでした。


考え方がすっきりしてて、こういう方には好感が持てましたが、
内容は今まで読んできた本と似通っているように思いました。

銀座ママが教える「できる男」「できない男」の見分け方

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銀座ママの感覚で男の違いを語るこの本。


結論からいうと、少し浅い内容で、いまいち僕には共感できませんでしたが、
参考になる部分もありました。




・身に付けるものに「気を遣う」は「着を遣う」こと

・クラブで飲んでいるときにちょっと暑いからとジャケットを脱ぐ際、
 本当に洋服を大事にしている人は、脱い上着を裏返しにして半分にたたむ

・クリントン氏のように、一瞬で観衆をひきつけるための努力を惜しまず、
 いつも自分をよりよく見せる服装を心がけるべき

・足元は第二の男の顔(靴をちゃんと磨く)

・お酒は一緒に飲む相手に選択支を与える

・リスクを恐れて何もしないことが一番のリスク

・細やかな気遣いをしているお店の支払いに、くしゃくしゃの札は無神経

・人を説得したかったら、自分は何も知らないふりで、相手に気付かせること

といった言葉が印象に残りました。


特に服に関しては、納得。いつも楽な格好ばかりしている自分なので、
もう少し着るものについては、考え直さないとと反省でした。

世界がもし100人の村だったら

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10年前くらいに話題になった本。

その頃は特に意識していなかったのですが、たまたま見かけて購入。


15分もあれば、ゆっくりでも読み終えることができます。





もしも世界が100人の村だったら・・・・


・52人が女性です 48人が男性です

・90人が異性愛者で10人が同性愛者です

・61人がアジア人です 13人がアフリカ人 13人が南北アメリカ人 12人がヨーロッパ人
 あとは南太平洋地域の人です


・いろいろな人がいるこの村ではあなたとは違う人を理解すること
 相手をあるがままに受け入れること
 そしてなによりそういうことを知ることがとても大切です

・20人は栄養がじゅうぶんではなく
 1人は死にそうなほどです
 でも15人は太りすぎです

・17人は、きれいで安全な水を飲めません

・14人は文字が読めません

・もしもあなたがいやがらせや逮捕や拷問や死を恐れずに
 信仰や信条、良心に従ってなにかをし、ものが言えるなら
 そうでない48人より恵まれています

・もし冷蔵庫に食料があり、着る服があり、頭の上には屋根があり、
 寝る場所があるなら・・・あなたはこの世界の75%の人々より裕福です

・もし銀行に預金があり、お財布にもお金があり、家のどこかに小銭の入った
 入れ物があるなら・・・あなたはこの世界の中で最も裕福な上位8パーセントのうちの一人です

・かつて一度も傷ついたことがないかのごとく 人を愛しましょう

・あたかもここが地上の天国であるかのように、生きていきましょう



といった感じの内容でした。 日本文とともに、英文も見やすくのっていました。


アジア人って、こんなにたくさん世界にいるんですね。

太った人と、貧困に苦しむ人のコントラストが単純な数値化で、
恐ろしくも光っているような印象を受けました。




自分があまりにも恵まれていることを忘れがちな自分にはとても良い本に思えました。

自分にできること、わずかかもしれないけど、
世界に生きる同じ人間として、これから同じ人間を助けられたらうれしいです。

まずは、募金から始めます。

きらきらひかる

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高校3年生の頃読んだ作品。


でも、専門学校2年生のときにも読んで、


そして、昨日一気に読みました。



何度読んでもその時期によって、
本から伝わってくる感覚が違うから、飽きずに読めてるんだと思います。






内容は、恋愛小説。


でも、妻はアル中、夫はゲイで恋人がいる。

全部、理解しての結婚だったが。。。



ただ、一緒にいたい、今の生活でいいのに、
周りがそれを許さない。そんな、日常。



江國さんが描く登場人物はいつだって、普通のようで、普通じゃない。

どんな日常の風景も、より新鮮で、より美しい。










今回読んで印象に残ったのが、



「睦月たちって銀のライオンみたいだって、時々思うのよ」

(魔法のライオン。
群れを離れて、どこかに自分たちだけの共同体をつくって暮らしている。
草食で、早死に。もともと生命力が弱い上にあんまり食べないから、暑さとか寒さとか、
そういうことで。
ライオンたちは岩の上にいて、風になびくたてがみは、白っていうより
まるで銀のように美しい)


と笑子さん(妻)が言った言葉。



確かに同性愛者の人ってそんな感じなのかも、と思った。







素敵な小説です。

カミングアウト・レターズ

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カミングアウトの手紙と、親や教師からの返事たち

「カミングアウト・レターズ」。





最初の手紙のやりとりには、いつ読んでも涙がでる。

特に、27歳の息子さんに対しての55歳のお母さんからの手紙。


・あの日、言葉を選んでいるあなたの声を聞き漏らさないよう耳をすませながらも、
 ポットからテーブルにこぼれたミルクが拭かれないまま固まることを気にしていた私は、
 何かが欠陥していたのだと思います。


・あなたと食事を終えて別れて車に乗り込み、一人の空間になると、今別れたばかりの
 あなたを呼び戻したくなった。
 思い出のなかのあなたが助手席にいるみたいに、「いいんよ」って言ってみた。
 胸が熱くなって、涙がこぼれた。


・「なぜ」子孫を残す役割のために生まれない人達がいるのか答えがあるとしたら、
 それは人生の不思議さや豊かさ、可能性を人類が学ばなければいけないからじゃないかな。


・当たり前でない人生は、豊か





この親子の手紙以外にも、素敵な手紙がいっぱいです。

この本がもっと世の中に広まりますように。


夢をかなえるゾウ

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自己啓発本?

でも、ファンタジー小説。




著者の方は、たくさんの自己啓発本を読んだんだと思います。

簡単に読めて、ためになる。純粋におもしろかったです。





・商売道具=靴。自分を支えてくれるものを大事にできないと成功しない

・成功しないための一番重要な要素は「人の言うことを聞かない」

・お金持ちになる人は、みんなをめっちゃ喜ばせたいと思っている人
 お金持ちになりたい人は、自分を喜ばせることを考えている人

・ビジネスの得意なあつは、人の欲を満たすことが得意なやつ

・とにかく誰かに出会ったら「この人が欲しがっているものは何か?」を考えながら接してみる

・出会う人すべてをお客様と考える習慣

・いい調子の会社は空気がいい。みんな楽しそう。だから人を笑わそう=空気を作る

・世の中のほとんどの人間は、反応して生きている

・一日の最後は、自分を褒めて終わろう。成長することは、楽しいこと

・楽なもんで体にええことはほとんどない

・人間は意識を変えることはできない
 自分がこうすると決めたことを実行し続けるためには、そうせざるを得ない環境を作らないといけない

・人はその制服のとおりの人間になる。服装が人の意識に与える影響は見逃せない

・運がいい、と思う

・ただで何かをもらおう、と意識しているとコミュニケーションが変わる

・人を喜ばせるという目的に照準が合っていたら、人のマネをすることに恥じらいもない

・ウォルマートの創始者は、自分の店にいるよりライバル店にいるほうが長かった

・自分がわくわくできて持っている力を一番発揮できる仕事を探さないといけない

・お金は人を喜ばせることでもらうもの

・やりたいことを見つけるために一番やったらいけない方法は「考えること」

・やりたいことなんて理屈じゃない。実際に経験してみて、その経験を通して見つかるもの

・みんな知っている。やりたいことやって後悔しないような人生送ったほうが幸せになれる。
 でもやらない。

・仕事はブランドで選ぶと不幸になる

・人間が変わるには、でっかい不幸が必要。そういう時やっと、それまでのやり方を変える
 誰かに才能を認められることも人生を変える

・自分が満たされていないと、人を喜ばすこともできない。
 足りてない自分の心をありがとう、という言葉で満たす


世に出ている自己啓発本の総集編、という感じ。

それをおもしろおかしく描いたので、ヒットしたのかな。



>やりたいことを見つけるために一番やったらいけない方法は「考えること」

これは、よくやっていたので、反省しました。実行あるのみ、なんですね。




>やりたいことなんて理屈じゃない。実際に経験してみて、その経験を通して見つかるもの

いろんなことに、これからチャレンジしていけたらと思います。


なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか?

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楽しく読めました。

13話のショートストーリーから、大事なことを学ぶ、といった感じ。





・ずっと変化し続けるこの世界では、進化するか、しないかという選択の余地などない。
 生き残るには進化するしかない。

・労を惜しまず質にこだわることで、逆境を新たなチャンスに変えることができる

・長期的な成功という褒美は、みんなの手の届くところにある

・会社が主要な競争手段のコスト削減に手を出すと、しだいに癖になり、行き詰る

・会社の競争力を低下させるようなコストカットは、失敗への第一歩
 人材育成や宣伝が質のよいものなら、実際はコストにはならない

・人員削減が必要になったときの一番賢い方法は、貢献度の少ない社員を解雇し、
 貢献度の非常に高い社員は年齢を問わず残すこと。本当の意味での整理

・部下をもっと頼りにし、もっとうまく扱えるようになれば、立てた目標に到達できる

・やるべきことをきちんとしなかったために失敗するのは、個人の責任であり、
 挽回できないエラー

・私たちの任務を遂行するのに戦略上役立つことのすべてを、
 恐れることなく、力の限りを尽くして行わなければならない

・部下には上手に管理される「権利」がある







といった感じでした。



自分は部下なんていない立場ですが、上に立つ人間としての考え方も必要だなぁと感じました。

「生き残るには進化するしかない」という言葉が印象的でした。


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Hiro

Author:Hiro
読んだ本の記録。忘れたくない言葉。

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