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性なる人びと : 家田荘子

SEINARUHITOBITO.jpg

見開き1ページのそれぞれの性事情レポート。



・高齢者のための高齢者によるストリップだって夢じゃないかも。

・ストリップ劇場で、お客さんを上から眺めていて、ひとつの大きな特徴を発見した。
 ダンサーが、衣装を着て踊っているうちは、みんなからだを正面に向けたまま、
 少しも変化がない。横目で見ながら、誰もがすましているのだ。
 ところが、ダンサーが衣装を脱いで、回転するステージの上で開帳を始めたとたん、
 みんな一斉に、首を突き出し、顔を丸々そっちに向けて、一転を一心に見続けるのだ。
 穴が開くほど真剣に、瞬きさえ惜しむかのように視線集中をしている。

・バンコクのソープでは、マジックミラーがあり、そこからメークや編み物をする女の
 子たちを見ることができる。誰が選ばれるか、妙な競争心が生まれたのをよく覚えて
 いる。こうやって、露骨に競わせるから、女はますます美しくなろうとするのだ。
 風俗で働く女の子たちの多くが入店後、どんどんかわいくなっていく理由が、改めて
 分かった

・多くのラブホテルでは3人1組で、3分から7分でルームメーキングをやり終えると
 いう。一人が浴室、一人がベッド、もう一人が洗面所や雑用をやりながら、シーツ替
 えのときのベッドメーキングを手伝う。余分な歩きを一歩もせず、あっという間に
 直後の部屋でなく「使用前の部屋」然に変えてしまう。

・でも大体、「出会い系」をやっている中から、お遊びでなく、本気の相手を
 見つけること自体、至難の業なのだ。


・やっぱり探偵依頼の80%は依然夫の浮気関係の調査とか。
 ネクタイを結ぶときに、紙切れを入れておき、ネクタイを取ったとき、落ちる仕掛け
 にするというのは有名な浮気発見法だが、他にも、シャワーなど体を濡らすと、
 ダンナの体にこっそりつけておいた液部分の色が変わる3万円のスプレーや、
 下着に精液がつくと、色の変わるスプレーなど、新兵器もある。
 
・妻があやしいと感じたら、夫は、99%浮気をしていると、美人ベテラン探偵は言う

・合コンをしたがるわけ
 あの(誰にしようかしら)、(誰が選んでくれるかしら)とあれこれ考える、緊張の時間
 がたまらない。だからマッチングしなくっても、懲りずにみんな、期待して合コンを
 繰り返す。

有名人のクスリ報道が多いけど、逮捕された子供や人の家族を責めることよりも、これを機に、より「ダメ、ゼッタイ」の啓蒙活動にマスコミが参加することが大切ではないのだろうか。

・アブノーマル系の人は、趣味嗜好がうるさい上に、美的意識も高いので、なかなか
 カップルが成立しない。

・どうせこの人もノーマルと思うと、なんか最近は、恋する元気もなくなっちゃって。
 明るくSMできる世の中になったらいいのにね

ノーマルってなんでもないことのようだけど、やっぱりすごいことなのだ

・本当に魅力のある人というのは、少人数グループに存在すると、私は思っている。
 彼らは何が楽しいか、自分はどうしたいのか、そして今、自分はどういう地点に
 いて、何をしているのかをよく知った上で、ムリをせず、素直に生きている。

私が作家になって以来アピールし続けている
 「自分のものさしを人に当てはめてはいけない」






著者がラブホテルの清掃を体験した話が特に面白かったです。
テキパキと忙しいんだなぁ、と笑


この本に出てくるのは援助交際をする学生やドラッグに手を出す人など
社会からはみ出した存在の人たち。いわば一般世間から嫌われている存在。

でも、著者が最後に言っていた「自分のものさしを人に当てはめてはいけない」ということを考えると、
一概に否定できないな、と思いました。いや、むしろ否定するほうがおかしいのかも、と思うようになりました。



普段では聞けないことを間接的に聞くことができるのが家田さんの本の魅力。
もっと読みたいものです。

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ラブ・ジャンキー日本発タイ行・性の直行便

th.jpg


買う側、買われる側。タイの性と日本の性。



・タイ国内をあちこち回るうちに、ひとつのとんでもない発見をしてしまった。
 それは、どこへ行っても売春している日本人がいるということだった。
 おそらく世界中探しても、こんな日本人のための性の治外法権地区はないだろうと
 思われる。日本人の金と精液の掃き溜めになっているタニヤ街

・どうしてこんなにお客の顔が、動物的に映るのだろう(ホステスをやってみると)

・”ニセ処女”。処女なら1回二万バーツで商売ができる。
 手口は、あらかじめ鶏や牛の生き血を、薄いビニール袋に詰めたものを用意しておく。
 そしてお客とホテルに入ると、まずトイレへ行き、それを膣の中に仕込む。
 すると、ことの後には、血の跡が残る。

・タイはコネの強い国

・タイ、ラオス、ミャンマーの国境に跨り世界中のヘロインの70%を供給する
 ”ゴールデン・トライアングル”

・仏教儀式のひとつで”サイシン”。この糸が切れたら、願いがかなう。

・タイでは普通、お金を渡すとき、渡す方の人が拝んで渡す

・「僕のバージンはたった千バーツ(約5000円)だったよ。」

・「毎晩店にはたくさんのお客さんがやってくるよ。もちろん、その中には
 日本男性もたくさんいる」
 彼が相手をしたのは、30代から40代の男性で、見るからにゲイと判る関東出身
 の人が多かった

・心の中でゲイボーイを犬猫のように扱ってる客がいるんだよ。

・体を売る女性の場合、キスを拒否している人が、圧倒的に多かったが、体を売るゲイ
 の場合、キスは必要事項になっているそう。コンドーム使用もチェの場合、100%
 ではない。

・「2人きりになると、全裸で踊れって言ってくる客とか、臭い客とか、自分のした
 仕事に似合わないような少額しか払わない客とか、細かいことをグチャグチャ喋る
 客とか」

・「指名されたって、嬉しくも何ともないさ。僕を買った客は、舐めるような目つき
 で僕を見るんだ。いやらしいというか、醜いというか、さんざんそんなお客の姿を
 見てきたよ。だから、ベッドに入るときは、極力何も考えないようにしてるんだ」

・実はゲイクラブには、女性も来る。「日本女性?毎日来てる。」

・マンペンライ(気にしない)の精神。(アメリカのtake it easy、フランスのケ・セラ・セラに匹敵する、タイの文化・タイ人気質を一言で表す言葉。)

・仏教の影響から、タイの普通の男女はオーラル・セックスを不浄なものと考え、
 あまり実行しない

・普通堕胎する場合、かんしで中のものをほじくりだすんだけど、私の場合は大きかっ
 たから注射して自然に流産させる方法を取った。

・「もし自分を本当に愛していたら、連絡をくれるはずでしょ?だから自分からは連
 絡をしたくなかったの。愛してくれない人に、愛を要求することはできないじゃない
 の。だから私は一切、自分から連絡を取るようなことはしなかったの。どんなに淋し
 くても、どんなに不安でもね」

・この"良心的"な売春ありのクラブにくる日本人は、どのような顔をしているのだろう。
 「一番多いのは、変なものを使おうとする人ね。ほら婦人科でドクターが使ってい
 るような開くヤツ。それを入れて懐中電灯をあてて喜ぶのよ。それから多いのは、女
 性2人をオフする人。」
 「もうあらゆる層の日本人がやりたがるのよ。本当、スケベね。私のおっぱいを触り
 ながら向こうに入れてみたり、私のほうに入れてみたりとか。特に30-40代が多い
 わ。」

・タイの女性たちは日本人男性をオオトカゲと呼ぶ。「あっ。お金が入ってくるな。」
 って思う。

・タイって国は、お金があれば何でもできちゃう国なのよ

・ショートで3万円、泊まりで5万円

・タイでも比較的低い階層の人は、本当にバクチ好き。

・日本のおじいさんって、その・・・下のほうはあんまり元気じゃなくて、一発やるに
 も、うまくいきにくくって、その代わりにオッパイしゃぶりまくったり、なめまくっ
 たり、とにかく一晩中舌をはわせまくるから、もう、うっとおしくて。

・日本のお客さんって臭いのよ
 臭いのよ、口臭とワキガが

・「今やってる仕事は、お金に似合っただけ辛いことも多いし、なんといっても、
 世間の冷たい視線と戦っていくことがね。けっこうこたえるのよね」

・家に借金があったから、13歳で売春婦。「お父さんとお母さんに、家を建ててあげ
 たい。」彼女は家のために毎日、父親ほどの年齢の男たちから射精されている

・「今まで6年間の義務教育を受けさせてもらったんだから、今度は私が稼いで家族を
 支えていかなきゃって、自分で決意したの」

・「家族のために働くのは当たり前のことです。自分のことよりも、両親のことの方が
 大事ですから」

・先日、HIVに感染したミャンマー人女性が、帰国したとき、ミャンマー政府に捕まっ
 た。その女性は、政府によって殺された。エイズを水際で止めるため。

・「エイズと判っても、仕事はやめはしないでしょう。むしろ、働けなくなる将来を
 考えて、仕事を続けるでしょうね。陽性だからといっても、私は、彼女たちから仕
 事を奪ってしまう権利はないんですよ。」(女医)

・アメリカでは麻薬使用者をHIVから守るために注射針を配布している。
 高校生にはコンドームを配っている。タイでは売春婦をタダで検査している。
 建前や見栄ばかりが先行する日本政府のエイズに対する姿勢より、ずっと精神的ケア 
 がうかがえる。

・なぜこの仕事を始めたのですか?
 「家族を養うためです。」

・タイっていう国は、タイ語で「自由」

・「オカマバーへ行って、いろいろ話を聞くとね、みんな貧しい子たちなのよ。明日食
 べるものもないから、死ぬよりはいいといって、女が好きなのに、仕様がないからゲ
 イをするの。生きていくためにしていることなら、人をバカにしたりしないの、タイ
 は。
 この国では、今度生まれ変わったときのことを重視する。今の人生がたとえ貧しくて
 も、次に生まれ変わったときのほうが大切なのだから、みんなあくせくしていない。
 貧しくてもみんなニコニコ。だからタイは微笑みの国といわれる。」

・ステージの上で、死んだようにダラダラと踊っているゲイボーイたち

・それにしても、なぜ日本男性はそれほど洗濯に弱いのだろう。

・タイ人のように悪いことまで「マンペンライ」に変えて明るく生きる才能があったら、
 どんなに楽しく生きられるだろう。
 それにしても、マンペンライを取り入れた日本男性というのは、堅いだけというので
 なく、柔らかさと子供っぽさが入り混じって、なんかいいなぁという印象を受けた。




タイっていう国が少し好きになれた、なんとなく。
マンペンライという精神は本当に素敵で、是非身につけられたらと思う。
柔軟になれそう。




売春は決して悪いことだとは、ぼくは思わない。
むしろ多くの人間にとって必要不可欠な仕事だと思う。。

ぼくは利用したことはないのだけれど、身近な人でもデリバリー・ヘルスを利用したことがあると
言っている人もいたし、自分の知らないところでもしかしたらみんな利用しているのかもしれない、と思う。

ただ、そこにもマナーがあり、それをちゃんと守ることができる人がどのくらいいるのだろうか。
本の中にもあったとおり、タイの女性から「日本人は臭い」というイメージを持たれてしまっているのには、
なんだか残念な気がした。

あと、人と人の交わり、とてもとてもデリケートな仕事の内容なのだから、買われる側をモノのように扱う人は
いかがなものなのだろうか。そういった人は、人間として大事な部分が欠落しているようにしか思えない。
むしろそういった欠落した人間がこういう売春を利用することが多いのだろうか。
そうだとしたら、売春婦やゲイボーイの人たちの強さに頭が下がる。




んー、こういうことは考えてもよくわからない。、

実際に一度体験するべきなのかもしれないと思った。(はまったらどうしよう笑)
うふふ。




ではまた。




イエローキャブ : 家田荘子

YELLOWCAB.png

5ヶ月の取材で見えたNYで生きる日本女性の素顔。



・ジョイント。体をこすって、ドラッグが早く全身に回るようにするしぐさのこと。

・NYでは、クラブに行く前に、ドラッグを嗜む人々もいる。音楽や踊りをより楽しむ
 ために、ノリをよくするため、あるいはファッションの一環として

・「レイプのあとね。私、これまでにやりたかったことを、グシャグシャに、いっぱ
  いやりまくったの。ドラッグもそうだったし、洗濯機に顔を突っ込むなんてい
  う、ばかげたささいなことも、その一環だったわね。だって楽しくしなきゃ、
  やってられない」

・彼女がいうと、どんなショッキングなことでも通り雨のよう

・「自分が嫌いだったのかも。でもそれを私は、日本のせいにしてた」

・スキンヘッドは、気持ちよかった。ああ、男は、こんな気持ちで生きているんだな
 って、少し世の中の厳しさが判ったような気がした。

・日本では、皆と同じようにして群から出ないようにしないといけない。

・NYってね、ここにいたら、何が起こるかわからないの。ウォール街とか、世界の
 トップもあるし、いろんな人がいる。ここで良くなるのも悪くなるのも、自分しだい。
 何かをやれば、すべて自分に返ってくる。私は好きでNYにいるんだから、何が
 起こっても…ということを頭に入れて暮らすべきだったの。

・私は、レイプされたのは、レイプした人が悪いんだと思って、それをずっと背負って
 きたの。でも今なら、自分に隙があったからだってわかるのね。

・黒人にはね、すごく熱いものがあるの。何かひとつのことに向かって、一生懸命に
 なるのね。それが、とっても輝いていて、パワフルなの。

・私、日本の社会が嫌いだった。学歴とか世間体で生きている人を見るのが嫌

・<マジック・マッシュルーム>
 南メキシコ産でインディアンが儀式に使ったりしていたサイロシビンという種類は特
 に有名。幻覚作用はLSDに似ているが、作用は4-6時間と短い。生のままでは
 食べにくいので、乾燥させたり調理して食べる。体力消耗が少ないと人気を呼んでい
 る。

・NYで、ストレートの男性を捜すのは、とても難しいと耳にすることがある。
 NYはそれほどゲイが多いし、またゲイであることがかっこいいことという価値観も
 存在している。そのため、わざわざゲイになる男性もいるほど。

・社会のせいかなぁ。それとも友達…。日本だとね、ドラッグにしても、何か悪いこと
 をすると、すっごい後ろめたさを感じさせられるようになってるじゃない?こっちに
 はないのよね。それに日本だと、お金がなくなると、とっても惨めったらしいでしょ。
 でも、こっちでお金がなくなっても、そうじゃない。みんなで同じものを食べたり
 できるし、友達にもなれるし、そのせいかな、NYがいいのは。でも、NYは自由
 すぎて、自由でもない。

・<マスカリン>
 LSDと同じ化学構造をもつ精神異常発現剤。いわゆるサイケデリクス。メキシコ産
 のサボテンの一種が主原料で、針状の白い結晶で売られている。吐き気を催すほど
 苦く、煎じて飲んだり、煎じた液体を浣腸するなどして使用する者もいる。
 摂取してすぐは気分の悪さが1,2時間続くが、そのあとLSDと同じような恍惚
 状態、幻覚、離人体験などが現れる。ブラックマーケットではLSDより高く
 売れる。

・日本にいた時、日本人とも付き合ったことがあるのね。だけど、日本人って冷たいの
 よ。ハートはやさしいんだけど、きれいすぎてなんだかお刺身みたい。

・友達とか、組織とか、はっきりしていて、しがらみがあるということが自分に
 合わない。また、曲げて、それに流されようとも思わない

・主人は、イスラム教徒なんです。毎週金曜日は教会に行くし、一年に一度、4月の一
 ヶ月間だけ、断食もしますしね。太陽が出てる間は、食べ物も喫煙も、肉体交渉も
 持たないと決められている。食べ物は、ポークとかハム、挽肉がダメで、骨付きの
 肉をカットしたものしか食べられないし、日本食は、エビとかの火の通っている
 お寿司くらい。

・女性は奴隷と同じ。キッチンとベッドにいればいい。死んでも男の足のほうに、
 女は土葬で入れられる。

・私の父は、数に限りあるものの場合、自分はほんの少ししかとらず、大半を母に
 あげるというタイプ。そんな父を小さいときから見てきて、こういう人と
 結婚したいなって思った。

・コカインを吸っているかどうかは、鼻を見るとすぐにわかる。ひどい鼻風邪をひいた
 時のように鼻水が垂れてくる。ただし、風邪と違うのはくしゃみをせず、垂れてくる
 鼻水が透明であるということ。

・「ドラッグには、いろいろあるんだよ。たとえば映画を見るときは、コーク。
  頭の働きを早くするから、監督とかストーリーとか、登場してる俳優だけじゃな
  くって、陰にいるスタイリストとかディレクターまで見えてくる。
  エクスタシーは、ハウスミュージックによく合うよね。LSDは、美術的なもの
  が、よく見えてくるしね。マジックマッシュルームは、宇宙的なことが考えられ
  るようになるよね。」

・ドラッグでメッセージを遺したい

ーあとがきー
・ある人は「世の中、金で買えないものはないよ」と、金銭的に恵まれていることに
 最高の価値を見出す。それは、それでいい。
 また、ある人は、「金でも名誉は買えない」と、地位や名声に価値を見出す。
 それも、ある。
 けれども、この本に登場する彼女たちにとっては、何よりも、自分の好きな場所で
 自分らしく生きる、ということが最も価値のあることなのだ。

・一人一人、人生が違うのであり、自分の価値観を当てはめるのはやめて欲しい。





ドラッグ、レイプ、恋愛詐欺。
そんなことがあっても、この本に出てくる女の人たちはNYを離れない。
強い、と思った。(ドラッグは別だが)むしろ、離れられないんだろう。
それだけ、自分が欲しいものを手に入れようっていう意志みたいなものを感じ取れた。



著者のあとがきの価値観については、正論。
自分と違う人間がいて当たり前なのに、それをすんなり認めることができないのは、なんだか自分がたまに情けなくなる。
自分にとっては間違いでも、他人にとっては正解なことが、この世の中には溢れている。


自分の価値観を知らないうちに人に押し付けていないだろうかと少し反省もした。

ザ・麻薬 : 家田荘子

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ハワイで麻薬に関わる日本人のレポ。



・<エクスタシー>
 LSDと同じ幻覚系の麻薬のひとつだが、幻覚作用は少なく、催淫効果に優れている。
 俗にいう「ラブ・ドラッグ」。80年代に急速に広まる。正式名はMDMA。
 長時間性的興奮を持続させることができると言われている反面、体に及ぼす悪影響は
 甚大。多幸感、時間の観念がなくなり、体が軽くなった感じが続くという。

・<マリワナ>=大麻、葉っぱ、ウィード
 大麻草を乾燥させたもの。とくにインド大麻は作用が強いと言われる。作用は個人差
 が大きいと言われるが、知覚が冴え、体が楽になり、浮き上がる感じがある。空腹感
 を覚える人も多い。また性欲が高まることもある。人によっては次から次へと考えが
 浮かんで、止まらなくなることもある

・<コカイン>
 濫用が問題になっている興奮剤(アップ)系のドラッグ。作用は覚せい剤(シャブ)と
 ほぼ同じ。中枢神経が刺激され、気分が高揚する。同時に頭脳が冴え、おしゃべり
 になる。シャブとは違い持続時間が短い。15-20分で終わる。そのあと、急激にダ
 ウン。それに耐えられず再び手を出す人間が多い。
 
・<シャブ(覚せい剤)>
 アンフェタミン及びメタアンフェタミンのこと。白い半透明の粉末になっており、
 日本では麻薬の王様。日本で本格的に使用されだしたのは1941年。
 元気が出て、2-3日睡眠をとらなくても元気が持続するので、軍や軍需工場で大い
 に使用された。
 戦後、有力製薬会社が「ヒロポン」の商品名で販売し、濫用者が急増。1951年麻薬
 に指定され、製造禁止に。
 強力な興奮剤。とくに静脈に注射すると手足の先がサッと冷たくなり、たちまち体が
 スカッとする。疲労感が吹き飛び、異様なぐらいセカセカ動き回る。
 中枢神経の興奮に伴い動悸が激しくなり、汗が出てくることが多い。持続時間は
 2-5時間。

・<アシッド(=LSD)>
 LSDはごく微量でも極めて作用が強いため、通常、紙に浸み込ませた形で販売される。
 作用として多くの場合、色彩が鮮やかになり、物がひときわ大きく見えたり、曲がっ
 て見えたりする。気持ちが爽快になり、もうひとりの自分が現れて自分を観察してい
 るような錯覚にとらわれる。
 LSDのもうひとつの特徴は、薬の作用が切れると周囲のことは気にならなくなり、
 眠れないままボーッとしていること。
 シャブやコカインに比べると作用は個人差が大きく、幸福感に浸っている人間がいる
 かと思えば、支離滅裂な言動をしながら攻撃的になるものもいる。
 濫用すると目まい、悪寒、頻脈など生じ、自殺にいたることも。
 身体的依存度はほとんどない。幻覚の持続時間は4-12時間。身体的ダメージは
 あまり強くないといわれる。



・ドラッグをやる人は弱い、と、ドラッグをやっている人も、いない人も言いがちだが、
 精神的に弱くても、ドラッグに手を伸ばさない人は、たくさんいる。

・今はリゾ・ラバよりもみんな、ドラッグを求めてハワイに来るわけ。

・平均14-16歳で、異性とドラッグを初体験した都会の少年少女たちが、
 さらに上等の快楽を求めて行く先がアメリカだという。

・「エックスを摂って、セックスをすると、どう違うの?」
 「愛が見える」

・「日本でやってたころは麻薬をしているってことで、なんとなく優越感にひたるよう
  な気持ちもあったけれど、アメリカで本物を知ってからは、そういう気持ちは消え
  たわ」

・ドラッグの大家(マスター・オブ・ドラッグ)

・「ドカーンと来て、パラドっちゃって、顎はカチカチ鳴り出すし、言葉もでない
  くらい来ちゃったの。あまりに速すぎて吐きそうだった。」

・「私たちはいつも、他人がどう自分のことを思ってるかを気にしながら生きてる
  けど、エックスを使うと、そんなの気にならなくなるのよ。クスリは息抜きでもあ
  るし、快楽でもあるし、なんていうのか、見栄とか張らないで、本当の自分になれ  
  る。」

・マスミはエックスを摂り、「この世でいちばんスケベな女」になるという。

・ハワイにやってくる日本人で、ドラッグに手を出しているコは、とても多いという。
 特に女性のほうが目立つそう。

・「マリワナは、ドラッグの最初の入り口ってとこかな?タバコを吸うような感覚で
  やってると思うんだ、みんな。」

・お酒より簡単に手に入るもん。ドラッグだと、店に行かなくても買える。

・レトルトパーティー。ハウスパーティーのこと。レトルト食品といえば、ハウスが有
 名。だから人に判らないように「レトルトやるよ。」と教える。

・エックスを摂ると、愛が見えるって言うけど、愛なんて、なかなか見えない。たとえ
 見えたって、本当の愛とは思えない。でも、一緒にいる女性が、すごく愛おしく見え
 ちゃうし、言いようのない幸福感に浸ることができる

・「シンナーって私の場合、凄いピュアになれる」

・シンナーには、幻覚作用がある。しかし続けていくと、身体的不快感、精神障害など
 を起こしやすく、頭が働かなくなっていく

・「アイスを打つとね、セックスが変わるの。なんでも、どこでも過敏になっちゃっ
  う。」

・「アイスはねぇ、ある程度もつけど、コカは、もうピャーッとなくなっちゃう。」

・「AVの仕事ってニューフェイスのときがピークなのね。」

・「落ちるときってすごいのよ。力も何もない。食べられないし、体じゅう参ってい
  るから、ただ水だけ飲んで寝るしかない。ハイに戻りたいから、もっと
  ほしくなるの。」

・「コークは鼻とか喉とか痛めたうえに、そこを通らなければ、ハイになれないの。
 だから飽きるのね。でもシャブならパイプに入れて燃やして、タバコみたいに
 吸うだけ」

・ドラッグがなくなると、絨毯の糸一本一本をかきわけて、隙間にドラッグが落ちて
 いないか何時間も探し続けるの。

・「日本人だけが、お金を持っているんだ。最初、声をかけても「ノー、ノー」なんて
  言っているんだけど、追いかけてって、声をかけると匂いをかいで「早く早く」っ
  て、急に小さな声になって買おうとする。」

・気をつけなくてはいけないのは、売春婦のシステムが日本とは違う。
 ハワイは売春婦の上にピンプ(ヒモ)がいて、彼女たちをコントロールしている。
 そして仕事の中に、盗みまで入れている。

・「はじめ、笑いが止まんないだけだった。自分で笑いたくて笑うっていうんじゃなく
  て、なんていうのかな。。。もう、何してても笑えちゃうみたいなカンジ」

・よく、日本人にはコカインは合わないと経験者たちから聞かされる。

・ドラッグによって得たものは?と尋ねると、
 「まぁ、別の世界が見えたことだけですね」
 「よくアシッドは、遺伝子に影響が行っちゃうっていうんですよ。」

・「クスリは飽きない。でも女の子は飽きる」

・「あればあるだけ、私も吸っちゃうの。寝る前に「もうしない」って、いつも誓うの
  に」

・百メートルをダッシュした後みたいな興奮作用を起こすコカイン
 作用後はダウン(疲労、だるさ)をもたらすため、反復使用したくなり、早く中毒
 症状を起こしやすい

・「マリワナでも、長い間には中毒になります。精神的に強く魅かれてしまうため、
 コークとか、エックスとか、もっと強いほかのものにも手を出したくなる」

・「カラカウア大通りを、ビーチ・サンダルを履いて、2,3人でベラベラと歩いて
  いるようなおじさん。こんなおっさん、こんなまじめそうなお父さんみたいな人
  が、するはずないじゃないのって思うような、とんでもない普通の観光客が
  買っていくのね。」





無知すぎるんだけど、ぼくは麻薬=覚せい剤だと思っていた。
コカイン、マリワナもひとまとめにして、覚せい剤だと。ぜんぜん間違っていた。


現地に住む日本人の麻薬のディーラーだったり、
留学して麻薬にはまっていく女性だったり、本人の声を聞くことができるのが非常に興味深い。

1997年にこの文庫が出ているので、本になったのはけっこう前のこと思う。
その頃からすでに麻薬が蔓延していたんだと思うとなんだか怖い。
平気でそれを買ってしまえる日本人も。


ぼくの身近には全く麻薬なんて見えないけど、
もしかしたら周りの陰ではもう広がっているのかもしれないなぁと思った。
麻薬ってそんなものなんだろう。




アブノーマル・ラバーズ : 家田荘子

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一般的に変態とされる人々のルポ。


M男 神田川
・「宿直室の前をとおりかかったら、たまたま体操服に着替え中の担任女教師が、
 見えてしまった。それだけのこと。そのとき?私は8歳の小学2年生。女教師は
 20代後半だったと思います。子供心にきれいだと思っていました。目が合った
 次の瞬間「そこで何してるの?」と叱責を浴びせられ、中に引きずり込まれたんで
 す。」
 女教師は「誰にも言っちゃダメよ」と言って、ひもで、神田川を縛ってしまった。
 それからタオルを彼の口に突っ込み、自分のはいていたナイロンのパンティーを
 頭にかぶせてしまった。

・言葉にして何か言ってくれれば、あらかじめ人間というのは覚悟は決まるものですけ
 どね。この責めは1週間続き、私の股間は出血していました。

・未亡人は、ヤマイモを肛門に挿入した後、股間縛りをし、神田川を放置した。
 痒くて悶え苦しむ神田川を前にして、未亡人は冷静沈着だった。
 「苦しいでしょう?かわいそうに」

・人は、誰もが何らかの変態性を持っているという

・初心者には、ロープより、ネクタイのほうがいいと思うんです。縛りやすいし、
 解けなくなったときは、はさみで切っちゃえばいいんですから

・恥ずかしさを耐える。これがマゾヒズム

・恥ずかしさを堪えて、やってもらう行為ーそこに私が、幸せの絶頂を感じるわけです

・切望している私のために、恥ずかしいけれどあえて行為をしてやらなきゃいけないと
 いう気持ちにSno女性はなるのだというのですよ。Sの女性というのは、サディズム
 の行為をしていながら、心のうちは、マゾヒズムの快感も同時に味わっているんです
 ね

・「叩かれて嬉しいの?」
 「はいっ。本望です」はっきりと言った。

・パンティーによる「終日臭い責め」
 「男として、これほどの羞恥心と屈辱を味わったことって、ありませんでした。
 一週間ははいていたパンティーを被せられたときなど、気を失いましたね」

・Mというと、いじめられるばかりで苦痛と思っていたが、実は、気持ちいい思いを
 Sよりしているのではないか。Sというのは、いたぶっているようで、実はMに
 気持ちよくなってもらうため、奉仕をしていることになるのでは

・征服欲と征服される歓び。これがSとMの愛ある行為ではないでしょうか。

・なんてまじめな変態だろう。。。

・「いいえ。私は超変態です」

・人間というものは、生まれながらにしてみんな、S性とM性を持っていると
 思うんです。でも、それに気がつかない人、機会がなく開花しないって人が
 たくさんいるんですね。

・自分のアブノーマル性に気がついた人は、幸せでありラッキーと言えるかもしれない
 と私は思えるようになってきた。


女王様・夏樹れい子
・「なぜ、あんなに小さいころ、ブーツにひかれたのか、私にも分からないの。
 でもブーツとか、革のものを身につけることによって、精神的に落ち着く。すごく。
 そうして、今は、快感を覚えてるのよ」

・フェティシズム…異性の体の一部や、限られたモノなどによって、性的満足を得る
 異常性欲の一種

・友達が一冊の本を持って来たのね。それがSMの本だったの。女性が縛れている
 写真を見て私、なんて芸術的できれいなんでしょうって思ったの。

・Mを最初にマスターしなければ、とても本物のSはできないって言われたの。
 Mの気持ちがよく分かるようになる

・今、学生であろうが、何であろうが、セックスに飽きてしまったとか、興味本位とか、
 そういう感覚でSMに入る人が日本では多いのね。
 日本って、まだそんなレベルなの。

・ただM男をいたぶればいいという、凄い単純発想が日本にはあるのね。
 でもそれはMではないと思う

・感覚そのものじゃなくて、何らかのことによって、自分をいじめよう、いじめられた
 いという過程があるからこそ、快感が出て来るのよ。Mだからといって、皆一緒じゃ
 ないの。

・革の匂いと、ペチャンとする肌の感触と、ブーツが擦れるときのきしむ音、
 それと第二の肌という感覚。

・日本の「真似ごとSM」

・彼女の元には、毎日いろいろなM男が訪れる。ほとんどが、社会的地位のある人。
 上に立つ人や甘える場所のない人が多い。


女装/バイセクシャル・三咲
・人間はもともと花である。/稲垣足穂(たるほ)
 つまり花というのは雄雌同体で、男であり女である。

・三咲が女装に目覚めたのは、お化粧がきっかけ

・彼女がいないときに、化粧道具と衣装を借りて装ってみたら、はまっちゃったんです。

・雨がやんだ後に、視界がぱっと広がってきれいでしょ?
 ああいうクリアビジョンなんですね、お化粧するって

・ああ、男というものは、すごくシステマティックに、女性をアプローチするんだな。
 「今、どこ?」「どんなタイプ?」
 極端なことをいえば、セックスがやりたいがための質問項目が、ズラッと並んでいる

・女装したまま、電車にだって乗る。
 「人が見たりするときの視線が、モロ快感なんですね。嫌悪の目で見るのが男性で
  女性は結構、好意的なんですよ。女装をする人は、ナルシストの傾向がある。
 でも一人でやっちゃうと危険なので、とにかく外へ出て、人と接するということを
 しないと、自分自身がダメになっちゃうんですよ」

・普通の女性がもてないものを持てる。これは、ある意味では、女装する人々の特権
 なのかもしれない。

・女装って、やっぱり解放された感じがある。
 男であるために自分を狭めちゃうことで、いろいろはみ出してしまうという何かが
 あって、それが女装によって解放される。

・男性は一度女装してみるといい。自分に正直になって女装をしてみると、世界が
 広がり、人徳が高まる。

・彼女の話を聞いている内、私はなぜ男性が男性の服を、女性が女性の服を着なくては
 いけないのか・・・と思えてきた。場所をわきまえた上で、自分の着たい服を自由に
 着たいものである。


M男・岡林
・出会って、初めてベッドインってときに、縛ってくれなんて、男が言えませんからね
 そう考えると、M性をもつ男性は、縁遠くなってしまう

・M男は、社会的に地位があったり、人の前に立ち、見られる立場の人が、なりやすい


女王様・花園舞子
・「サービスのS,満足のM」
 苛めるのではなく、Mが感じるところを、どんどん引き出して探してってあげるとい
 う部分から

・いつも自分を見ていて欲しいとか、意識していて欲しいと思う人が、Mに多い。
 おしゃれな人に、M性がものすごく強い人が多いという

・アブ・ラバ本人たちは、至って元気で健全。余計な気を廻す周りの人間のほうが、よ
 っぽど陰湿なのだ。


S男・五木
・大切なのは、お尻をスパンキングする手ごたえと、そのとき、相手が発する言葉ね。
 若い人だと、あのときの発声が童謡なんです。
 ある程度、年齢を重ねると、演歌なんですね。

・相手を絶頂に持っていったという快感

・なんだかS男というのは、引っ張る人のいない風船のようで、どこへ飛んでいくか
 わからない、すごい浮気性に思えて来た。
 なぜなら言葉ひとつで、相手は言うことを聞いてしまう。
 ということは、言うことを聞かない女性から女性へと、S男は、求め歩くのではない
 か

・ノーマルにしようとするのが私は、むしろ変態と思う


M女・小夜
・美しすぎるほど美しく生まれた者は、孤独な人生を歩むとよく言われるが、本当
 なのだろうか

・頭の回転がよくなければ、本格的Sは難しい。


女装趣味・郷田
・中学生のころ、女の人しか持っていない恥じらいがあって、すごいきれいで、
 まろやか。そういうものにたいして、憧憬。

・普通の単純なセックスでも、男はアクターになれない。
 でも女性は、アクトレスになれる。


ロリータ・野田
・ロリータの基準は3つ。体、心、社会的認知。体は第二次性徴が完全に終わって
 いないこと。心は、自分自身の心というものを、外に対して守るという意識が
 低いこと。社会は、どう見るかということ。

・一人ひとり形態があって、その人たちにとって、それがノーマルな最高のセックスで
 ある。「快楽の得方は、それぞれ。マニュアルなんてない」


変態・久本大痴
・この人こそ、生粋の超々変態!

・AV男優としての大痴の仕事は、平均月1回。そのほとんどが、変態役か、僧侶役。

・健全で元気で、とても頭の良い変態

・高校生から20歳にかけては、痴漢をするために、毎年神田の古本市へ通った

・AV男優になってよかったと思うことは、風俗嬢への偏見が、自分の中から
 消えて行ったこと


フェチ・大田浦
・自分の変態性を認めている人は、一生懸命、自己主張して変態ぶりを理解して
 もらおうとするから、とても愛しく思えて来る

・小学3年生のとき中学2年生ぐらいの姉妹に、家の裏の壁まで呼ばれて、裸にされた。
 中学のときは、異性の同級生に、トイレに連れ込まれて、裸にされた。

・小学校高学年のときにリボンの騎士のビニール風呂敷を手に入れて、
 僕、あれを宝物にして、いつもポケットに入れて持ち歩いていたんです

・ビニール風呂敷をつけて、初めてマスターベーションをしたのは、中学生のころ。
 いつも裸で、ビニール風呂敷や、レインコートを着て、やってました。

・大田浦の場合、変態と呼ばれれば余計に喜ぶ

・性的嗜好によって、それぞれバッジとか何かがあったら便利ですよね。
 苦労して相手を探す必要がない。


佐川一政(カニバル)
・1981年、オランダ人女子学生をカービン銃で狙撃し、死亡させた後、
 太股、臀部、性器などを食肉した。

・その人の匂いを嗅ぎたいとか、肌に触れたいとか・・・その延長が、現実のキスや
 性行為になるわけ。そして、さらにその延長線上に、、食べるという行為がある。
 相手の存在をより強く感じたいという欲求。これは、僕にとって、すごくノーマル
 だと思うんです。

・相手の存在を強く感じるーそのためには、匂いよりも、味のほうがもっと強いわけ
 ですから、その存在を食べることじゃないかなと思ったんです

・いきなりお尻にかぶりついたんです。噛み切れるかと思ったのが、夢の夢たる
 ゆえんで、現実性のないことが判ったんです。青白い。乳房なんか、引っ込んじゃっ
 て膨らみがないし、もうモノになっちゃったんです。一生懸命、妄想の世界に
 引き返した

・髪を持って、鏡に映したんですよ。自分の顔と彼女の顔を並べて、「カニバル(人喰
 い)になったな」と・・・

・あんなに素敵な彼女が、こんな姿になっちゃって、つまんないって思いました。
 なんでこんなに醜くなるのかな。もう、こりごりだって思いました。

・僕の場合、食べたくて食べた。殺すということは、目的ではぜんぜんなかった

・ノーマルと思っている人は何をもってして、ノーマルとしているのか。
 それは他人が決めることではない。




本を読んで判った(というかなんとなく感じていたことが明確になった感じ)のが、
誰しも変態性を持っていて、
幼少期またはそれ以降に何かが引き金になって、それが表面に現れる人と、
一生その変態性に出合うことなく、死んで行く人々がいるということ。


そして、今回一つのモノの見方として僕の頭の中に根付いたのが、
「変態でもノーマルでも人間であり偏見差別なんてする必要がなかったんだ」ということ。

自分には特に本で述べられているような変態性は持ち合わせていないのだが(残念というべきか)
、これからは、別に友人のあの人が変態でも何でもいいや、となんとなく思ってしまいそうである。
各々、快楽の得方は違ってて、それがなんであれ本人が一番嬉しい方法で悦びを得るのが一番大事だと思った。

だから、僕にはカニバル(人喰い)の人を咎めることなんてできないし(現代では犯罪だが)、
ロリータの人に止めろとも言えない。自分がもしそうであれば、言えるはずもない。



ビニールフェチの大田浦さんの言葉

「性的嗜好によって、それぞれバッジとか何かがあったら便利ですよね。
 苦労して相手を探す必要がない。」

というのが、一番印象に残った。まさにそうだと思ったから。


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Hiro

Author:Hiro
読んだ本の記録。忘れたくない言葉。

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