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家族への夢 : 日本ドリームプロジェクト

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36通りの家族への夢。



・目の前の人を大切にすることをやさしさといい、愛というのだと思う

・おばあちゃんが死んだとき、お母さんは大声をあげて泣いた。
 「お母ちゃん、お母ちゃん」って。
 でもな、おばあちゃんのこと羨ましいな、とも思ってん。
 あんだけ娘に大切にされているおばあちゃん、おらん。

・成人式。両親には、一生懸命20年間育て、大人といわれる歳まで育てたという、
 その実感ができる日。証の日。

・一人で大きくなったかのように、社会に出てからも母をいたわるなんてことは
 ありませんでした。
 そのくせ自分の理想や夢を語っては、母の協力をいつも求めていました。
 30数年間、無償の愛を受け取るばかりで何一つ返すことができぬままでした。

・私が結婚するまでに、
 あと何回みんな揃って晩御飯を食べることができるんかなぁ?
 最近みんなが揃ってご飯を食べると、なんかすごくおいしい。

・「母さんの夢は子ども孝行することじゃけん、あんたはちゃんと自分の夢に
  向かっていきなさい」

・いつのまにかじいちゃん(アルツハイマーにかかっている)を
 以前のように見れなくなっていた自分がいたことが、もっと悲しかった

・母は核家族に育ち、4人暮らしでした。
 幼稚園のころ、熱が出て休んだときも、一人で寝て心細かった。
 雨が降っても誰も迎えに来ません。
 自分の子どもには寂しい思いは絶対させないと、いつも家に居るようにしました。
 それが当たり前のあなたたちには、母の思いは分からないかもしれません。

・おそらく初めて挫折を味わったあなたは、優しかった。

・自分が生きてるんじゃない。生かされているんだ。



いつかぼくにも家族にお別れを言う日がくる。
そんな当たり前のことを、思い出させてくれた本だった。


とりわけ心に残ったのが、
「一人で大きくなったように」という言葉。
親って当たり前すぎて、感謝することを忘れがちだから、まるで一人で育ってきたみたいな感覚になることが
確かにあったりする。良くないこと。

ほんとは、父が頑張って働いたお金を自分の成長のために使ってくれて、
母が毎日自分のためにご飯をつくってくれて、洗濯をしてくれて。


当たり前のことが、本当はどれだけ尊いことか。
家族ってどれほどありがたいものなのか、ぼくにとって、ようやくちゃんと認識できたような気分がする。




こういう本は、愛と死が裏表だから、最近、涙腺がゆるむことが多い。
ぼくはいつからこんなに涙もろくなったのだろうか。


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働く人の夢 : 日本ドリームプロジェクト

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33人のしごと、夢、きっかけ。




・ウェディングプランナー
  やり直しのきかない大切な一日

・花火職人
  まずは自分が調べられる限りの日本中の花火会社に電話をかけ、会社見学を
  お願い。でもすべての会社に断られ、アポなし飛込みで見学を受け入れて
  くれたのが今の会社だった。そこで、給料なしの見習いからスタート

・保育士
  決して自分が好きじゃないときの自分も子どもは見てる。
  それでも「なりたい」なんて憧れてくれる。

・学食のおばちゃん
  夢どころでなく、無我夢中でした。そう、夢中でした。夢の中です。

・社会福祉士
  必死で介護をすればするほど、その人たちの心が自分から離れていくよう
  だった。人としてではなく、仕事としてしかその人たちに接していなかった。

・栄養士
  職場の人たちとみんなで作り上げた料理を、確実に提供すること

・通訳
  言葉が通じるのに、人とちょっと違うだけでこんな仕打ち(いじめ)が
  待っているのかと絶望しました。
  通訳という仕事は、話している人の意図を読まなくてはなりません。
  人と理解し合いたいというミクロな夢は、実はすごくマクロな夢になるのだ

・建築家
  四季の変化を素直に受け入れ自然と共存しようとする、優美で奥深い日本の
  伝統建築に私は魅了されて止みません。
  「家を建てる」事は街の一部を作ることです。
  「アイランドキッチン」という名称で選ぶのではなく「手打ちパスタが作れる
   キッチン」にしたい、というふうに視点を変えると本来の目的が見えてきます。
  「本来の目的」や「内面」を再認識することで、人の心を豊かにする家作りがで
  きると思います。
  「スタイル」への先入観をなくし「内面を大切にする」インテリジェントな
  日本の街を作ること、それが私の夢です。
  スプロール現象…都市が非計画的に無秩序に広がっていくこと

・ワクチン品質管理
  製造工程や記録の確認など監査的なことをする。職場の人からはあまり
  好かれない内容だ。
  ワクチンが良くなれば、娘もその友達も、これから娘が出会うであろう
  友達も助かることがあると思いながら、毎日を繰り返している。

・手話通訳者
  聴こえない子どもたちは、言葉を習得するために厳しい訓練を受ける。
  たとえば先生の咽喉に手を当てて音の響き方を感じたり、顔の前に布や薄紙を
  垂らして吹くことで息の出し方を覚えたり、家中のものにその名前を書いた紙を
  貼り、上手く発音できるようになると剥がしていく。
  手話って美しい。

・新幹線車掌
  少しでも時間から遅れたら、たくさんの苦情をいただく。
  365日無休、24時間営業で初日の出を職場で見ることなんて普通。
  たった1分の遅れが、たった1本の運休がお客様の信用を裏切ることにつながる。

・茶園園主
  今年のお茶は、今年だけのお茶だ。
  誰の人生も、二度とない一方通行の一期一会の人生ですから。

・牛乳屋さん
  受箱に「いつもありがとう」メモ
  この1本の牛乳がお客様の骨を強くし、心も穏やかにしてくれる・・・。
  この1個のヨーグルトがお客様のおなかの調子を整えてくれる・・・。
  この1本の野菜ジュースがお客様の野菜不足を補ってくれる・・・。

・美容師
  心を洗う 心を巻く 心を染める そして心を切れ

・医師
  研修医という隠れ蓑を失った。
  なんとなく、日々の慌しさを無難にすごせるようになった。
  患者様の役に立ててる気がして、調子に乗って努力を怠ることもあった。
  責められるのは自分であっても、傷つくのは患者様だった。
  自分の仕事を怖いと思った。救急車のサイレンの音が不安だった。
  笑顔を守れる医者になりたい。


・ダンサー
  ぐちぐち文句言ったり悩んだりする暇あったら踊りなさい
  言葉を発する前に一呼吸しなさい







自分と違う仕事を持つ人って、いつでもやっぱり興味がある。
どんなことにやりがいを持っていて、どんなことを思いながら仕事をしているのか。




写真で見る33人の顔は、明らかに輝いていた。

どんな仕事でも、人の役に立っている、人を幸せにしているんだ、って思えたら、
それはきっと素敵なことで、それが仕事の原動力になっている人はとても強いと思った。

いつでもそう在りたいものだと思う。




読んでいて、一番心に残ったのが医師である女性の文。

"日々の慌しさを無難にすごせるようになった。"



「忙しい、忙しい。」と言いながら忙しさに慣れてしまったからだと心は、
まんまと「無難」に侵食されているのかもしれないなぁ。
何か新しいことを求め続けようとしていたはずなのに、
いつしか日常がくすんで見えるになっている。
そんな自分に気付かないふりをしている自分を知っているから。






今のままじゃいけないんだと再確認することができた。

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Hiro

Author:Hiro
読んだ本の記録。忘れたくない言葉。

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