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ヘッセ詩集

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ドイツ最大の詩人ヘッセの詩集を読みました。
ノーベル賞を授与された方だけに、内容も深い。




・「私は星だ」
 私は無言の情熱だ。
 家ではかまどがなく、戦争では剣を持たない。
 自分の力のために病んでいる

・「願い」
 私はあなたに、愛してください、とは望みません。
 ただ、あなたがそばにいてくださることを知り、
 あなたが時折り無言でそっと
 手を差し伸べてくださることを望むばかりです。

・「わが母に」
 言いようもなくやさしいあなたというものが
 千もの糸で私を取巻いているのですから。

・「霧の中」
 暗さを知らないものは、賢くはないのだ。

・「幸福」
 幸福を追いかけている間は、、おまえは幸福であり得るだけに成熟していない、
 たとえ最愛のものがすべておまえのものになったとしても。
 失ったものを惜しんで嘆き、
 色々の目当てを持ち、あくせくとしている間は、
 おまえはまだ平和が何であるかを知らない。

・「独り」
 最後の一歩は自分ひとりで歩かねばならない。
 だから、どんなつらいことでも、
 ひとりでするということにまさる知恵もなければ、能力もない。

・「花咲く枝」
 たえずあちらこちらに、私の心は子どものように動く、
 明るい日と暗い日の間を、
 願いと諦めの間を。

・「せつない日々」
 恋もまた死ぬということを、しみじみと知った日から。

・「転機」
 今はもう世界は私のためには花咲かない。
 そこには、どこに行っても変わりないように、私の道のほとりに死が立っているだろう。

・「炎」
 だが、陰気な薄明を通ずる道を行くもの、
 日々の煩いにたんのうし
 生の炎をついぞ感じないものだけは、その日々を空しく失うのだ。

・「書物」
 この世のあらゆる書物も
 おまえに幸福をもたらしはしない。
 だが、書物はひそかに
 おまえをおまえ自身の中に立ち帰らせる。

・「しぼむバラ」
 口づけのように死を飲むことを。

・「新しい家に入るに際し」
 母の胎内から来て
 土の中で朽ちる定めをもって、
 人間は不思議そうに立っている。

・「しおれた葉」
 花はみな実になろうとし、
 朝はみな夕べになろうとする。
 永遠なものはこの地上にはない、
 変化とあわただしい移ろいのほかには。

・「平和に向って」
 私たち哀れな人間は
 善いことも悪いこともできる。
 動物であると同時に神々なのだ!


愛についてと死についての詩が多かったように思いました。
いろいろな表現が、とても素敵でした。



特に印象に残ったのは「幸福」。
自分にも、幸福の意味が何であるかわかる日が来るのだろうか。

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Hiro

Author:Hiro
読んだ本の記録。忘れたくない言葉。

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