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職業婦人気質 (吉行 エイスケ)

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――おしゃれかい。――そうよ、口紅ぐらいつけなくちゃネオン・サインにたいしてすまないわ。

いままでソファの底に沈んで、情婦のつくってくれたあたたかいラム・パンチをのんでいた田村英介

赤い梯子を登った






普段言わないような妖艶な台詞がびゅんびゅん飛び交う著者の作風は非常におもろいのですが、
ぼくには非常に読みづらくもあったり。

「口紅をつけないと、ネオンサインにすまない。」なんて、生きているうちに一回は言ってみたいですね。男ですが。
この台詞、かっこよすぎました。

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女百貨店 (吉行 エイスケ)

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新しい恋愛教科書によった独立の精神をもった彼女たち

影を失った、老いた男

馬の脚のような涙

サラリーメンの洪水のために死骸のような建物の堰が破られて、空にそびえる高楼の窓が花のようにひらくと

するとわしはドイツの軍艦のようなあんたのからだを思う

空はリキュール酒のようなあまさで、夜の街を覆う







大阪万華鏡 (吉行 エイスケ)

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ココア色の女の皮膚

男性を象徴した酒杯に満ちた、白色の酒で唇をぬらした。

美貌な街であった。

平気で汚い紙幣と交換される踊子たちの貞操帯

贅沢な機械でも見るやうに刑事たちが彼女を見た






東京ロマンティック恋愛記 (吉行 エイスケ)

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ダンス・ホールの溶暗のなかで、僕たちは縫目のない肉体のように結びついた

恋を語るには千載に一遇のこの曲

愛情の新らしい鋳型を僕は見出す

女取引所にあらわれる体温によって花咲いた男

華やかにひらいた脣






恋の一杯売 (吉行 エイスケ)

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銀座の市場では阿片の花が陽気に満開し

運命は、いまや惨酷に私に挑戦する。

脂ぽい好奇心

日本を喰いあげた私でさえ、アンナの桃色の乳房、私の身命を賭けて戦う。






独特の妖艶な比喩が一文だけでも多すぎて、内容が掴めなかったという。
素敵なのだけど。理解できるようになりたいなぁ。


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Hiro

Author:Hiro
読んだ本の記録。忘れたくない言葉。

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