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女の一生 (森本 薫)

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焼夷弾の焼跡には棒切れなんか残ってやしません。探したって無駄な事ですよ。

この見渡す限りの焼跡にも間もなく今までの日本とはまるで違った新しい何かが芽をふいて来るでしょう。人間の恨よりもその新しい芽の方にわたしは興味を感じています。


私はわたしの体と心をささえていたものを、一ぺんにへし折られてしまった様な気がします。何をしても無駄な様な気もするし、じっとしてはいられない様な気もするし、ほんとは何が何だか分らなくなってしまっているのです。

実に短い、甘ずっぱい感動

姉さんと知栄ちゃんは太陽と月みたいなものですね。姉さんのいる所には知栄ちゃんはいない。知栄ちゃんのいる所には姉さんの姿がみえない。

間違いと知ったら自分で間違いでないようにしなくちゃ。

結局結婚の相手というものはどうしてもこれでなくちゃというようにして、決るんじゃないってことがだんだんわかってくるような気がするわ。

人間という奴は、何かやると必ず間違いをしないではいられないらしいな。まるで間違いをするために何かするみたいだ。

誰も彼もがお前のように遠慮勝ちの望みを持っていたら、世の中はどんなに穏やかに美しくなるでしょうね。

ひとつの国の言葉がわかるということは、実はその国の文明と人間の特質を会得するということなのだもの。

人間の幸福だとか平和だとかいうものは一枚の紙の表だけみているようなもんだという気がするのだ。幸福で仲間のたくさんいる人間という物は、それだけ不幸で独りぽっちになる機会が多いんじゃないのかね。






言葉が人間をつくっているんじゃないかと、最近そんなことをよく考えてしまいます。
日本人の控えめさも日本語がつくっているんじゃないか、と。
その言語が持つ性質を理解することで、その各々の国の文明が見えてくるのであれば、やはり言語を学ぶということはとてもおもしろいことなのでしょうね。ぼくは英語を学ぶだけで今は精一杯ですが。。。
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Hiro

Author:Hiro
読んだ本の記録。忘れたくない言葉。

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