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ライオンは眠れない : サミュエル・ライダー

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破壊と再生について。



・あらゆるものはうつろいやすいものである。
 怠ることなく、精進しなさい。(ブッダ最後の言葉)

・一葉落ちて天下の秋を知る。葉が一枚落ちたくらいでも、前兆として正しく
 捉えれば天下の形勢を知ることができる

・臆病なネコはネズミさえつけあがらせる

・電車に飛び込む者が跡を絶たないので、プラットフォームは柵で囲われ、
 フォームの先端には大きな鏡が設置されました。
 そこには、次の言葉が一行、書き添えられていました。
 「あなたは、かけがえのない動物です。もう一度だけ自分の姿を眺めてください。
 愛情の目で見なおしてください」

・卵を割らずにヒナは孵らない。壊さなくては新しいものは生まれてこない

・国民は王を信頼し、王は国民をわが身と思って大事とする。両者が信頼しあい一つに
 なったとき、国は治まるし、強い国家が誕生する

・「民は君をもって心となし、君は民をもって体となす」(孔子)
 日本の政治家も国民も、この言葉のもつ意味などすっかり忘れてしまったのでは
 ないでしょうか。

・「破壊」はもう一度やり直したい、良くなりたい、蘇りたいという人々の切なる願い
 が凝集したときに現れるんだ。そういう意味では、むしろ「希望」とか「救い」と同
 じ種類の言葉なのかもしれない。

・縄文時代。1万年以上続いたといわれている。
 大陸から別な民族と文化が流れ込み、滅ぼされた。すなわち弥生時代になる。
 この変わり目に猛烈な「破壊」があった。
 当時の破壊が凄まじかったことは、たとえば弥生式土器では完全なものがたくさん見
 つかるのに、縄文式土器では細かい破片しか見つからないことでも知れる。
 学者はあえて言わないけど、縄文的なものは、それほど徹底して破壊されたんだと思
 う。

・時代が停滞や腐敗をみせると、必ずといっていいほど破壊がやってくる。

・破壊と創造の神、須佐之男。天照大御神(おおみかみ)の弟。
 八岐大蛇を退治した人。

・自分が会社員だとして、その会社が倒産したとする。あるいは、商売で失敗し、
 すってんてんになってしまったとする。ところが、もしかすると、
 これは大きなチャンスかもしれない。生まれ変わるチャンス。生き方を変えるチャン 
 ス。

・破壊は痛みをともなうが、その向こうには必ず再生がある。

・バンク・ホリデー=預金封鎖

・デノミ=デノミネーション=通貨の単位を切り下げること

・小渕首相が、二千円札を出したこと。あれはアメリカの20ドル札とeuの20ユーロ札にリンクさせようとしたもので、デノミを念頭に入れたものだったといわれる。

・日本という国は債務超過で破産の一歩手前、いやもうとっくに破産していてもおかし
 くない状態。平成12年度の国の税収は520兆円。地方を含めた国の借金は666
 兆円。政府が保証した特別法人の借金が250兆円。足すと916兆円。
 税収の17.6倍。

・国民が持っているお金、1400兆円はすでにかなりの比率で不良債権化している。
 政府だから安全と思って預けた郵貯、簡保、公的年金の積立金などが、財政投融資と
 いう形でムダな公共事業に費やされ、そこで焦げついてしまっている。

・なんとか郵貯を民営化して国民の金を守ろうというのが小泉首相の考えなんじゃない
 かな。

・そりゃみんなつらいだろう。苦しいだろう。しかし、辛抱してくれ。その日ぐらしで
 は、長岡は立ち上がれない。あたらしい日本は生まれないのだ。われわれがこの苦し
 みを引き受けなかったならば、つぎの時代の人たちは、また同じ苦しみをしなければ
 ならない。こんな苦しみは、われわれ一代だけで十分ではないか。こんな苦しみを、
 まご子にさせるようなことがあっては、われわれの恥辱だ。あすの日本を考えろ。

・きちんと認識をすれば、こわいものはなくなり、人生も充実して、おのずと楽観的に
 なれる

・バラの花と真実には棘がある。






2001年に出版された本なので、多少内容に現実と差があるが、根本的なものは
この10年間、何も変わっていないように見えた。


個人的にだけど、
国民が王(首相)を信頼できる日が、この日本で来るのかいささか疑問。
どの国でもそうなのか知らないが、政府と国民が信頼し合えない限り、うまくいくことは一つもないのに、
日本国民は政府を批判しすぎのように感じる。メディアがそうさせているのかは分からない。
そして政府もまるで芸能界のように、政府内でのじめじめとした紛争が毎日のようにあり、
お互いを認める、ということを忘れているかのように思う。

そもそも政府というものを頼りすぎだろうと思う。
なんでもかんでも政府のせいにして、逃げているのは国民だと思うのは僕だけだろうか。
そりゃ政府の対応が悪いのは、事実かもしれないが、否定ばかりすると、
マイナスマイナスの方向へしか動いていかないと思う。


愚考でした。



破壊について考えさせられた本だった。
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Hiro

Author:Hiro
読んだ本の記録。忘れたくない言葉。

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