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ジャズ狂時代 (小野 佐世男)

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「ポッポちゃん、おじさんもついでに、よいレッスンをしたよ、ジャズ熱におかされないように、お家に帰ったら熱さましを飲もう……」

日本中の生きものが猫に至るまで、ジャズに浮されているように思われますよ、自動車まで唯今はジャズの調子で、家なんかに飛び込んだりしますし、ジャズ・シンガーやバンドマンの連中はサイン攻めで街も歩けませんよ、

アア世はまるで熱病か台風のように、日本全土は猛烈な勢いでジャズ熱に浮かされているのである。救われざるジャズの群の一人ポッポちゃんも、ここに早や百度程度の高熱患者である。

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短いストーリーではあるのだけど、
日本人の国民性、というか人間性(?)がしっかりと描かれている。
それは、流行に染まりやすいこと。

何かが流行れば、それを追いかけたくなるのが人間の性。
そして飽きがいずれ来る。

そんなことを繰り返して人生は進んでいくのだけど、
なぜ人間は流行りにすぐに流されてしまうのだろうかと考えてしまった。
自分をしっかり持っていないから?
周りの人間と話を合わせたいから?


流行を追うのも一長一短だな、と思った。
まさに台風。まさに熱病。

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Hiro

Author:Hiro
読んだ本の記録。忘れたくない言葉。

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