スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

バカの壁 : 養老孟司

51VH2CV8MbL.jpg

知らぬ間に自分でつくるバカの壁。



・数学くらい、わかる、わからないがはっきりする学問はない

・複数の解を認める社会が私が考える住みよい社会

・人生でぶつかる問題に、そもそも正解なんてない。とりあえずの答えがあるだけ

・自分が知りたくないことについては自主的に情報を遮断してしまっている。
 ここに壁がある


・本当は何もわかっていないのに「わかっている」と思い込んで言うあたりが、
 怖い

・日本には、何かを「わかっている」のと雑多な知識が沢山ある、というのは別もの
 だということがわからない人が多すぎる

・科学は絶対的なものではない

・EQ(感情指数)

・人間はどうしても、自分の脳をもっと高級なものだと思っている。

個性が大事だといいながら、実際には、よそのヒトの顔色を窺ってばかり、
 というのが今の日本人のやっていることでしょう。
 ひたすら個性を美化するというのはウソじゃないか、と考えることこそ「常識」


・今の若い人を見ていて、つくづく可哀想だなと思うのは、がんじがらめの
 「共通了解」を求められつつも、意味不明の「個性」を求められるという
 矛盾した境遇にある

・本来、意識というのは共通性を徹底的に追求するもの。その共通性を徹底的に
 確保するために、言語の論理と文化、伝統がある。

・「個」というものを表に出した文化は、必ず争いごとがある。
 若い人への教育現場において、おまえの個性を伸ばせなんてバカなことは
 言わないほうがいい。

・個性は脳ではなく身体に宿っている。

・知るということは、自分がガラッと変わること

・意識にとっては、共有化されるものこそが、基本的には大事なものである。
 それに対して個性を保証していくものは、身体であるし、意識に対しての無意識
 といってもいい。今の人は夢にもそう思っていない。まったく逆に、意識の世界
 こそが個性の源だと思っている。

・ある程度の大人になると、入力はもちろんだが、出力も限定される。
 仕事が専門家していくということは、入出力が限定化されていくということ。

・「旅の恥はかきすて」とは、日常の共同体から外れてみたら、いかに普段の制限が
 うるさいものだったかがわかった、ということ。

・寝ている時間というのを、今の人はおそらく人生からはずして考えている
 若者はとにかく起きていようとする。

・脳のシワと頭の良し悪しは関係がない。利口、バカを何で測るかは、結局、
 社会的適応性でしか測れない。


・学問というのは、生きているもの、万物流転するものをいかに情報という
 変わらないものに換えるかという作業。それが本当の学問。

・基盤となるものを持たない人間はいかに弱いか







2003年ぐらいの大ベストセラー。


強めの言い回しが多いので、著者の「今の若い人たち」への愚痴っぽさも強く感じてしまい、
読んでいてときおり不快にもなるのだけれど(まだ自分自身を今の若い人と思っているからだろうか笑)、
正しいことをおっしゃっていると思うのも確かか。



自分自身で知を阻害するものをつくりたくないものだと改めて思った。


スポンサーサイト

Pagination

Utility

Profile

Hiro

Author:Hiro
読んだ本の記録。忘れたくない言葉。

Category

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。