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十年不倫 : 衿野未矢

10years love affair

不倫の本音を聞けるノンフィクション。


浮気と不倫のちがい
 浮気・・・一時の気の迷いやその場限りのお楽しみで終わる一過性の関係
      本人たちも恋人同士という自覚は薄い
 不倫・・・精神的な結びつきがあり、それを持続する意志を共有している関係


・「相手を100%信じることができないのが、とても辛かった」
 「妊娠したと伝えたら即答でおろしてくださいと言われた」

・考えてみれば現代社会を語るのに欠かせない「初婚年齢の上昇」「少子化」
 「離婚件数の増加」は、同時に「不倫の起こりやすい社会」であることを示す
 キーワードでもある

・いちど不倫を経験すると、既婚者が恋愛対象に入ってしまう

・知られないようにすべきだと考えています。無理をしていないから、怪しまれる
 ようなこともないと思う

友達と恋人の真ん中みたいな、楽しい関係

不倫ではない恋人や友人との関係でも、旅行は間柄を一歩深める。
 さらに不倫カップルにとっては、不倫につきもののモヤモヤをリセットし、
 長続きさせる効果をもたらす
のだ。不倫カップルにとって、旅行とは、ひとつの「橋」を渡り、次のステージにうつったことを意味するのだ。

・人を部屋に入れるということは、自分の生活ぶりや、受けてきたしつけ、価値観など
 素顔を見せるのと同じだ。

・手の内をさらけだした側は、どうしても弱い立場になる。

・旅行する、部屋に入れるというのは、彼を生活の一部に繰り入れるということ。
・いったんできあがった日々の暮らしをくつがえすのには、大きなエネルギーがいる。

・既婚男性と恋人関係になるとは、彼の嘘を認め、受け入れ、共犯者になるという橋を
 渡ることに他ならない。

・不倫という関係は、社会のひずみが生んだ心のほころびを縫い合わせている

・「不倫といわないで」という発言のパターン
 これに類する発言をする女性は、恋人のことを本気で好き、あるいは本気で好きだと
 思い込んでおり、「不倫したかったわけじゃないの。好きになった人に、
 たまたま奥さんがいただけ」と考えている。つらい恋をしている自分に酔うタイプ。
 男性たちが口にしがちな「妻とは冷え切っている、好きなのは君だけだ」という、
 陳腐とも受け取れる言葉を素直に受け止める。会社の経費で愛人と遊びまわるせこさ
 を「彼にはそれだけの力がある」と理解する。

・「結婚する前に出会いたかった」既婚男性がシングル女性を口説くときの常套句。
 すでに生活の一部になっている彼女を手放したくないが、責任はとりたくないし、
 夫婦の仲も良好だから、離婚に踏み切る理由もない。

・結婚願望と頑固なヨロイというズレに、不倫はぴたりと貼りつく

・「純粋な気持ちで不倫する男なんて見たことないから、不倫したことがある女は、
 遊ばれた女に見える」「女性は不倫も恋愛の一種だと思っているかもしれないが、
 大半の男は浮気だと思っているはず」

・長年、浮気調査を手がけてきての実感。「不倫する男は好奇心、向上心、バイタリティーがあり、女性にとっても魅力的なのではないか。英雄、色を好むは本当だと。」

夫は最後は妻に戻る。不倫は、生活、お金、考え方の違いも関係ない、都合のいい
 間柄だからつづく


・ばれずに不倫を長く続けるコツ
 まずは会う回数を絞ること。うまくいっているケースでは、月に1-2回というのが
 多い。それから現地集合・現地解散。回数や会う場所について、はじめにルールを
 決めておくのも有効。

・夫が10年も不倫しているのに、まったく気付かない妻がはたして存在するだろうか。
 答えはイエス。

・意外なことに、妻を裏切って不倫する男性は「奥さんに従おうとするのが基調」
 「妻に従おうと我慢し、緊張している人が多い。ではなぜ従うのか?
 それは見捨てられ不安が根底にあることが多い。いい夫、男、父ができなくなった
 ときの不安も抱えている。それを続けようと我慢や緊張や不安で消耗し、
 きつい自分を棚上げして不倫をする」

親密とは、自分をひらき、わかちあうこと。自己評価が低い人は、それがこわい。
 奥さんと向き合うのを避けるために、仕事、酒に逃げるように、不倫に逃げる。
 不倫関係にケアを求める

見捨てられ不安が強い男性は「自分が相手を見捨てる」ことに強い罪悪感を
 おぼえるために、妻も愛人も切りきれず長期化します。


・印象ですが、不倫している親の子は不倫し、離婚している親の子は離婚するという
 傾向が明らかに存在する

・なんといっても「一人の家庭」は快適だ。

・十年不倫の女たちには、不倫という関係を許容する中で、清濁あわせのむすべを
 心得、達観したようなところがある。自己抑制もきいている。いざ別れるとなれば
 スパッと決断する強さもある。

・どれほど尽くしても、どんなに同情すべき点があっても、家族から見れば彼女は敵
 であり、社会や法律の保護は得られない。十年不倫を続けることは、「困難に
 ぶつかっても自助努力で解決していきます」と宣言するのと同じこと
なのだ。









浮気と不倫の違いについて考えたことがなかったので、定義が面白いなぁと思いました。
不倫をする男性というのはぼくから見ればたしかに人間としての魅力を持っていながら、重大な部分が欠陥しているように見えます。
腐りかけた道徳心というか、頭のねじを間違えた場所に埋め込んでいるというか、精神的な部分が。


別に不倫を肯定されている方は見る必要がないと思うのですが、
もし不倫で苦しんでいる女性がいたら、この本を読むことを願っています。
けっこう助けになるのではないかと思います。







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Hiro

Author:Hiro
読んだ本の記録。忘れたくない言葉。

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